2010年10月30日

冬の青春18きっぷ変更点

 18きっぷの発売については例年なら一年分まとめて発表されるのに、今年は冬の18きっぷの詳細がいつになっても発表されず、『なくなるのでは?』なんて心配する声も出ていた。昨日ようやく発表されたことに今気づいた(JR東日本の発表=PDFファイル)。

 もともと東北新幹線の延伸で改定があることは予想していた。しかし、有効期間が従来の1月20日までから1月10日までに短くなってしまったのは残念だ。青森−八戸間の青い森鉄道には利用出来るとしって喜んだのもつかの間、青森、八戸、野辺地以外の駅で降りる場合は無効だと知ってガッカリ。私がこれまで降りたことのある浅虫温泉、乙供、上北町、小川原に行くには追加運賃が必要になってしまう。
   


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2010年10月29日

ボロボロの一週間

 火曜日で一段落するはずの仕事がなぜか終わらず、それに加えてショックなことが次々と起きて精神的にまいっているところへ昨日は冬のような寒さ。気がついたらどうも動きが鈍い。夕食の支度をする元気もなく、何気なく体温を測ったら38.5度あった。風邪をひいたらしい。

 急遽、夫に夕食を作ってもらって私は寝た。何もしないで10時間余り寝たおかげで今朝は平熱に下がった。その代わり仕事はさらに今日に持ち越しで、火曜日に終わっているはずの作業がようやく終わったところ。これからまた寝よう。明日は季節外れの台風が来るっていうし、家でのんびりするつもり。

 グーグルのツールバーの表示が変わってしまって元に戻せない。WINDOWSアップデートのせいだろうか。作業がしにくくなっちゃった。
    
   
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2010年10月26日

絶版本を著者に注文

 どうしても読みたい洋書の参考文献を見つけたのだが既に絶版。古本を扱っているアマゾンのマーケットプレイスでは1万円以上の高値がついている。買ってしまおうか迷ったのだが今月は旅に出かけたしパソコンの修理もあって出費がかさんでいる。ちょっと手が出ない。でも欲しい。

 他のネット古本屋でもっと安く売っていないかと検索したら、著者本人の個人サイトを見つけた。メールアドレスも書いてある。ダメ元で事情を説明するメールを送ったら、すぐに「手元に在庫があるので実費で譲ってもいい」と返事が来た。しかも、わざわざ郵便局まで行って日本への郵送料を確認してくれたそうだ。狂喜乱舞した。だって、いったんは『1万円以上使おうか…』と迷ったところを、3分の1程度の出費に抑えることができるのだから。

 支払い方法に指定されたのはパーソナルチェック(小切手)かペイパル。アメリカに銀行口座を残しているのでチェックで払おうと思った。しかし、もう10年以上も利用していないので記入の仕方をすっかり忘れている。金額の記入方法などをネットで調べて準備したのだが、封筒に入れようというところで、郵送料が110円かかるし届くまでに5日程度必要だということに気づいた。相手が口座への入金を確認するまでの時間を考えると、さらに1週間位かかってしまうだろう。買うとなれば一日も早く読みたい。

 そこでペイパルに登録することにした。オークションは一切利用していないし、各種の購入・予約はクレジットカードで決済しているのでペイパルを使うのは初めてだ。いつも使っている宿泊予約サイトなどに比べると登録手続きも支払いも簡単で、あっという間に指定された38.45米ドルを支払うことができた。便利な世の中になった。今後パーソナルチェックを使うことはなさそうだし、もうチェックブックを捨ててしまおうかな。
    
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2010年10月24日

後遺症

 旅先でパソコンが壊れたのと帰宅が1日遅れた後遺症が続いて、ず〜っとバタバタしている(パソコンはただいま修理中)。おまけに周期的にやってくるネット疲れの時期なのか、ネット活動を縮小しているところだ。メールをくださった皆さん、どうもありがとうございます。私は元気です。

 バタバタの方は火曜日あたりで一段落できるかな? ネット上の活動をどこまで縮小するかは検討中。最近はメールの返信すら遅れがちになっている(どうもすみません)。今の活動でネットから得られる最良の部分は既にほとんどいただいちゃったような気がする。ネット疲れというよりも、ネットに飽きたのかもしれない。このまま活動を続けたとして、これからも何か新しいものを発見できるのだろうか。
     
