2011年05月11日

悲喜こもごも

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宿で1時間250円ほどの有料Wi-Fiを利用中。きのうはどうなることかと思った。日本から予約していた国内線が2時間あまりディレイの末、オーバーブッキングで私と西洋人4人が弾き出された。

遠回りのあげくに2時間タクシーを飛ばしてようやく目的地に到着(もちろん、タクシーは航空会社持ち)。

おまけに朝方のバスで温泉に行くはずが、バスに乗り遅れた。宿の人から7時45分に出ると聞いたバスは7時発だったのだ。次のバスは午後1時で、今日中に帰って来るのは不可能だという。ここまでは最悪。

腹が減っては戦はできぬと朝御飯を食べに入った食堂で、たまたま一緒になった在住南アフリカ人にその話をしたところ、タクシー運転手の友人がいるからとすぐに電話してくれ、格安料金で連れていってくれることになった。

片道1時間半あまり、そのうち1時間以上は未舗装のガタボコ道だった…。しかも、この運転手さん、温泉の存在は知らなかったのに、行ってみたら温泉の地主はなんと彼の友人だった。

この地主さんもいい人で、片道30分ほどのぬかるみ道を案内してくれて、お金は受け取れないとキッパリ断られた。ほとんど獣道で途中で浅い川を歩いて4回ほど渡った。バスを利用して一人で来ていたら、絶対にたどりつけなかっただろう。

1日目の苦労を補っても十分にお釣りが出る嬉しい体験だった。
posted by らくだ at 17:54 | Comment(3) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする