だって、政治家って人気商売じゃない。テレビカメラが回っているところで県知事との握手を拒否したり、ぞんざいな命令口調で話したり、「自分より先に応接室に入って待ってろ」と命令した挙句に「最後の部分はオフレコです。絶対書いたらその社は終わりだから」なんてイタすぎることを、正気の人間が次々に言うはずない(と思った)。
もともと菅おろしに熱心な人だから、復興相に就任したのをこれ幸いと自分の立場を利用して菅おろしの新たな作戦を実行しているにちがいないと解釈した。菅さんが10月訪中とかいう話も出てきて長持ちしそうなので、あせってきたのかなぁと思った。
それなのに、復興相が謝罪したということを夜になってから知ってビックリだ。「私は九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして」とか「私はちょっとB型で短絡的なところがあって」とか、あまりにも情けない言い訳をしていて哀れだった。まさかガチであの言動をしているとは思わなかったよ。いるんだね、こういう突き抜けちゃった人が、民主党には…(民主党にも?)。
被災地の人を傷つけたならおわびするということだけど、勝手に「知恵を出さないやつは助けない」などと言うなんて何様のつもり? 被災者だけでなく全国民を愚弄していると思うし、支援の手を差し伸べてくれている世界中の人たちに対しても恥ずかしい。さらに九州の人とB型の人間を新たに侮辱したってことが分かっているのかな(怒)。
私もB型だけど、この人ほど無神経じゃない自信はある。それによそのオフィスを訪問した際は、応接室で待っていても何ら苦痛じゃない。たとえ相手が年下だとしても、アポの時間より前から応接室で待ってもらうなんて考えられない。
これだけ傲慢な人間がいるなんて、民主党も逆の意味で人材の層が厚いんだなぁ。あきれているんだか感心しているんだか分からなくなってきた。確信しているのは、被災地復興のためにも日本のためにも辞めてもらったほうがいいってことだ。