2011年06月30日

懐かしの暑さ対策グッズ

 夫が東北でお土産を買ってきてくれた。ローコストで導入できる暑さ対策グッズで、自然エネルギーで動くからこの夏にピッタリだ。100円ショップにも置いてあるような気がする。あるいは家のどこかにしまいこんでいる人もかなりいるのでは?





それは…















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 風鈴です。これは岩手土産の南部風鈴。そんなにもったいぶることもなかったか。

 風鈴を自宅に吊るすのなんて何十年ぶりだろう。久しぶりに聞く風鈴の音色は確かに涼やかで新鮮。暑さが和らぐように感じられるから不思議だ。エアコンをなるべく使わないですまそうと思っている私には嬉しくて懐かしいお土産だった。昔の人たちってエアコンがなくても賢く生きていたんだなぁと感心した。

 とはいえ、風まかせなので、なかなかいい按配の音加減にならない。風が強いとチリチリチリチリ断続的に音がして結構うるさい。気弱な私は『ご近所から苦情が出ないだろうか…』って心配になるほどだ。逆に今現在みたいにほとんど風が吹かないとチリリンのチの字もない。

 鳴らないと寂しいのでUSBファンの風を風鈴に当てたくなる。そうすると自分に風がこなくなって暑い。いったい何やっているんだか…。もう今年も半分がすぎてしまう。
      
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2011年06月28日

東北復興モニターツアー

 日本観光振興協会が「東北復興モニターツアー」を企画した。原則として都内から東北各地に1泊2日ででかけてメインの交通費と宿泊代込みで1人分1万円。シティホテルを除けば2食付。出発日は7月18日から9月30日で、当然ながら繁忙期は対象外。旅行が終わってから感想などの提出を求められる。

 1万円で交通費宿泊混みならけっこうお得な内容だと思う。ツアーの内容は以下の通り。いずれもツアー名の末尾につく「フリー2日間」を省略して記載。カッコ内は宿泊先。
 1)青森・浅虫温泉フリー2日間(海扇閣)
 2)JALで行く青森市内(青森GHかホテルJALシティ青森)
 3)岩手・八幡平(八幡平ロイヤルH)
 4)岩手・盛岡市内(Hメトロポリタン盛岡)
 5)宮城・松島(H大観荘)
 6)宮城遠刈田温泉(遠刈田さんさ亭 東館)
 7)秋田・田沢湖高原温泉(駒ケ岳観光H)
 8)ANAで行く秋田市内(イーH秋田、ドーミーイン秋田など)
 9)山形・赤湯温泉(いきかえりの宿 瀧波)
10)山形・蔵王温泉(タカミヤビレッジH樹林、おおみや旅館)
11)福島・高湯温泉(旅館玉子湯)
12)福島・磐梯熱海温泉(H華の湯 華風館)
 募集は各コース5組10名で、応募者多数の場合は抽選。ただ、新幹線を降りてから宿泊先まで自力で移動しなくてはならないコースばかりみたいだ。応募する前に自己負担分や出発日の設定を要確認。
    
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2011年06月27日

レディー・ガガのTシャツを買ったよ

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 まったく趣味に合わない買い物をしちゃった。ユニクロからSAVE JAPAN!の名目で10種類のTシャツが売りだされていて、その中で選んだのはレディー・ガガのTシャツ。前面がこのように黒地に白い文字で日本語がいろいろと書かれている。彼女の白いバーキンに日本のファンが寄せ書きしてくれたのを利用したそうだ(写真で斜めになっている白いのはSAVE JAPAN!のタグでTシャツの模様ではありません)。

 正直言って着たくないって点では全10種類の中でカール・ラガーフェルドのと双璧でトップを並走ってとこだ。それにもかかわらず買ってしまったのは、記者会見の模様をテレビで見て、そのあまりの格好よさというかアニキっぷりにメチャ惚れしたからだ。

