閉館が決まった2007年の初夏、いな葉の女将さんと電話で話したことを思い出す。「鈴を転がすような」という表現がぴったりくる女将さんらしい女将さんの話し方だった。主に外国人旅行者を対象としたホステルに変身したと知った時、あの女将さんはあの声でなんて言ったのだろうか。
700円で日帰り入浴もできるそうなので、そのうち寄ってみようと思う。あるいは一度泊まりに行ってみようか。由緒ある旅館(正確には“元旅館”だけど)に3900円か4900円で1人泊(素泊まり)できるって結構魅力的に思えてきた。上記リンク先の部屋の写真をみても、和室はごく普通の旅館風だ。
それにしても、ケイズハウスが土地・建物を取得した時点ではニュースになったのに、開業のニュースは商用サイト個人サイトを問わず、どの温泉情報サイトにも出ていないのはちょっと寂しい(下の写真はリニューアル工事中だった昨年3月撮影)。