2010年09月05日

別府の鍋山の湯近くで…

 すごくショックな事件があった。別府の明礬温泉近くにある野湯「鍋山の湯」(リンク先は私の訪問レポ)に通じる未舗装の道路脇で女性の変死体が見つかった。兵庫県から車で九州に来ていた28歳の女性で、首を絞められた跡があることから殺人と断定されたという。

 鍋山の湯へはバス停から片道1時間ほどテクテクと歩いて往復した。覗き目的の変質者が出没するという噂を聞いていたので始発のバスに乗って行った。それも真冬の一番寒い時期だった。早朝だったこともあり、人通りのほとんどない道だった。温泉付近の車上荒らしも多いと聞いた。彼女が何時ころに現場を通りかかったのか知らないが、私と同じような状況だったとしたら、たとえ大声を出したとしても誰にも聞こえなかったに違いない。

 見つかった車は彼女のものだという。車に乗っていたのに、なぜそんな目に遭ったんだろう。私みたいに歩いている人を親切心から拾ってあげたんだろうか? それとも犯人が道の真ん中に飛び出してきて車を止めて乗り込んできた? つまり、野湯にやってくる女性を待ち伏せしていた?

 野湯に来る人は、アウトドア系というかオープンというか、陰湿な人はいないようなイメージがあった。実際にはそんなことはなくて、気持ち悪くて無神経な人も多々いるってことは今じゃ私も常々実感している。でも、こんな殺人事件が起きるところまで行くなんて予想もしていなかった。 

 犯人はどんな人か分からないけれど、鍋山の湯のことを一切知らないってことはないだろう。ある程度は温泉に関心を持っている人なんじゃないだろうか。考えれば考えるほど気持ち悪くなる。亡くなった彼女のご冥福はもちろん、犯人の一日も早い逮捕を祈っている。

 かつて「温泉好きに悪い人なし」と自信満々で断言していた知人は3年ほど前に再開した際、そんなことを一切言わなくなっていた。心ない温泉マニアに随分酷い目に遭わされて傷ついた様子だった。犯罪とはまったく関係ないけれど、ふと彼のことを思い出した。

 そういえば、私のサイトを訪問する人がどんな言葉で検索して来ているかを調べると、「混浴」という言葉がかなり上位に来る…。私が温泉サイトを運営していることは、わずかながら気持ち悪い人を温泉に呼び寄せる効果があるのかもしれないと考えると、さらに暗くなってきた。
   
posted by らくだ at 20:16 | Comment(9) | TrackBack(0) | 温泉・温浴 | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。