2004年05月07日

民主党が終わった日

 菅民主党代表は退路を断たれちゃったって感じだ。きのうは、未納3兄弟について「激しく攻撃したことが自分に跳ね返ってきた。少しやりすぎたとの反省もないわけではない」とか弁明していたので、『反省のベクトルが逆方向を向いてるよ! スットコドッコイ』と思っていた。そしたら、きょうの午前中に福田官房長官が突然の辞任表明。あら〜やられたって感じだった。

 これから菅代表が党首を退いたとしても(本人はそのつもりないらしいけど)、後追いの感が強くてイメージアップは望めそうにない。一方、このままいけば7月の参議院選挙は惨敗して結局引責辞任は避けられないと思う。要するに本人にとっては「去るも地獄、残るも地獄」だ。

 日本にもいよいよ2大政党制の時代が来そうだとメディアにもてはやされてから、わずか半年しかたっていない。まさかこんなことになろうとは思ってもいなかった。マニフェストなんて分かりにくい横文字は使わなくていいよ。でも、筋は通そうね。もうちょっと手遅れかもしれないけど。民主党の若手議員もかわいそうだな。このままいったら参院選惨敗で新党結成、民主党は空中分解って可能性もありそうだ。

 自民はこれで参院選も楽勝か…。福田官房長官については、これまで言ってきたこととやってきたことの格差を顧みれば引責辞任は当然だけど、それにしても晴れやか表情をしていた。ここで自ら退けば一休みの後でまた中枢への復帰も可能と読んでいるんだろう。この勝負、どうみても民主党の負け。

【関連バックナンバー】
未納8兄弟(うち1人は腹違い)(4月28日)
posted by らくだ at 23:14 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内ニュース | 更新情報をチェックする
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