2006年01月29日

日本とパキスタンのマラソン

 大阪女子国際マラソンは下馬評通りヌデレバ選手が勝った。注目している選手が出ていなかったので、私は生中継は見なかった。波乱なき大阪女子マラソンとは対照的に、海外では命がけのマラソン大会がきょう開かれる。

 それはパキスタンの大都市ラホールで開かれる2回目の国際マラソン大会。男女混合で開催されることから、イスラム教の保守派が女性は個別に室内で開かれるレースに参加すべきだと反発。27日の抗議行動に警察は催涙ガスなどで対抗、少なくとも160人を逮捕したという。

 レースは42.195キロのフルマラソンのほか、10キロと5キロの部があり、全体で1万5000人が参加申し込みをしている。海外からも47人のエリートランナーが参加する(日本とパキスタンの時差は4時間だから既にレースは終了しているはずだが、情報はまだ見つけていない)。

 昨年の第1回大会は男女混合ながら平和裏に開催されたが、その後、別の都市で開催された男女混合レースでイスラム教保守派がランナーに危害を加えていた。

 こんな話だけ聞くとパキスタンてすごく遅れているなぁという気もしちゃうけど、そもそもマラソンというのは女性にとっては比較的新しいスポーツで、長いこと参加が禁止されていた。男装した女性ランナーが米ボストン・マラソンに参加、途中でバレてつまみ出されそうになりながらも完走したのは1967年の話だ。

 あと40年したら、パキスタンの女性マラソン・ランナーが世界1を競っているかもしれない。そんな日が来るといいな。

【参考】
All set for second Lahore Marathon(パキスタン紙Dawn)
Tight security at Lahore marathon (BBC)


posted by らくだ at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする
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