トリビューンがチャプター11の適用を申請した。LAタイムズは良質な新聞だと思っているし、サイトも結構頻繁にチェックしている(シカゴ・トリビューンは知らない)。いくら良質な紙面を作っていても、それで儲かるっていうと話は別ということを改めて思い知らされた。
新聞記者は「社会の木鐸」なんていわれても結局のところはサラリーマンだし、報道は商業活動なのだ。考えてみると、趣味ブロガーの方がある意味報道に対して純粋といえるかもしれない。
■リストラの嵐
数年前に見たテレビをふと思い出した。非正規雇用の2人が交替して1人分の仕事をする「ワークシェアリング」を紹介していた。オランダの話だったかな。日本でも推進すれば子育て中の女性らがパートタイムで働きやすくなるという内容だった。そのときは『ふ〜ん、いい話じゃない』とバラ色に思えたのだが…。
今にしてみると、非正規雇用が増えた結果企業が首切りをしやすくなっただけにも思える。非正規雇用でコスト削減がはかれた一面はあるんだろうけれど、正規雇用を絞って人材育成がおろそかになり、将来の担い手がいなくてお先真っ暗なんて話はないのか気になってしょうがない。
■文は人なり?
もう1つのブログでお世話になった人たちを訪ねて挨拶して回っている。何回もメールを交換(本名も書いて)した人に会って「えっ、女性だったんですか!? いや〜男の人だとばかり思っていました」と驚かれることが続いて苦笑した。
どうも自分の文章の書き方がいけないらしい。確かに最初の頃はもうちょっとくだけた文体だった。今みたいに素っ気ない文体にしたのはアクセスが増えちゃったからだ。揚げ足取りなど訳もなく絡んでくる人たちを防ぐため、なるべくシンプルに書く癖がついた。
さすがにコメント欄は1対1のやりとりだし、少しは親しみをこめている(つもり)。女性だってことは一目瞭然のはず。コメント欄を読んだ上で私のことを「オネエ系」だと思っている人もいるのか、ちょっと興味がある。今度「女の人だったんですか!」と驚く人がいたら、コメント欄を読んだことがあるかどうかきいてみよう。
まったく別の文体で別人になりきって別ブログってのもおもしろいかも。何通りか書き分けられる自信はある。
■プリンターと布団の関係
義母が使っているプリンターが使えなくなったという。エプソンの複合機で印刷もコピーもできないそうだ。この季節にプリンターが使えないと数百枚の年賀状の宛名を手書きしなくてはならない。
我が家ではエプソンのプリンターを使っていない。勝手が分からないながらに「使えなくなる前と環境は何も変わっていないんですか?」と聞いてみた。義母は一瞬考えて「布団の上げ下ろしをした…」という。悪いけれどどうにも我慢できず涙が出るまで笑ってしまった(どうもすみません)。笑いすぎて涙が出たのは久しぶりだ。あとになって考えてみると布団の上げ下ろしで埃が詰まったのが原因なんてことがあるかもしれず、バカ笑いして大変失礼なことをしてしまった。反省している。