2010年04月05日

外国人注目の観光スポットに変化

 去年も書いた「外国人注目の日本の観光名所ランキング」の2009年版が先日発表された。旅の口コミサイト「トリップアドバイザー」がまとめた調査で、総合ランキングだけだった去年とは変わり、アメリカ、ヨーロッパ、中国を対象に調べた調査結果になっている(トリップアドバイザーの公式サイトにある調査結果)。

 欧米での一位が六本木ヒルズなのに対し、中国はなぜか難波・道頓堀。逆ならまだ理解できるのだが、欧米の人が六本木ヒルズなんかに行って楽しいのだろうか? 上位10位までのランキングの内容は以下の通り。
◆アメリカ
 1位 六本木ヒルズ
 2位 築地市場
 3位 TDR
 4位 ポケモンセンター
 5位 浅草寺、浅草観音堂
 6位 清水寺
 7位 大江戸温泉物語
 8位 スパワールド
 9位 USJ
10位 新宿御苑

◆ヨーロッパ
 1位 六本木ヒルズ
 2位 浅草寺、浅草観音堂
 3位 TDR
 4位 ポケモンセンター
 5位 USJ
 6位 清水寺
 7位 築地市場
 8位 鞍馬温泉
 9位 祇園
10位 大江戸温泉物語

◆中国
 1位 難波・道頓堀
 2位 浅草寺・浅草観音堂
 3位 清水寺
 4位 USJ
 5位 海遊館
 6位 TDR
 7位 中之島
 8位 築地市場
 9位 秋葉原電気街
10位 新宿御苑

欧米の11−20位は上記リンク先を参照。中国については10位までしか発表されていない。
 昨年のランキングに比べると、顔ぶれがちょっと変わったなぁという印象。私が関心を持っている温泉部門を見ると、昨年は総合13位に入ったスパラクーア(東京)と16位に入った宝川温泉(群馬)が3種どのランキングにも入っていない一方、鞍馬温泉(京都)がアメリカ12位、欧州8位と躍進しているのが目に付いた。理由は分からないけれど、温泉にも流行り廃れがあるのだろうか。大江戸温泉物語(東京)とスパワールド(大阪)は欧米いずれも20位までにランクインしていて、特にアメリカ人に人気がある様子。中国のランキングは10位までに温泉が入っていないのは、温泉よりも観光と買い物重視ってところだろうか。

【参考】昨年の同調査について書いた記事(2009年4月2日)
    
posted by らくだ at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする
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