修理の人がやけに早く帰って行ったなぁと思ったら、エアコンは壊れていなかった。2日前はあまりにも寒かったので、エアコンが稼動する前に「霜取り機能」とやらが働いたんだそう。そうすると暖かい風が出てくるまで十数分かかるんだそう。この修理の人、きょうは我が家が2軒目で1軒目もまったく同じだったとか。要するに壊れていないエアコンの「修理」で2軒も無駄に回ったってワケ。何も直さなかったため、我が家まで出向いてくれたのに無料だった。すいません…。
エアコンの取り扱い説明書には「室外機に霜がつくと霜取り機能が働く」という記述はあっても、あまりにも寒いとそうなるとは書いていない。だから説明書を読んでも、我が家の症状がそれだと認識できなかった。
さらに、メーカー側の修理依頼受付もサービスセンターに一本化され、あらゆる製品の修理依頼を受け付けているから、その場で柔軟な対応ができないという。昔は技術者が電話に応対していたから、その場で「霜取り機能」の可能性を指摘することもできたそうだ。
本社サイドでは効率アップかもしれないが、現場では恐ろしく非効率な仕組みだ。そのしわ寄せを被っている修理の人には心から同情する。どうもありがとうございました。そしてこれを読んでいるあなた、さむ〜い日にエアコンが動かなくなったら「霜取り機能」を疑いましょう。
書いてあります。
「ゴー、しゅわしゅわっ、はうー」という苦しそうな音がします。