2010年03月31日

春子ばあちゃんからの電話

 夜の11時前に電話が鳴った。そんな時間に電話が鳴るっていうのも珍しい。そもそも固定電話なんて随分前から仕事専用になっているから昼間しか鳴らない。親戚に何かあったのだろうかと不安に思いながら出たら、台湾の春子ばあちゃんだった(3月10日付の「2人の陳さん」を参照)。

 私の送った写真が届いたとわざわざ電話をくれたのだ。旅先でお世話になった人にはできるだけ住所を聞いてお礼状を送るようにしている。それが届いたと連絡をくれる人はごくわずかだ。相手の好意に対するお礼状だからそれ以上何かを期待しているわけじゃないのだが、やはり連絡をもらうとすごく嬉しい。

 春子ばあちゃんは相変わらずで「昨日は(私と会った)温泉に泊まってきたよ」「あさっても泊まりに行く」「写真を送ってもらったから、こちらからも何か(骨董品を)送るから」「この間は突然だったから、うちに呼んであげなくて悪かったね」などと言う。

 こちらは「偶然に会えただけでも本当に嬉しかったです。何もいりません。希望があるとすれば、次に台湾に行くときにまた会いたいです」と言っているのに、「いや、何か送るから待っていなさい!」と頑固だ。「日本語の手紙を読んで嬉しかったからまた頂戴ね」と言うので、「もちろんまた送ります」と約束した。手紙だけじゃなく私自身のことも「早くまた来なさい」と待ってくれている様子だ。

 ひとしきり話したあと、「そっちは今何時? え、10時50分? 台湾よりも1時間進んでいるね。早く寝なさいよ」なんて言う。なんだか本当のばあちゃんに心配されているみたい。電話を切ってからウフフ…と一人で笑った。

 先日の旅で春子ばあちゃんに出会ったことで、私はますます台湾に吸い寄せられていきそうな気がする。
     
タグ:台湾
posted by らくだ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする
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