 レディガガが震災後にいち早くリストバンドを作ってファンを対象に売ることで日本のために大金を集めてくれたことは以前から知っていたけれど、それでもいつも奇抜な格好をしている“キワモノ歌手”という認識しかなかった。

 会見の様子を見ると、彼女が日本を心から愛しているのがビンビン伝わってきた。日本のために自分にできることを考えて実践してくれているのは本当にありがたい。自分の力をあそこまで他人のために使えるってすごいことだ。さすがオプラ・ウィンフリーを押さえて「世界で最も影響力のあるセレブ」に選ばれただけある。まだ若いのに人格者だなぁと驚くとともに感動した。あそこまで行けば「売名」なんて誰も言わない。

 「日本の大部分は今では一般的にとっても安全」と言い、日本への渡航を呼びかけてくれていて、それにつられたのかルース駐日大使も「日本は安全」と言ってくれているのには、ちょっとたじろいだ。

 自分も10日ほど前、海外の人たちに「日本に来て!」と呼びかけようと思ってメッセージを書いたのだが、「日本は安全」と断言する自信はなかった。そりゃ1週間や10日の旅行で影響が出るとは思わないけれど、日本人は対外的には加害者の立場。それなのに「安全だから来てね」とは書けない。「震災の影響が残っている地域以外は通常の状態に戻っているから日本に来てね」という表現にした。だから、「日本は安全」と言って自ら日本へ乗り込み10日も滞在してくれるレディー・ガガには感謝している。

 そんなわけで、着たくない柄ではあるのだけど、『10種類の中で一番売れ行きが悪かったらアニキに恥をかかせてしまう』と思い、このTシャツを選んだってワケ。でも、あとになってからこのTシャツは世界中のユニクロで売っているってことに気づいた。海外の人たちってこういう漢字の模様が好きそうだから私ごときが心配する必要はなかった。ちょっと早まってしまった。ちなみに柄だけで選んでいたら、アルベール・エルバスの控えめな模様を選んでいたと思う。
            
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2011年06月22日

ことし初の真夏日

 きのうもきょうも暑かった。まだ夏至だっていうのに東京はことし初めての真夏日だ。それでも去年よりも1カ月遅いっていう。

 ここ2日で急に暑くなったせいか、それともトシのせいか暑さが堪える。そろそろ繁忙期に入ってきたというのに、きょうは仕事の効率がガクンと落ちた。ほとんど生産的な活動をしていないような気がする。真夏になったら…と考えると気が重くなる。

 この夏はエアコンを使わずに頑張るつもりだったけれど、早くも決意が揺らいでいる。「せっかくエコンクリーニングしたのに使わないのもな〜」と言い訳が出始めた。

 とりあえず電力使用量のブログパーツを右側に復活させた。きょうくらいの暑さだったら、まだ余裕がある。と思ったら、このブログパーツを利用していた春先に比べて供給能力がかなり増えているからだった。怖いのは梅雨明け以降。

 東電がきのう(21日)、福島第一・第二原発関連のツイッターアカウント(TEPCO_Nuclear)を開設したけれど、開設の挨拶だけしかツイートがない。これも暑さのせいだろうか。せっかく東電本体とは別のアカウントを作ったのだからガンガンつぶやいてほしい。といっても現場で作業している人たちはツイッターどころじゃないだろうけれど。
     
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2011年06月20日

エアコンクリーニング

IMG_5028.jpg エアコンクリーニングに来てもらった。予約したのは3週間くらい前だったかな。恥ずかしながら引っ越してきてから10年あまり、定期的にフィルターの掃除をするだけで業者にクリーニングを頼んだのはこれが初めてだ。

 「道が混んでいるので予定した時間に行けません」と電話があった時はどうなるかと思った。今日は予定が詰まっている。でも、「2台で3時間かかります」と予約の際に言われていたのに、テキパキと作業をしてくれて2時間程度で作業が終わり、どうにか予定をやりくりできた。

