要点を書いたメモをちらちらみながら話していた。内容としては自分の言いたかったことは話せたと思う。これは2カ月前よりも進歩した。ディベートじゃないのだから、自分の意見を一方的に話すだけでいい。それなのに、頭の中で『あれ、さっき「思います」っていう文末にしたから、次は違う表現にしなくちゃ』なんて少し先を考えながら話しているので、途中でしどろもどろになってしまった。
要するにボキャブラリーが少なすぎて、表現が陳腐になってしまうのだ。話しているうちに自分でそれに気付いてしまうほどなのだから情けない。「これが私」と腹をくくって陳腐な表現のまま押し通せばよかった。原稿を完ぺきに準備してそれを朗読する形にはしたくないので慣れるしかない。
この2カ月でスピーチやプレゼンについての実用書を何冊か読んだ。一向に効き目を実感していないのだが、ふらっと入った本屋で池上彰の「<わかりやすさ>の勉強法 (講談社現代新書)」を見つけてつい買ってしまった。先日会った友人が「池上彰さんて話がうまいよね〜」とベタ誉めしていたし。何もやらないよりはいいだろうと信じ、この本を読んでみよう。
オススメの本!ということではなく、あくまでも「アタシの性に合った」という意味での紹介ですが、個人的には大変に役立ちました。
アタシは、ご自身のプレゼンを客観的に評価されて欠点を改善しようとしてる(であろう)らくださんのあり方が大好きです。きっと御本人が思う自分への評価以上に、受け手には好評なのではと想像しますが、客観的自己評価に基づく改善は大事ですよね!私自身は自分の研修DVDを何度も見直してましたが、「わぁ自己愛強い♪」みたいな解釈をされることも多く、反論しなかったけど(それはいかん)内心「ば〜か」と思ってました。ヤな奴です(苦笑)
そして、自分にとっては「次こそ!」であっても、受け手には「この1度」なんですよね。
ううむ、日々精進。
ありがとうございます。その本、早速本屋で中を見て、私にも参考になるところがありそうだったら購入しようと思います。「理系の」って言葉に弱いです。ガチガチの文系ですから、自分には理解できないかもしれない…って。一種のコンプレックスですね。
担当者からDVDが送られてくるのですが、自分を客観的に見るのって、慣れていないと結構つらいものですね。最初は柱の陰にかくれて音声だけ聞いていました。家族は「口の周りにご飯粒ついていなかったし、うちにいるときとは比べ物にならないくらいマトモそうに見えたよ」という反応しか返って来ません…。