2009年01月31日

「007慰めの報酬」

 007の最新作「慰めの報酬」を見た。つまらなかった。前作の方がよかった。

 夫が映画館に貼ってあるポスターを見て「ジェームズ・ボンド役の人って元猿岩石の有吉に似てない?」なんて言い出すもんだから、始まる前からなんとなく嫌な予感がしていた。それに見ている間中『一体どこが有吉に似ているんだろう?』と気になってしょうがなかった。

 映画そのものはプロットが練れていないというか、脚本が雑というか、人間関係が適当というか…。登場人物ばかり多いのに話が整理されていなくて、誰が味方で誰が一番の悪党なのか混乱してしまった。こちとら頭の回転が遅くなりつつあるのでついていけない。若者ならスッキリと頭に入って楽しめるのだろうか?

 おまけに目の動きも鈍くなっているから、画面の切り替わりにもついていけない。殴り合いとかカーチェースとか、前の方の座席で見たわけでもないのに動きが追い切れない。殴り合いの効果音だけが印象に残った。あと、ガラスが割れる場面大すぎ。派手で見栄えはするかもしれないけどさ。テレビで見ればいいや。

 夫の感想は「ドンパチやるだけなら石原軍団で十分」。まさにそんな映画だ。ちなみにボンド役の人は有吉には全然似ていなかったけれど、確かにポスターを見ると顔の形が似ているかも…。
posted by らくだ at 23:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評・芸能など | 更新情報をチェックする
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