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2010年10月19日

リカバリはしたものの…

 旅行用のパソコン(ネットブック)の調子が悪くなったのは既に書いた通り。たま〜に普通に使えることもあるけれど、ほとんどの場合はキーボードへの入力を認識してくれない。しかも、仕事でパソコンを使う必要があるときに限って何回再起動しても使えない。携帯で通話したり、メールを送ったり、ネットにつないだりしたので、今回の旅は通信費がかさんだ。8円ケータイで基本料がほとんどかからないので助かった。

 パソコンはそのままにしていて、今日ようやくリカバリしてみた。リカバリ後に「復活した!」と喜んだのもつかの間、各種設定をして再起動したら、やはりキーボードの文字入力を認識しない。叩くキーによってエラー音が鳴ったり、まったく関係ない画面(検索など)が開いたりする。あ〜あ、こりゃダメだ。その後は何回再起動してもまともに動かなくなった。

 保証期間は過ぎているのでメーカーに有償修理を依頼するしかなさそう。旅に出かける予定は当分ないとはいえ、なるべく早く修理しておきたい。しかも、このまま使い続けるのだったら、どうもSSDを換装したほうがいいみたいだ。また余計な出費が…。修理代によっちゃ、新しいネットブックに買い換えた方が安上がりかもしれない。どっちにしても頭の痛い話だ。

 iPod shuffleがそろそろ容量いっぱいになってきたので、最近出たnanoに買い換えたいと思っていた。実現はず〜っと先になりそうだ。
    
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2010年10月18日

秋の臭い

 公園まで走りに行ったら頭にコツンと何かが当たった。銀杏だった。地面を見るとたくさん踏み潰されていてクサイ臭いが立ち上っている。今年もそんな季節になったんだ。今年は台湾に行っている間にキンモクセイのシーズンは終わってしまったのかな? キンモクセイの密集地帯を通っていないこともあり、今年はまだあの甘〜い香りを嗅いでいない。

 台湾でお世話になった人たちへ、エアメール5通と小包(EMS)1つを送った。台湾へ行くたびに、お礼状の数も同封する写真の枚数もだんだんと増えていく。これで今回の台湾旅行もようやくおしまい。
  
タグ:台湾
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2010年10月15日

「日本軍のおかげ」

 話は台湾に逆戻りする。陳さんに再会するなり叱られちゃった。「あんたが台湾に来るってハガキをくれたから、一緒に温泉(旅館へ泊まり)に行こうと思ってカバンにパンツを詰めていたのに、先に行ってきちゃったなんて…」。ゴメンなさい。と謝りつつも、「カバンにパンツ」の表現があまりにも具体的すぎて思わず笑ってしまった。

 この陳さんは本当に不思議な人で、大正11年生まれ(本人は89歳と言っていたがそれは数え年で満年齢は88歳のはず)というのも信じられないし、台湾人というよりも日本人に思えてならない。

 陳さんの家から30キロくらい離れたところにある民宿から電話したのが午後7時半頃。「これから会いに行く」と言われ、「もう暗いから明日にしましょう」と押しとどめたら、「それじゃあ朝の6時に行きます」と言われた。「もう少し遅くてもいいんじゃないですか?」と9時頃を念頭に提案したら「それじゃ7時に行きます」と言われ、本当に7時きっかりに現れた。

 陳さんの車は4WD。思わず「しめた!」と言いそうになった私は、90歳近い老人をアッシー(死語?)にしようという悪魔のような女です。当然ながら辺鄙なところにある温泉に連れて行ってくれることになる。地図の細かい文字をまったく苦労しないで読んでいるのにビックリした。針に糸を通すのも問題ないそうだ。

 車中の会話は「日本人がノーベル賞を取った」と自分のことのように喜び(私はそのニュースさえ知らなかった)、そうかと思えば「小沢は本当にどうしようもない政治家だね。ありゃ日本の恥だ」と切り捨て、尖閣諸島問題については「中国のやることはこすっからいから…」と全面的に日本びいきで、なんだか海外にいる気がしない。

 土砂崩れで道が覆われて斜面になっているような悪路を運転してたどり着いた温泉は昨年夏の台風被害で埋もれてなくなっていた。そこは原住民パイワン族の住む部落。1人の老人が陳さんに歩み寄ってきたかと思うと、2人は完璧な日本語で話し始めた。最初の挨拶は「貴様、コノヤロー、元気だったか?」と聞き取れた。まさに「同期の桜」の世界。何十年も前の白黒映画を見ているかのようだった。