 作業してくれた男性によると、この夏の課題は節電ということで社内では「今年はエアコンクリーニングの客は少ないだろう」と予想していたという。実際は予約の電話が急増しているそうだ。そうだよな。我が家も節電という話で効率を考えて「それじゃエアコンクリーニングを頼んでみようか」という話になったんだし、きっと同じようなことを考えている人がほかにもいるんだろう。

IMG_5029.jpg エアコンを覆ったビニールからは象の鼻みたいに管状の部分が伸びていて、バケツで排水を受ける。大部分の排水は室外機から出てしまい、バケツにたまった水はそれほど多くない。洗浄剤の泡が残っているうちは『汚いな〜、でも、ま、こんなもんだよね』と余裕だった。

 作業が終わった帰り際、こちらから頼んでもいないのにバケツの中を見せてくれた。「うぅ」とうめいて後ずさりしたくなるほどひるんだ。

恥を覚悟で晒しておく。
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IMG_5032.jpg 泡が消えたバケツの中は見事なまでに真っ黒けのけ。まるで墨汁だ。この汚れとともに暮らしてきたのか。絶句した。あまりの落ち込みに、作業員の男性が気を使って「タバコを吸っていなかった分まだマシでしたよ」と慰めてくれた。料金は2台で1万9600円也。
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2011年06月19日

夏に備えて…

IMG_5026.jpg 夏の18きっぷを利用した家族旅行で奈良に行くことにした。なぜか数年前から法隆寺に行きたくてしょうがない。中学校の修学旅行以来だ。昨年は遷都1300年祭で混んでいるだろうと思い、1年遅れて今年にした。

 今から予習しておこうと図書館でガイドブックを3冊借りてきた。借りると安心してしまって、あまり読む気にならない。パラパラ見ている程度。せっかく奈良まで行くならいい気分(温泉)にも行きたい。でも、不便なところが多いんだよな〜。

 何の気なしに十津川村の公式サイトを見ていたら、来年3月末にかけて「ココロとカラダを癒す旅〜日本一長い路線バスでゆく〜」と称するキャンペーンをやっていることを発見した。これを利用して1週間以上前に指定宿を予約すれば、奈良交通のバス料金が3割引になる。1人泊もできるので、これを利用するつもり。
   
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2011年06月17日

親日的な国ベストスリー

 夕食後にテレビをつけたら親日的な国ランキングをやっていた。ランキングといってもベストスリーだけ。どうやって順位を決めているかは聞き逃した。パーセンテージが出ていたから「日本が好きな人の割合」らしい。
1位 カナダ
2位 メキシコ
3位 ボリビア
という結果だった。私は「そりゃ台湾が1位でしょ〜」なんて言っていたのだが大外れだ。結果を見ても「台湾は国として認識されていなくて調査対象外だったのかな」なんてブツブツ言ってしまった。正直言って意外な顔ぶれだ。

 メキシコは昨年末に行ったけれど、それほど積極的に歓迎されているっていう気はしなかったな。「え? 日本人? メキシコに住んでるの?」みたいな会話にはなっても、「私は日本が大好きなのよ〜」なんて熱く語る人には会わなかった。割と無関心というか。調査は「どちらかといえば好きか嫌いか」を尋ねたみたいだから、日本オタクよりも潜在的親日家の割合といったところだろうか。

 1位のカナダはバンクーバーに日本食レストランが1500店もあると紹介されていてビックリ。バンクーバーは学生時代に行っただけで、店なんて大橋巨泉の経営するOKギフトショップがあったことしか覚えていない。

 バスで延々と東へ進んでトロントからナイアガラフォールズ経由でアメリカに抜けた。いやな目には遭わなかった。バスの乗客はアメリカよりもおとなしく、そんなところにアメリカとの違いを感じた記憶がある。でも、特に親日的な国という印象もなかったな。2回の訪問で合計10日くらい旅しただけじゃ分からない。

