2010年02月09日

「ダメな日本」報道にショボン

 最近、英語力の低下を痛感、移動時などの空き時間にPodcastで取り込んだ英語のニュースを聞くようにしている。海外メディアを通して見る日本像に違和感を感じることもある。

 例えば、トヨタのリコール問題について、どこかのニュース(まぜこぜにして聞いているのでどこのか忘れた)で「日本は『トヨタ・ランド』とも言われている」なんて言っていたが、私はこれまでにトヨタ・ランドなんて言葉を一回だって見たこともり聞いたこともない。そんな言葉が日本を意味するなんて初耳だった。

 しかも、何十年も続いた自民党支配の終焉、JALの倒産、デフレの再来といった問題にトヨタのリコール問題が追い打ちをかけているんだそう。確かにそうやって並べると「ダメな日本」を表現しやすいんだろう。聞いていると暗〜い気持ちになってくる。

 しかし、自民党の敗北とトヨタ問題を結び付けて考えたこともない私は素直に受取れず、穿った見方に思えてしかたなかった。逆に考えると、こんな風に報道されるってことは、海外での「日本車神話」がガラガラと音を立てて崩壊中ってことなのかもしれない。クライスラー化するトヨタまで視野に入れているのか?

 日本に関する明るいニュースを考えてみたのだが、確かに何も思い浮かばない。なんだか悲しい。
    
posted by らくだ at 22:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
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