もちろん条件はいくつかある。(1)半分以上食べていない(2)レシートと現物を持って購入当日に購入店に行く(3)アンケートに回答する(4)1人1回のみ(5)個数限定なので予定よりも早く打ち切る可能性がある−−など。しかし、1人1回限定なんて、どうやって確認するんだろう?
ニッコリと返金してくれるのかどうか、アンケートの内容はどうなっているのか、実際に試してみたい気もするのだが、『このオバサン、半分近くタダ食いしてくれたわね』という冷たい視線を浴びそうだし、さすがに好奇心だけではわざわざハンバーガーを買って「まずかったのでお金を返してください」とは言うのははばかられる。そもそもロッテリアには何年も入っていない。
一体何パーセントくらいの購入者が返金を求めるんだろう? すでにあちこちで話題になっているから宣伝効果は抜群のはず。返金分を差し引いても十分にお釣りがくるような気がする。話題作りがうまいな〜と感心した。
この話を聞いて愛知県の湯谷温泉にある旅館「はづ別館」のことを思い出した。客に評価と売上を全面的に委ねるという点が似ているのだ。ここは宿泊料金が決まっておらず、チェックアウト時に客が適当と思った金額を置いていく仕組みになっている。このシステムをいつ導入したのか知らないが、私は10年ほど前にこのシステムを知って驚いた。
つまり、少なくとも10年はこのシステムが存続しているわけで、非常識な金額を支払う客は多くないってことみたいだ。消費者って案外まともなのかもしれない。
私は『いくら払えば妥当だろう?』なんて考えたり迷ったりして、かえって気疲れしてしまいそう。貧乏性にできているもんで…。だからこの旅館に泊まる気にはなれない。最初から金額が決まっていて、それに見合ったサービスに期待するほうが気分的にはラクだ。
そんな私は多分、ロッテリアのハンバーカーも「返金してください」とは言えない。
さて、どのくらいの方が返金を求めるのだろうと思ったのですが、
少ないそうですね!
実際美味しいらしいですし。
それでも半分食べて返金してもらう人も結構
いるのかしらと最初は思ったんですが。
そう、その旅館のこともよ〜く覚えてます。
皆さんそれなりの料金を払ってらっしゃるようで・・。
おっしゃる通り消費者のモラルもそうひどい
ものじゃないんだなぁと思いました。
返金要求の人は少ないのですか。そこまでフォローしていませんでした。「顛末をブログに載せよう」なんて遊び半分に返金を迫る若者とかいるのかと思っていましたが、返金希望者が殺到してサービスをやめるようなことにはなっていないようですね。ロッテリアとしてはシメシメといったところかな?