 ボリビアも20年くらい前に行っただけ。親日的と実感しないままペルーに抜けてしまった。偽警官と闘って勝ったのが最大の想い出だ。

 1位のカナダは親日度が93.8%と出ていたような気がする(うろ覚え)。メキシコとボリビアも90%程度だったかな。そんなに日本に好感を持ってくれる人が多いなんて、かなり嬉しい。現地に住んでいる人や留学生、出張で来る人、旅行者に加えてメディアで紹介される日本人像が良いってことなんだろう。私も訪問先の国で日本人のイメージを傷つけないように気を付けなくては。
      
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2011年06月15日

浅草の現状写真レポ

 所要で浅草周辺を徘徊してきた。予想していたよりも旅行者は多かったものの、記憶にある以前の浅草に比べるとやはりすいていた。

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雷門。門の前で記念撮影している人は明らかに少なかった。人力車のお兄さんから客引きされたのは初めてだ。

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仲見世。予想よりも人は多く、賑わっている店が多かったので一安心。修学旅行生が目立つ。実際はこの写真よりも混雑しているように感じた。外国人観光客はずいぶん減り、中国人の団体客を一切見かけなかった。

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浅草寺。西洋人の団体客が目を引いた。個人客もチラホラ。タイからの男性二人組は「日本を応援しに来た」とニッコリ(写真は恥ずかしいからと断られちゃった)。日本がこんな時に来てくれてありがたい。

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久しぶりに浅草に来たので、眺めが随分変わっていた。我が家からだと数センチの大きさに見える東京スカイツリーが浅草ではど〜んと大きくそびえ立って見えた。道の左側中程に雷門がある。

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吾妻橋のたもと、水上バス乗り場付近からの眺めも変わった。周辺で同じように写真を撮っている人がたくさんいた。
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2011年06月14日

「この夏日本を訪ねる10の理由」

 海外の旅行ニュースサイト「eTurboNews」に6月6日付で「10 reasons to visit Japan this summer」という記事があった。内容から判断して英国向けの記事みたいだ。内容は以下の通り。
 1.宿泊料の割引
 2.ボランティア活動で日本を支援する
 3.芸者ビアガーデン
 4.ハイキング
 5.新幹線が青森から鹿児島までつながった
 6.BAが羽田に乗り入れた
 7.沖縄や伊豆のビーチ
 8.人々がリラックスしている
 9.祭り
10.富士山に登る
 海外からの観光客がめっきり減っている中、「日本へ行こう!」と呼びかけてくれる記事はとってもありがたい。

 とはいえ、日本人からみると10の理由は不思議な内容になっている。だいたい「芸者ビアガーデン」て何? 本文を読んで京都の一部のビアガーデンには7月から9月上旬に芸者さんがいるのだと初めて知った(写真もある)。

 富士山に登るのはいいとして、一般的なハイキングは夏場は暑すぎるのでは? 特にイギリスからやってきて真夏の日本でハイキングなんてしたら熱中症にならないだろうか? ちょっと心配だ。

 8番目の「人々がリラックスしている」というのは、「夏場は休暇シーズンで勤務時間が短くなり、ビアガーデンに繰り出して暑さを楽しむ」ということで、どうも筆者は日本のビアガーデンに入れ込んでいるらしい。あと、 この夏は“スーパークールビズ”が導入されてドレスコードが緩和されていることにも触れている。

 日本の夏がどれほど酷暑かなどマイナス面について一切書かれていないのだけど、これでいいのだろうか。それにここまで書いてちょっと気になっているのは、一番上に「Japan National Tourism Organization」と日本政府観光局(JNTO)の名称が記載されていること。ほかの記事を見ると特にこの部分がクレジットという訳じゃなさそうだけど、なんだか紛らわしい。
      
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2011年06月12日

日本の復興ぶりを示す写真に称賛の声

 英デーリー・メール紙のインターネット版「メール・オンライン」6月10日付の記事に東日本大震災直後の被災地の様子と、同じ場所のつい最近の様子の写真が並べて掲載されている。

