私に言わせるとアイスランドの国民食はホットドック。食事に困るアイスランドでホットドックだけは比較的簡単に買える。ホットドック屋が多いというよりも、飲食店に占めるホットドック提供店の割合が大きいと書いた方が正確かも。揚げ玉ねぎなどが入っていてマスタードの味もちょっと甘め。何回か食べた。190−260クローナ(140−190円)と、アイスランドでは珍しく安さを感じた食べ物。(写真左)南部の町セルフォスのガソリンスタンドでホットドックを買ったところ。(写真右)クリントン元大統領も訪れたというレイキャビクのホットドックスタンド。この暗さで夜11時近く。
泊まったところで朝食付の宿は1軒、前日に予約すれば別料金で朝食を出してくれるところは2軒あった。2軒のうち高い方(1300クローナ=950円)の朝食。ハムやチーズ、野菜、フルーツ、パン、ヨーグルト類、シリアル、コーヒー、ジュースがあってセルフサービスで食べる。
ガソリンスタンド併設のカフェテリアで食べた「本日のスープ」セット。ラム肉が入っている。1095クローナ(800円)。
同じくガソリンスタンド併設の食堂で食べたバーガー。いくらだか忘れた。メニューを見ても何バーガーか分からなかったので、好奇心からこれにした。注文時に「フレンチフライはバーガーに添えてあるんじゃなくて挟まっているけどいい?」と確認された。これがアイスランド風?
これもガソリンスタンド併設のカフェテリアで食べたランチセット。ニョッキのトマトスープにラムの煮込み、マッシュポテト、野菜、パンとコーヒーがセットで1400クローナ(1030円)。この食事が一番お得感があった。
アークレイリのレストランで食べたマス(ケイパーバターとエビのソース、マッシュポテト添え)はパン付で2390クローナ(1750円)。ちょっと味が濃かった。
ボルガーネスのレストランで食べたマッシュ(ト)フィッシュ。マッシュポテトにタラらしき魚の肉が混ざっている。なかなか美味でペロッとたいらげた。2100クローナ(1500円)。
B級グルメに人気らしいレイキャビクのシーグリフィンという食堂。又の名をシーバロンという。有名なのはロブスタースープ。パン付で1100クローナ(810円)。かなり味が濃い。ごろごろ入っていると聞いていたロブスターはコロッ程度だった。コリアンダーの風味が強いので苦手な人にはお勧めしない。
こうしてきちんと円換算してみると、全般的に思っていたほど物価は高くなかったかも。ただ、バリューという点でみるとお得感のある食事はほとんどといっていいほどなかった。
最後は私たちのサバイバルフード。魚肉ソーセージ入りラーメンとアルファー米で作ったおにぎり、魚の缶詰が並んだ。わびしく見えるけれど、みんなでわいわいと食べればそれだけで楽しかった。
いろいろ食べられたんですね〜(^^)
写真で見ると、おいしそうに見えます。
確かに、日本円で換算するとそれほど高くないですよね?クロナ安のいい時期に行かれましたね?
これまでは、外食が高くてちゃんとしたレストランではほとんど食べてません。だって、スープと魚のメインで一人8000円ってありえないですよね?2002年頃の話ですが、当時で1クロナ=1.5円くらいだったと思います。昨年の経済危機前は2円近くまでいってたみたいです。
ほとんどを輸入に頼ってるから、ある程度高いのは仕方ないにしても、高すぎて自分がとっても貧乏になった気がしました。
2001年発行のロンプラ第4版には、アイスランドは輸入に頼っているので、物価が高い。ただし、日本だけが唯一「アイスランドより速く旅費を消費させる(直訳)」と書いてあって、「そんなバカな」と思いました。
続く2004年の第5版のロンプラには「物価はとにかく高い」といったことが書いてあります。日本よりどうだとかどこにも出てません。そうだろそうだろ(笑)
第6版は持ってないけど、今後出る第7版になんと書かれるか、楽しみですね。
彩りもいいし^^
お値段もまずまずですね。
ハンバーガーは面白いです!!
