今になって思い出した。何日か前に「東京に200年ぶりの大きな地震がくるってツイッターで流していた人がいたけれど、実際には地震なんてこなかった」というのがネット界隈で話題になっていたことを。あれって当たったんじゃないだろうか。そう思って探してみた。
J−CATSニュースにも出ているので、私の記憶が間違っていることはない。確かにそういう噂は流れていた。ツイッターでは6日深夜(7日未明)という話だったのが、数日後にズレた。この程度の誤差なら予知の範囲に入れてもいいように思うけれど甘すぎる?
その元になっているのは、こちらの2ちゃんねる系?「
痛い信者」に出ている話のようだ。4日夜に茨城の海岸にクジラ50頭あまりが打ち上げられ、NZクライストチャーチでも地震の2日前にクジラが100頭あまり打ち上げられていたという話。大きな地震の前には動物が異常な動きをしたり温泉に変化が出たりするのはよく知られている話だから、関係あるのかもしれない。
直前の記事をアップしてから、冷蔵庫の中がグチャグチャになっているのを発見したり、食器棚を開けたら食器が私目がけてドドッと落ちてきたりした。こんな地震は生まれて初めて経験した。私の部屋の本棚はわずかながら前に傾いているのは明らか。手で押すとゆ〜らゆら動く。地震まではドッシリとしていたのに。不安なので上段の本を出して床に並べた。まるで引越しの準備みたいな状況だ。
携帯電話ってイザって時に役に立たないもんだな。ソフトバンクだから? 通話はもちろんメールも送受信できず、外出先の夫と連絡が取れたのは最初の揺れから45分ほどたっていた。向こうから私の固定電話にかかってきた。その後、メール送信はできるようになったけれど、夜にもかかってきた電話によると、私が携帯とPCから送ったメールは一通も届いていないという。名古屋にいる友人とはメールの送受信ができるのに…。
断続的にやってくる余震のせいなのか、テレビの画面が揺れているからか、船酔いしているような気分でジンジンと頭が痛い。津波も火事も見るのはつらいのにテレビを消せない。涙が止まらない。ライフラインは通常通りだし、ケガもしていない。テレビを見ていると申し訳ないような気分になる。ブログ書いている場合じゃないような気もするのだが、何をどうしていいか分からず、オロオロするばかりだ。
家に帰れない人に泊まってもらってもいいけれど、我が家の最寄り駅を通る地下鉄や私鉄は運行していない。JR最寄り駅からタクシーに乗るにしても何時間も待つことになるだろう。4キロ歩いて来る人はいるだろうか?