2010年03月20日

言葉の重さ

 政治家の発言を聞いていて「自分で言うなよ」と突っ込みたくなることがある。重さが感じられない。

 鳩山サン(首相)にしたって平野さん(官房長官)にしたって、米当局者に向かって「トラストミー(私を信じて)」なんて言うのが恐ろしく胡散臭い。私のこれまでの経験から言えば、信用できる人は自分からそんなことを言わない。黙って行動して結果で示す。信頼関係が十分にできていない相手から「信じろ」なんて言われたって無理な話だ。

 そうかと思えば、別の鳩山サン(元自民)は「鳩山邦夫という坂本龍馬が…」と幕末のヒーロー(もしくはNHK大河ドラマの主人公)気取り。もし本当に坂本龍馬の器に値する人物がいたら、絶対に自称しないって。

 この人、かんぽの宿をめぐる郵政公社との一連の騒動以降、どうも自分はヒーローだと思い込んでいるのではないだろうか。正直いって痛々しい。まぁ民主党がガタガタしているこの時期に醜態をさらしてくれて、民主党にとっては嬉しい限りだろう。

 その民主党で、私にしてみれば極めてまっとうなことを言っているように思える生方サンが、幹部の逆鱗に触れて党副幹事長を解任されるとかされたとか。民主党のエライ人たちって自分で自分の首を絞めているってことが分かっているのだろうか。

 結局自民もダメ民主もダメってことだけはよく分かった。今度の参院選挙はどうすればいいのやら。
    
posted by らくだ at 00:41 | Comment(5) | TrackBack(0) | 国内政治 | 更新情報をチェックする
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