2008年08月22日

秋のセミ

 この夏はこれまで東海以西に出かけていない。そのためか「猛暑」といわれながらも、私がつらさを感じた時期は例年よりも短かった(と過去形にしてしまう)。すっかり秋らしくなり、昨日はマンションの6階の窓から赤トンボの群舞が見えた。

 今朝は6時前の段階で肌寒いくらい。この涼しさがこたえたのか、あちこちでセミがジタバタと地上でもがいていた。もともとわずか数日の短い生涯、こんな晩夏に生まれてしまってかわいそうだ。公園を走りながら悲しくなってきた。

 セミとは対照的にカラスは息を吹き返したかのようだ。セミをついばんているカラスを2回も見てしまった。弱っているセミは格好のエサみたい。カラスはセミの羽を食べないらしく、羽だけはきれいに食べ残されていた。地面に残った2枚の羽が物悲しさを誘った。
posted by らくだ at 21:27 | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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