
天安門広場から天安門を撮っていたら、ミニサイクルに乗ったお兄さんが颯爽と通りすぎて行った。たぶん折りたたみ自転車だと思う。まったく関係ないけれど、あれからもうすぐ20年、六四天安門事件で亡くなった人たちへの祈りを心の中で捧げてきた。


胡同(フートン)と言われる路地には、まだ昔ながらの実用的な自転車が残っている。といっても胡同自体があちこちで消えていて、昔ながらの家が取り壊されて集合住宅に建て替えられる例が増えているそうだ。
胡同めぐりの観光をしたわけじゃなく、たまたま街中を歩いていて見つけた路地に入って歩き回っただけ。古い北京の風景にはそれほど触れることができなかった。