 要するに台湾人の陳さんとパイワン族の老人の共通語はいまだに日本語なのだ。ひとしきり完璧な日本語で会話をしてから陳さんは私を「日本から旅行で来た日本人」と紹介してくれた。パイワン族の老人に「本物の日本人?」と聞かれて苦笑したが、考えて見れば陳さんもこの老人もかつては「日本人」として戦争に行ったのだから、本物もニセモノもない。

 その後も曲がりくねった悪路を運転して別の温泉に連れていってくれた。それから「刺身を食べさせてあげたいから」とかなり遠くまでドライブし、駅で私を降ろしてから自宅まで帰ったことを考えれば少なくとも200キロは運転しているはず。それも3〜4割はクネクネの悪路だ。「日本軍の訓練を受けているからこのくらいヘでもない」と陳さんはいうのだけれど、それって何十年前の話よ?

 おまけに2・28事件とその後の白色テロ(国民党政権による親日派の弾圧)の時代にはさぞかし苦労したのだろうと話を聞いたら、「山に逃げたよ。捕まったら絶対に殺されていた」とこともなげに言い、山で生き延びられたのも日本軍の訓練を受けていたおかげと断言する。見方を変えれば「日本が台湾を植民地にしなければ戦争に行くこともなく、弾圧の対象になる恐れもなく平穏に暮らせた」と言うこともできそうなもんだけど、この人の頭には日本に対する否定的な考えが一切ない。

 日本軍のおかげかどうかはともかく、3階建ての自宅も階段をスイスイと上り下りし、好奇心も旺盛。「テレビでたまに聞く『みちのく』っていう言葉はどういう意味?」とか「あんたの手紙に分からない部分があった」と、納得出来るまで質問攻め。記憶力も抜群で、戦時中に南方戦線で覚えたインドネシア語の単語を今でもたくさん覚えている。エッチな話も結構お好きで、若さを保つ秘訣がなんとなく分かったような気がする。

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写真は陳さんが書いてくれた「サヨンの鐘」の歌詞。サヨンの鐘の話は戦時中に映画にもなっている。詳しくはウィキを参照
   
     
タグ:台湾
posted by らくだ at 00:36 | Comment(5) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2010年10月12日

旅の終わりはネットカフェ難民

 つい先日、携帯電話を落として大騒ぎしたばかりだっていうのに、今回も大失敗をやらかした。被害は携帯電話よりもずっと大きかった。何をなくしたかっていうと家のカギだ。自分の間抜けぶりには自分でも呆れを通し越して感心している。

 成田空港に着いた後、荷物が重いので宅配便で送ろうと思った。『そうそう、カギを出しておかないと家に入れなくなっちゃう』と思い出したところまでは良かったのだが、いつもの場所に入っていない。あわてて荷物を全部チェックしたのだがどこにもない。夫は上海にいる。つまり夫が帰ってくる翌日まで自宅には入れないってことだ。顔がひきつっているのが自分でも分かった。

 空港のホテルカウンターに行って成田周辺で宿泊できないか聞いてみる。「5800円からありますが、連休中なのでどこもいっぱいです」とのこと。都内に出るしかない。自宅に荷物を送っても夫が帰ってくるまで受け取れないので、送るのはやめて荷物を全部持って暗い気持ちで電車に乗った。こういう時に限っていつもよりも荷物が多くて重い。

 友人に電話して事情を説明し「今晩泊めてくれない?」と泣きついてみようかな〜とも思ったのだが、連休の中日だし、彼女にお土産を買ってきていないし、自分だったら泣きつかれても困るよな〜と思って諦めた。

 バックパックにズタ袋に免税店の紙袋。足元はソックスにTEVAのアウトドアサンダル。どうみてもホームレスのおばさんだ。紙袋が破け始めてホームレス度が一段とアップしたところで、どうにかネットカフェに落ち着くことができた。

 最近は旅にパソコンを持参しているので、ネットカフェに行くのは自体数年ぶりだ。シャワーは使えたし、飲み物は自由に飲めるし、雑誌の最新号がずらっと揃っているし、もちろんパソコンも使え、にわかホームレスの身には結構快適な空間だった。暗くて静かで予想以上に仕事が捗り、ほとんど寝ないで働いた。

