ドンキホーテが六本木店の屋上に設置した絶叫マシン「ハーフパイプ」の営業を見合わせると発表した(プレスリリース=PDFファイル)。我が家は4日、営業中止を求める署名に夫婦そろって応じたばかり。自分の署名の効果があったみたいでちょっと気分がいい(実際はまだドンキに提出されていなかっただろうな)。
■犯罪被害者は実名報道か匿名報道か
鳥越俊太郎などのジャーナリスト集団が8日、犯罪被害者の名前を発表する際に匿名にするか実名にするかの判断を警察に委ねるのに反対を唱えた。理由は、匿名だと犯罪の実像に迫れないとか、警察が真実を明らかにしない可能性があることなど。
まぁ、そういう理屈も分からないでもないが、少なくとも私の印象だと警察もマスコミも信用度では五十歩百歩な感があるなぁ。もし自分や家族が犯罪被害者だったら、ほとんどの場合は名前を出してもらいたくない。誰かが私の名前を名乗ってあちこちで詐欺をしていたとかいうなら例外的に名前を出してもらってもいい。
犯罪の実像に迫れないというけれど、犯人が未成年だとどんな凶悪事件であっても名前も顔写真も公開されないし、私が子どものころはテレビでくっきり映っていた犯人の手錠姿だって、最近はモザイク入りだ。これで実像に迫っているのか…。犯罪者の人権が優先的に擁護されているように感じる。
先日の栃木の小学校1年生殺害事件、殺された女の子の体から犯人のものらしい唾液が検出されたというニュースを聞いたとき、瞬間的に『遺族の耳には入れたくない話だなぁ』と思った。犯罪の実像に迫っているのかもしれないが、あまり知りたくなかった。
■.euドメインに登録申請殺到
7日から受け付けが始まった欧州共同体(EU)の.euドメイン登録に、最初の15分間で4万503件の申請があった。1時間で8万、1日で10万というから、いかに最初に殺到したかがうかがえる。この日から登録できたのは企業と公共団体。
一番希望が多かったのはsex.euの213件(こんなことを書くとアダルトサイトからのトラックバックがいっぱい来ちゃうので、この記事はトラックバックをオフにしておく)。次いで、hotel.euとtravel.euだそうだ。そのほか人気のあった単語はjobs、 casino、 poker、 golf、 music、pornというから、種類でいうとアダルト、旅行、賭け事、スポーツ、就職、音楽といったところ。(AP通信)
性犯罪の報道のときに「体液」とか「唾液」とか言う言葉を書く必要があるのか疑問に思います。言葉に配慮がない。
単に「付着していたもの」でよいのではないかな。
らくださんの言われるようにご家族の心中を察すると心が痛みます。
栃木の小1殺人事件ですが、私も一般向けに伝えられる情報としては「付着していたもの」で十分だと思います。へんなとkろで神経質になったかと思うと、無神経としか思えない情報が出てきたり、なんだかよく分かりません…。
>10日14:50に投稿していただいたハンドル無記名の方へ
どこかに書かれた文章を転載という形で投稿していただきましたが、出典も明らかではなく、全文転載なのか部分引用なのかも分からず、著作権を侵害している恐れもあるので恐縮ですが削除させていただきました。
http://blog.drecom.jp/youconntakut/archive/2221#BlogEntryExtend
ご紹介いただいた記事読んできました。私のような部外者でもたまに「…」と思うことがあるのですから、利害関係がある捜査関係者が「マスコミの取材と報道は捜査にとって有害無益」「マスコミは、やくざ者より始末に終えない悪辣な存在」というのも納得できます。
不思議なのは、いつも偉そうなこと言ったりやったりしているのに、何か不祥事を起こして記者会見で釈明する立場になると、一転して「いつも取材する側にいるので取材されているのは慣れていないものですから…」と見苦しい言い訳をすることです。
記者会見に慣れている人なんて、閣僚とか日銀総裁などの限られた人ぐらいですよね。
マスコミは自身が世論から乖離していることに気づいていないのか、乖離していることを承知でこのようなことをしているのか。マスコミは権力を監視すると宣いますが、マスコミ自身も監視されるべきところまで墜ちてしまっているということに気づいていない(行動が伴わない)のでしょう。だから、言葉に説得力がない。
昔はNHKのニュースが民放に比べて無味乾燥だなぁ……と思っていましたが、今は昔のNHKのように事実を淡々と伝えてくれた方が良いと思っています。政治や社会的なニュースは特に。過剰に煽動・脚色されたニュースはショーと同じですし、ならば映画や小説で十二分に事足りるかと……。
本来なら国民の税金や視聴料で賄われ、利益というものを度外視できるNHKが報道機関各社のお手本とならなければいけないのでしょうが、みなさんが御存知の通りですし、本当にマスコミには困ったものです。
きょうも栃木の事件で殺された女の子が「衣服を何も身につけていない状態で刺された可能性が大きいことが分かった」とか報道されていて、こんな情報を何のために広めなくちゃいけないのだろうと苦々しく思いました。
マスコミも監視されていることに少しずつ気づいてきてはいるようですし、ネット上での批判もメディア業界の一部の人は気にしているようです。
数ヶ月前、某新聞についての批判めいたことを書いたら、その新聞社内の一部で私の書いたことが話題になったそうです(とになってから、偶然そのことを知りました)。そこで調べてみたら、その新聞社から該当記事に数百のアクセスがあってビックリしたことがあります。