ただ私の場合ラム肉が苦手なんです。
ラムが多いようなので私には厳しいなぁ
なんて思いながら読ませていただきました。
昨日沢木耕太郎氏の「旅する力」を読んだ
んですが、なんでも食べられるってことが
結構重要なようですね!!
「高い」と思いこんだのは訳がありまして、なんとなくクローナと円を等価で考えていました(単に円換算するのが面倒くさかっただけです)。
確かにクローナが安くなった時期に行けてよかったです。今日現在のレートで1クローナ=0.729円と出てきますから。
ん〜でも、最近何年も欧米を旅行していなかったから、やっぱり高く感じました…。最後にユーロ圏に行ったときは130円くらいだったと思います。
で、ロンプラの第6版をチェ〜ック!「アイスランドは物価の高さで有名だが、少し注意深く計画すればかなり節約できるし、ちょっと贅沢を楽しもうと思っている人にとってみれば、物価は他の北欧諸国に比べてそれほど高くないだろう」となっています。次の版は情報がかなり改定されるんでしょうね。物価の項目はどうなるのかな?
>ケイトさん
残念ながら肉はラムが多かったです。どこにいっても羊はかなり見ました。私はラムならマトンよりも食べやすくて、クセも気になりません(鈍感なので)。なんせオーストラリアでワニやカンガルーの肉を食べてきたくらいですから。
友人は馬肉のステーキを食べていました。1口分けてもらいましたが、私の舌じゃ言われなかったら牛肉だと思っていたでしょう。
庶民的な食堂っぽい店だとバーガーとかピザ、あとはメキシカンのタコスやファヒータなど、だいたいメニューが決まっているので飽きてしまい、なるべく日替わりのあるところで食べていました。
といっても、ほとんどの日は店を選ぶ余裕なんて本当にありませんでした。こんなに食事の心配をした旅は初めてでした。
レイキャヴィーク港のロブスタースープ、あたしが食べた時にはコリアンダー風味は感じませんでした。器も違うな。ホットドッグには随分お世話になりました。どこでも見つかるし唯一気軽な値段だし。ラムスープはやや気軽な食事として最高に好きです、疲れた身体に栄養が身体にしみわたる気がする〜。
しかし、何度か行ってるクセに食べ逃しているタラ入りマッシュポテトとラムの煮込み、くやしい、先を越された!どちらもとてもおいしそうです。フレンチフライ挟んだバーガーは見たことないけど、そういえばアイスランドでハンバーガー食べた事(いや見たことも)まだ無いんだった。なんだかとてもおいしそうにみえます…
それにしても… 毎日みてるアイスランドのニュースサイトで、1isk=1.3円くらいだったので、ここで安定してるのかと思っていて、この記事拝見して早速google調で0.7くらいと!おどろいた!安い!安いよ! 2円弱の時にも行っている身としては、この記事の円換算価格は目の毒です(笑)
私は現地の食べ物をいろいろ試したい人間なんですが、今回はもう何回もアルファ米のお世話になっちゃいました。それでも「食事する店が全くなくて宿に食事の予約を入れていないと食いっぱぐれる」と聞いていた割に、ガソリンスタンドにたどり着けばどうにかなって一安心でした。
まともな店に入ったときはメニューを見ると、2000とか3000とかの値段の料理がずらっと並んでいるので、いつも一番安めなのを頼んでいました。私と友人1人はお酒を飲まないので水で済ませていたし、デザートも頼みませんでした。
やっぱり、今現在でもかなりのクローナ安だったんですね。それでも物価の安さは感じなかったので、それまでが私の想像を絶する高さだったってことですよね。物価の上昇も激しいとは聞きましたが、為替相場の下落を穴埋めするほどの値上げは無理でしょうし…。アイスランド人の生活はどうなっているのか不思議でしょうがありません。
シーバロンのロブスタースープは、枝ごとコリアンダーが入っていたので、いくらズレてる私でも勘違いしたってことはないと思います。レシピが変わったのかな? ちょうどアイスランドの連休中だったので、店先に「人出が足りなくてメニューが一部提供できません」と張り紙がありました。ひょっとしていつもの人がいなくて違う味になっていたのかも…。