 日本人の私が見てもすごい復興ぶりなのだが、特に国籍を意識して見ているわけではないので『日本人てスゴイな〜』というよりも『人間てスゴイな〜』と感動した。

 しかし、海外の人にとってみれば『日本人てスゴイな〜』と感じるらしく、この記事のコメント欄は日本への称賛の声で埋め尽くされている。コメントは英語だけれども、単純な単語を使った短い書き込みが多いので、関心のある方はぜひご覧あれ(翻訳サイトを通してもたぶん大体の意味は分かると思う)。

 「これが日本パワーだ」「本当に驚くべきことだ」「素晴らしい!」「日本は世界からスタンディング・オベーションを受ける価値がある」「このような復興は日本でしかあり得ないだろう」「私は第二次世界大戦の時代を生き日本が嫌いだった。今ではとても尊敬している」などなど…。

 こうした言葉を目にするのは素直に嬉しい。「日本人は放射能をどうしたんだ? 片付けたのか?」なんてキツイ書き込みもあったけれど、この投稿にはマイナス評価がたくさんついていて、なんとなく安心した。

 日本の復興スピードを大地震に見舞われたハイチやハリケーン・カトリーナ後のニューオリンズなどの復興の遅れと比べる書き込みも目立つ。あと、自分の国(主に英国)だったとしたら「(3カ月後も)いまだに書類作業をしているだろう」とか「平日の9ー5時の作業どまりだろう」なんて自国に対する悲観的な声も結構ある。「6カ月の予定の道路工事が15カ月かかってもまだ終わらない。日本の技術者にやってもらいたいぐらいだ」なんて声もあった。

 この分じゃ海外の人たちは「大震災への対応について首相が非難されて退陣の瀬戸際」なんて聞いてもピンとこないかもしれない。それにまだまだ避難生活を送っている人はたくさんいる。ほめられたからといって、これで終わりじゃない。
   
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2011年06月07日

永田町のスゴロク遊び

 どうもここ数年、永田町では上がりのないエンドレス・スゴロクが流行っているみたい。ペテン・スゴロクと言ったほうがいいだろうか。
1.新首相が就任
  政権発足時は「前の首相はひどかった。やめてくれて本当によかった。新しい首相は前任者と違って頼もしい」と祝賀ムード。期待感を集めて支持率も高い。マスコミも好意的。

2.ご祝儀ムードが終わる  
  あれ、そんなにたいしたこと(人じゃ)なかったかな? ちょっと期待しすぎたかもしれないと冷静になってくる。

3.こんなはずじゃ…
  公約破りに閣僚の失言などボロボロ出てくる。トラブル時にリーダーシップを発揮できず、野党の追求にも反撃できない。支持率は右肩下がり。

4.加速度的転落
  閣僚だけじゃなく自らの失言も槍玉にあげられる。まったくいいところなし。与党内にも不安・不満の声がジワジワと増える。報道では「辞任」の声が出始める。

5.しがみつき
  報道によると問題は「辞めるか否か」ではなく「いつ辞めるか」。しかし、本人は少なくとも表向きは「任期を全うする」と強気。

6.末期症状
  後任人事の新聞辞令がボコボコ出る。側近の発言内容も辞任前提。「もう後任は誰でもいい。少なくとも今よりマシ」という声も出る。

7.辞任
  ようやく本人も逃げ切れないと断念。辞任を表明し、後継者が決まる。

8.振り出しへ戻る
 ちょっと変則的な人もいた。例えば福田サンには「しがみつき」は見られなかったから4から7に一気に3コマ進んだ感じだったし、今の菅さんは「1回休み」の代わりに「辞任を前提に続投」という、文字にすると何が何だか分からない展開が間に入っている。で、いまレベル6の段階。

 「菅はけしからん」て興奮している人たちは、いったい誰なら満足なのだろう? スゴロクみたいに「菅以外なら誰でもいい」ってことかもしれないが、誰がなっても大して変わらないんじゃ…。そして、スゴロクの繰り返しになりそうな気がする。そこまで日本の政治を信じられない自分が情けないけれど、楽観的になれる材料が全然見当たらない。

