彼はユタ州立大学に通っていた67年の春、ユタ州内のガソリンスタンドで、カウンターに財布を置き忘れた。ガソリンスタンドの主人はシュミットさんが取りに来るだろうと思って引き出しに入れておいたらしい。
それから数十年、ガソリンスタンドの主人はたぶん亡くなったことと思うが、その義理の息子テッド・ナイマンさんが荷物を整理していて財布の存在に気づいた。
中に入っていたのは5ドル札と8セント切手、ユタ州立大の学生証。ナイマンさんはインターネットでシュミットさんがバージニア州に住んでいることを突き止め、財布を送り返したという。なんて律儀な人なんだろう。
ちなみに当時8セントで送れた郵便物は、今では39セントの切手が必要だという。
【参考】Lost wallet returned 39 years on (BBC)