 次の日は夫が帰ってくるまで時間をつぶすのが本当に大変だった。それにしてもカギをどこに落としたんだろう。自宅のカギなんて旅行中に使わないから、ホテルの部屋で落としたとしか考えられないのだが、チェックアウト時には忘れ物がないか室内をチェックしていたつもりだった。次は何をなくす/落とすのか怖くてしょうがない一方、正直に書くと自分がどこまで間抜けなのかちょっと楽しみでもある。
   
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2010年10月04日

春子ばあちゃんとの再会

 なぜかパソコンが一時的に?復活した。週末は春子ばあちゃんとばあちゃんの家族にどっぷりとお世話になってしまった。先日の台風で浸水し膝まで水に浸かったというばあちゃんの家はいまだ片づけ中。本来なら訪問はこちらから遠慮すべきだったけれど、ばあちゃんは大歓迎してくれた。

 土曜日は午後ばあちゃんの家を訪ね、夕方からは高級日本食レストラン!に招待してもらって、ばあちゃんの弟、台北在住の長男、三男とその奥さんを交えて会食。刺身に始まり、寿司に天ぷらにうなぎの蒲焼にサーモンフライに焼きうどんに寄せ鍋その他いろいろな料理が次々にテーブルに並び、友人ともどもお腹いっぱいで苦しくなるほど食べた。食後は弟さん宅でお茶をご馳走になり、夜遅くまで楽しんだ。

 日曜日は春子ばあちゃん、三男と奥さん、私と友達の5人で温泉へ日帰りドライブ。ばあちゃんは道中疲れも見せずに軍歌や唱歌を歌いまくった。台湾でBMWに載せてもらい、その中で軍歌を聴くとは思ってもいなかった。温泉への入場料は私が出そうと思っていたら、「もう入浴券を持っているから」と言われ、昼ごはんも鴨料理フルコースの晩ご飯もお世話になった。

 おまけにお土産も烏龍茶3缶とばあちゃんの売り物に違いないアメジスト?のネックレスと夜光石?の玉、古銭を2人そろっていただいた。日本からのお土産を渡してやっと荷物が軽くなったと喜んだのもつかの間、台湾到着時よりも荷物が増えてしまった。何から何まで至れり尽くせりの1日半だった。

 たかだか温泉で偶然出会っただけなのに。台湾人(というか本省人)のホスピタリティの凄さを実感した2日間だった。何回も台湾に来ている私でもうろたえるほどだったから、台湾初訪問の友人はさぞがし面食らったに違いない(というのは、あとになってみれば単なる私の思い込みだった…)。一方の春子ばあちゃんは「奇縁」の一言でサラリと片付ける。「お金はなくなったら働けばまた手に入るけれど、人情をなくしたらダメです」。そりゃそうなんだけど、ばあちゃんと家族の境地に達するのは困難だ。

 例えば私が温泉で偶然会った外国人と意気投合して連絡先を交換、向こうが写真を送ってくれたりして交流が続いたとしても、相手が日本にやってきたときに友人ぐるみでここまで面倒を見ることは到底できない。自分との器の違いを実感した週末でもあった。

 実はもう一人の陳さん(リンク先の記事に出てくる元軍人)にも電話したところだ。陳さんはすごく喜んでくれた。3月に出会った温泉に私が来るものと決め付け、「いつ着きますか?」と今にも家を出そうな雰囲気。今回はその温泉に行く予定はなかったのだが、とても言えなかった。そんなに楽しみにしてくれるのなら、喜んで行くつもり。予定は明日また相談することにした。今回は新規の温泉にほとんど行けないけれど、そんな旅もまたよし。
    
posted by らくだ at 23:53 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

パソコンが壊れた

今年二回目の台湾。友人と元気に旅行中なのだが、持参したパソコンの調子が持ち主に反比例するかのように悪い。

キーボードからの入力を認識しない。ウイルスチェックをしても見つからない。仕事の作業ができなくて青くなった。準備しておいた内容をコピペしてごまかすしかなかった。

悩んでもどうにもならない。パソコンのことは忘れることにした。ただいま、春子ばあちゃん(3月 10日頃の記事を参照)に会いに行くため、東海岸を南下中。
posted by らくだ at 12:56 | Comment(4) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする