2009年11月23日

2位じゃダメ

 読売に菅さんの発言として「スパコン関連予算の凍結を見直す」と出ているのを見て、スパコンなんてものと全く無縁の世界を生きているオバサンの私でさえ、なぜか『あぁよかった』と安堵した。しかし、続報を見ると、行政刷新相の仙谷さんが「見直しには慎重に対応」と言っているそうで、どうなるか分からない。

 事業仕分けについては丹念にフォローしているわけじゃなく、テレビなどで断片的に伝えられるのを見ているだけ。それでもR&Dへの風当たりは随分厳しいなぁ、これからの5年、10年で日本の競争力がガクンと落ちちゃうんじゃないかな〜と心配になっていた。

 確かにR&Dは緊急性を主張するには向かない分野であり、あのような場面で素人相手に必要性を説明するのは大変むずかしいだろう。蓮舫が「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」と言った場面、テレビに向かって「2位じゃダメなんです!」と真面目に返事をしてしまった。

 だってこれ、金メダルを目指している人の育成費を減らそうと本人に向かって「金メダルを取る理由は何があるんでしょうか? 銀メダルではダメなんですか?」って言うのと同じなんじゃ? しかし、そんなことを言い出す相手にどう説明しろっていうんだろう。とてもとても「話せばわかる」なんて相手じゃなさそうだ。

 仕分け会議は一般的には高く評価されているそうで、産経FNN合同調査だと支持率9割弱! 確かにムダの洗い出しは必要。でも、あのやり方は、たとえてみれば、水戸黄門の最後の5分を繰り返し見ているよう。どうも一方的だし、パフォーマンスがかって見えてしまう。何もなかった従来よりもマシと思うべきかもしれないが、手放しで喜べないものを感じる。
    
posted by らくだ at 20:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 国内政治 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その「世界一でなければ意味がない」という主張が良くなかったという意見もあります。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1249777100#CID1258176330
すぐに二位に転落するのは明らかなので、むしろ「一位でなくても、これだけの計算能力があれば将来も成果をあげられます」という趣旨でプレゼンすれば良い結果が出ていたのかもしれません。
Posted by satl at 2009年11月23日 22:31
>satlさん
初めましてでしょうか? 参考サイトへのリンクをありがとうございます(レベルの高いサイトですね)。

確かに教えていただいた書き込みはごもっともです。しかし、あの場であのように言われたら理路整然と説明できるか…。今となっては、言った方と言われた方のどちらにとっても不幸な場面だったように感じています。
Posted by らくだ at 2009年11月24日 21:04
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