不思議なことがある。若林サンは青木サンからの依頼は受けておらず、自分で投票したという。それが本当だとして、青木サンの意中を想像して投票したということなのだろうか。同じ自民だから同じ意見のはずと言ってしまえばそれまでだが、勝手に想像したということなら怖すぎる。すぐに戻ってくると思ったから押したという理由も理解できない。すぐに戻ってくれば、結果として頭数がそろうからバレないと思っていたのだろうか。
青木サンの反応も理解できない。報道によると「驚いた。本人から電話があって初めて知った」という極めて冷静な対応。もちろん代理投票を依頼した事実はないとしている。冷静なのはマスコミ向けの態度かもしれないが、私だったら「勝手にそんなことをされて非常に迷惑しているし、怒っている」という態度を明らかにすると思う。怒りのかけらも感じられないなんてどうも腑に落ちない。
結局のところ、既に政界引退を表明していた若林さんがトカゲの尻尾切り的に辞任することで一件落着を狙っているように感じてしまうのだが、勘ぐりすぎだろうか。