ザッと読んだところ、温室効果ガスの排出やエネルギー消費の優等生的な立場にある日本で、このシャワートイレだけは浪エネ商品だというような論調(ただ、記事はあまりうまくまとまっていない)。現在は68%の家庭にシャワートイレがあり、世帯あたりエネルギー消費の4%を計上しているのだという。
興味深いのはこの記事その物よりも、記事に寄せられたコメントだ。「そんなトイレを使いたい」という単純明快なものももちろんあるのだが、記事の根幹にかかわるエネルギー絡みで新鮮なものがあった。
例えば、日本に住んでいる人から「このシャワートイレを使うようになってトイレットペーパーの使用量が大幅に減ったから環境問題という点では相殺されていると思う」という投稿があれば、「日本はアメリカみたいにセントラルヒーティングで家中を温めていない。トイレの便座を温めるのは家中を温めるよりも効率的」という指摘もある。
それとは別に「水に関しては日本人はアメリカ人よりもたくさん使っている」という投稿もあった。これに関しては裏づけとなるデータ類の引用はないのだが、そういわれてみれば確かにそうかもしれないと思った。アメリカ人はバスタブがあってもシャワーで済ます人が日本よりもずっと多いように感じるし。
確かにシャワートイレの浪エネはちょっと気になっていた。冬場なんて一晩中便座のフタをしないでおくことが多く、かなりエネルギーを浪費しているんだろうな。この記事によると、最新式のシャワートイレは家族の行動パターンを記憶することができ、誰かの利用時間になると自動的に便座と水が温まるという。そんなのを使う時代が我が家にも来るのだろうか?
日本はまだ水資源に恵まれている方なので海外ではこの水を使わないトイレが普及すれば良いと思うのですが。旭山動物園にも使われているそうです。
21世紀のトイレに水はいらない!
http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/person/070824_seiwa-denko01/index.html
初めまして(ですよね? 違ったらごめんなさい)。lbaさんちのトイレは瞬間的に便座が温まるんですね。本当にそんなのもあるんだ。スゴイですね。
私なんてマンションの前の持ち主が置いていったウォシュレットを何年も使っています。
リンクでのバイオトイレのご紹介ありがとうございます。最近耳にすることはありましたが、詳しくどんなものか知らなかったので参考になりました。