 いっそのこと首相になりたいという人を福島第一原発に送り込み、作業で一番役に立った人に次期首相になってもらったらどうだろう。でも、それじゃ現場の作業の邪魔になっちゃうか…。それなら避難している被災者のために避難区域に入って便利屋さんみたいなことをしてもらったらどうだろう。つい、そんな馬鹿げたことを半分真面目に考えてしまう。
        
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2011年06月05日

ふと気がつくと…

IMG_4924.jpg デスク脇に置いてあるFAXのコードがヤバいことになっていた。本体から外してスキャナみたいにハンドコピーとして利用できるもので、本体とハンドコピーをつなぐコードの皮膜が上下の接続部分で剥がれているだけでなく、コードに触っただけで皮膜に亀裂が入る状態。要するに末期症状。

 隣にプリンタを置いているので影になっていて気がつかなかった。購入したのは1998年の2月か3月だから、13年間も使ったことになる。そろそろ寿命でもしょうがないか。

 最近はほとんどメールで用が足りるとはいえ、月に1回程度は仕事でFAXを送信する必要がある(受信は数カ月に1回程度)。そのためにわざわざ万単位のお金を出して後継機を買うのもな〜と思い、ネット経由で送受信できるFAXサービスを調べてみた。インターネットFAX サービス&価格比較Wikiをみると、数多くのサービスがあるのだが、初期費用や月額費用を考えると、長期的には新しいFAXを買ったほうが安く上がりそうだ。

 慣れないオークションで代替機を狙ってみるか、それともブラザーが出しているFAXと電話付きの安いプリンタ複合機にするか…。現在はデスク脇にFAXとプリンタを並べて使っているので、複合機にすれば1台で済んでスペースも広く使えそうだ。でも、現在使っている5年モノのプリンタには何も問題がないし予備インクも購入したばかり。さてどうしよう。いずれにしても予定していなかった出費が増えることだけは確実だ。
    
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2011年06月02日

旅心をくすぐる動画



 これ見たら、またどこかへ旅をしたくなった。最初はクレジットカードのCMかと思った。ちょっと前にこんな踊りをしているCMなかったっけ? ひょっとしてあのCMはこの動画にインスパイアされたんだろうか? 

 この動画で踊っているマットのホームページはhttp://www.wherethehellismatt.com/。このサイトに載っている古い動画をみると、2005年あたりは1人で踊っていたのが段々と有名になってきた様子。上に貼った動画はグループで踊っている場面も多い。そして今は「君のいるところで踊る時にお知らせが欲しかったら登録してね」なんて書いてある。今現在はシアトルで踊っているみたいだ。
     
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2011年06月01日

SMS受信増の予感

 7月13日から携帯電話各社間でSMS(電話番号あてのショートメール)が送受信できるようになるそうだ。ソフトバンクのプレスリリースはこちら

 一瞬、利便性が向上していいニュースだと思ったのだが、考えてみると携帯電話の受信メールが増えそうな予感がする。私の携帯のメアドを知っている人はそれほど多くない。でも携帯電話番号となれば話は別だ。

 前にも書いた通り、私は「携帯人」ではなくて「パソコン人」なので、携帯でちまちまメールを書くのは苦手だ。できるだけ避けている。たまに携帯で一生懸命にメールを書いても、絵文字を使うのも一苦労だ。四苦八苦して返信を書いても「絵文字もなくて味気ない」なんて言われちゃったこともある。

 それじゃどうして携帯でメールを使っているかっていうと、パソコン宛に送られてきたメールを転送して出先でチェックしているから。携帯に直接送られてくるメールは1%もない。自宅にいるときはパソコンでメールチェックできるから携帯メールをチェックしていないことも多い。実際に携帯あての直メールを見逃していたこともあった。

 7月半ばからは見逃さないようにまめに携帯メールをチェックする必要がありそうだ。しかし、返信メールをちゃんと書けるか自信がない(しかし、読み返してみると、まるで老人の悩み事だね…)。
     
posted by らくだ at 23:20 | Comment(6) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする