2010年01月24日

年賀ハガキ当選にまつわる怖い話

 お年玉付年賀ハガキの当選番号が発表になった。珍しく発表当日に確認。私宛で1枚、夫宛てで1枚、夫との連名宛てで1枚、合計3枚の年賀切手シートが当たった。

 お年玉付年賀ハガキといえば、つい先月友人から怖い話を聞いたばかりだ。仮に友人をAさんとしておく。そのAさんは学生時代からの友だちBさんと毎年欠かさず年賀状を交換していた。数年前のお年玉付年賀ハガキの当選番号発表日、Bさんから久しぶりにメールが送られてきたそうだ。その内容は…

 「私があなたに送った年賀ハガキで特産品が当選しました。私の買ったハガキが当選したので、当然私にも受け取る権利があるはずです。直接会って分けるのでは時間も手間もかかるので、商品はすべてあなたにあげますから、現金3000円を以下の私の口座に振り込んでください」

 こわい、あまりにも怖すぎる話だ…。世の中にそんな人がいるんだぁ、と驚愕した。このBさんていう人は、自分が送った年賀状の番号を全部控えていたわけでしょ。それだけでも信じられないのに、自分の送った年賀状なんだから賞品を受け取る権利があるっていうのも私の理解力を超えた発想だ。

 Aさんは当選番号なんてチェックしていなかったので、メールが来るまで当選したことも知らなかったそうだ。それにその賞品の特産品とやらがどんな内容でいかほどの価値があるのかも全く分からなかったそう。怖くなって手紙に「どうぞBさんが受け取ってください」と書いてBさんからの年賀状とともに送り、それきり連絡するのをやめたそうだ。私も多分そうするだろうな。

 Bさんみたいな人ってほかにもいるんだろうか? 年賀切手シートって確か50円と80円とで130円分。送り主が『半額の65円分を返せ!』なんて思っていないといいなぁ。
    
posted by らくだ at 22:50 | Comment(7) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
怖い話ですね。

「お年玉」付き年賀ハガキだから、
相手には年賀状と「お年玉」を付けて渡した、ってことですよね?
それを回収しようという魂胆がすごすぎる。

別の言い方をすれば、
ポチ袋に宝くじを入れて渡したものの、
当たっていたら、返してくれって発想と同じ気がします。

そういえば、
女子高生同士で200円貸し借りして、宝くじを買ったら、借りたほうが数億円当たり、貸したほうの家族(両親含む)から、半分よこせと要求があったという話をテレビで聞きました。
結局、1/3程度で話はついたそうですが、要求したほうはどこかに引っ越していったそうです。

お金って人を変えるんですね〜。
怖い怖い。
Posted by うに at 2010年01月25日 17:41
私も以前誰にどんな番号か行ったか控えていました。というか年賀状送るリストを作りその順に書いていたので買ってきた葉書の番号通りになっていたので最初の番号だけ控えておけばだいたいわかるわけです。
もちろん当たったからよこせなんて事は言わないですよ。たぶん当たっているから調べてみてと言ったことはあります。
最近は数種類のデザインを作りそれからそれぞれの人にどれが良いか考えながら送っているので番号がわからなくなりました。
さて今年はまだ調べていません。
末等の切手シート以前は100枚に3つあたりがありました。また葉書5円の時代は切手シートには5円の切手4枚付いていて葉書なら4通手紙なら2通出せたのに今では各1通づつしか出せません。こんな所でもケチっているんですね。
葉書5円の時代は年賀状だけは4円で出せたのにねぇ。
Posted by ナッカー at 2010年01月25日 21:36
>うにさん、
こういう人って頭の仕組みが一般人とは違って何でも自分に都合よく解釈できるみたいです。

「お年玉ハガキと書いてあって、私からあなたにお年玉をあげたつもりはないので、郵便局から私へのお年玉だ」とか言われたそうです(正確な表現は忘れましたが、こんな論調だったはずです)。

その高校生の話は知りませんでしたが、たかだか200円で人生が変わってしまうんですね。本当に怖い話です。

>ナッカーさん、
そっか、1枚の番号をひかえてあとは順番に書いていけば全員分が分かるんですね。几帳面ですね。

私は適当に自分だけの友人、2人共通の友人みたいにまぜこぜで書いているので、たとえ最初の番号を控えていてもムダですが。

葉書5円の時代は年賀状だけは4円で出せた…というのはさすがに記憶にありません。子供のころの趣味が切手収集だったので5円切手がオシドリの絵だったのはおぼろげに記憶しているのですが、官製はがきがどんなだったかも覚えていません。

5円時代よりもあとでも年賀切手シートって4枚入っていませんでしたっけ? それが3枚になって2枚に…。昔は切手の当選番号も4組から5組ぐらいありましたよね。どんどんケチになっていきますね。
Posted by らくだ at 2010年01月26日 20:34
>頭の仕組みが一般人とは違って

3000円で失ってもいい友情ってあるんですね。
だったら、最初から年賀状なんて出さなければいいのにと思ってしまうのは、「フツーの人」の感覚なんでしょうね。


Posted by うに at 2010年01月28日 20:11
Posted by 通りすがり at 2010年01月29日 22:21
>通りすがりさん
わざわざ教えていただきありがとうございます。

>うにさん
上記の通りすがりさんのリンクによると、こういう人ってどうも一定数いるみたいですね。こちらの人は130円で友人関係が途切れちゃったみたいで、他人事ながら情けないです。
Posted by らくだ at 2010年01月30日 22:50
は〜い!
はがき7円の時代もお年玉切手シートは7円切手4枚でした。でもその時は封書15円だったので封書出すには足さないとだめでしたね。
その後はがき10円の時代には10円切手が3枚になった様に思います。
今年の年賀状ざっと調べたところ切手シート2枚しか当たっていませんでした。200枚近く年賀状あったんですがね。毎年のことなんですが確率悪いです。
Posted by ナッカー at 2010年01月31日 22:38
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック