話が変わったのは今月に入ってから。テレビを2回修理しても録画機能がまともに機能しないので、メーカーに引きとってもらって買い換えるこになった。新しいテレビはエコポイントの対象製品だった。正確には、テレビを買いに行った夫がエコポイントのチラシをもらってきたので、「チラシをくれるっていうのは、エコポイントがもらえるからだよねぇ?」ということになった。なんとものん気な話だ。
念のためにと春先に買った夫用テレビの領収書も持って相談に行ったら、これも対象だった。全部で2万2000ポイントがもらえることが分かった。同じ金額の旅行券に換えることにした。ちょっと特した気分だ。これを教えてもらうまで、ビックカメラのエコポイント相談カウンターで数十分ほど順番待ちした。
ここからが面倒くさかった。申請書には領収書のオリジナルと保証書のコピーを貼ると言われて、結局は家で作業が必要だ。自宅でネットから申請できることを知り、ネット申請することにした。やってみると、ネット申請というよりもネットではフォーマットに記入するだけで、結局は作成した申請書や領収書の元本、保証書のコピーを郵送する必要がある。
こんな面倒くさいシステム、一体誰が考えたんだ? 景気対策としては随分まどろっこしいとも思うけれど、量販店に人が押し寄せているそうだから、実際のところは効き目があったのだろう。それにしても、もう少し簡単な方法は考えられなかったのかなぁ?
我が家は必要に迫られてテレビを買い換えた結果、エコポイントをもらえることが分かったけれど、もともとエコポイントを目的に買い物をしたわけじゃないので手続きの面倒くささに驚いたし、この面倒くささをものともしない人がたくさんいることにも驚いた。