2010年01月25日

温泉旅館のインバウンド対応はお粗末だ

 旅行新聞新社のまとめた「プロの選ぶ日本のホテル・旅館100選」が先日発表された。上位10位までの結果は以下の通りなのだが、これら日本を代表する温泉旅館のインバウンド客への対応を調べてみたら(といってもネット上の対応だけだが)かなり手抜き状態だった。

 これじゃ観光庁がいくらインバウンド客1000万人の獲得を目標に掲げても、掛け声倒れになることを確信。かなりガッカリした。
 1位 加賀屋(石川県和倉温泉)×
 2位 稲取銀水荘 (静岡県稲取温泉)×
 3位 日本の宿古窯 (山形県かみのやま温泉)×
 4位 白玉の湯泉慶・華鳳 (新潟県月岡温泉)×
 5位 草津白根観光ホテル櫻井 (群馬県草津温泉)×
 6位 ホテル秀水園 (鹿児島県指宿温泉)×
 7位 水明館 (岐阜県下呂温泉)○
 8位 指宿白水館 (鹿児島県指宿温泉)◎
 9位 あかん遊久の里鶴雅 (北海道阿寒湖温泉)◎
10位 萬国屋 (山形県あつみ温泉)×

末尾の○×評価はらくだによる。
 バツ印を付けたところは英語のサイトが見つからなかったところ。なんと1位から6位まで上位が全滅状態だ。あるいは英語のページを設けているにもかかわらず、公式サイトからのリンクが見つけにくいところにあるのかもしれない。そこまで丹念に探していない。

 1位の加賀屋なんて海外でも知られているし、今年中に台湾で温泉旅館をオープンさせる予定だっていうのに、外国語対応していないというのが不思議だ。サイトの右上にはGLOBALというリンクらしき部分があるのだが、リンクされていない。たとえ一時的にリンク切れになっているにしてもお粗末でガッカリだ。

 英語だけでなく中国語でも対応しているのは指宿白水館とあかん遊久の里鶴雅の2軒だけ。指宿白水館は韓国語にも対応している。場所柄、韓国からの客が多いのだろうか。全国的にはそのうち英語よりも中国語のサイトの方がニーズを集めるような気もする。

 高評価の温泉は外国語のサイトなど作らなくても国内客だけで予約がいっぱいになるのかもしれないが、5年後、10年後を考えて今から動いておいたほうがいいのでは? “YOKOSO JAPAN”と言っているだけじゃ人は集まらない。
   
posted by らくだ at 22:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉・温浴 | 更新情報をチェックする