2010年01月30日

「舞姫」違い

 年頭に密かな目標を立てた。その一つが「内外の古典文学を少なくとも毎月1冊読むこと」。今日はもう30日だ。ちょうど図書館に行く用があったので、ついでに文庫本を借りて来ることにした。

 林芙美子の「放浪記」にしようか迷った。しかし、一両日で読むにはちょっと厚い。次に目をとめたのは「舞姫」。これなら薄いし、中をパラパラ見たら文語体じゃないので読みやすそう。これに決めた。

 帰って来て読み始めたのだが何かおかしい。人妻と男性がタクシーに乗っているシーンで始まっている。あれ、こんな設定だったっけ? さらに数ページ読んで、登場人物の名前も記憶と違うことに気付いた。

 文庫本の裏表紙を見ると「舞台の夢をあきらめた過去の舞姫波子と、まだプリマドンナにならない未来の舞姫品子の親子」とある。ドイツなんてどこにも書いていない。次の瞬間、表紙にある作者名が森鴎外ではなくて川端康成だってことに気付いた。川端康成も同名の小説を書いていたのか〜。無知なもんで全然知らなかった。

 川端版舞姫は昭和25年12月から朝日新聞に連載されていたそうだ。鴎外版は明治23年発表で本人は大正11年没。あれだけ有名な作品と同名の小説が発表されるなんて今じゃちょっと考えられないけれど、その頃は問題なく新聞に連載されて、しかも遺族から訴訟を起こされたりしないのどかな時代だったんだね。

 しかし、この川端版はどうも読み進む気になれない。今年の目標が1月末にして早くも達成できなくなってしまった。
       
posted by らくだ at 20:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

ユニクロ・カレンダーが冬版に

 右のサイドバーに置いているユニクロ・カレンダーが冬バージョンになった。年が明けても紅葉の写真が多く、かなり気になっていた。変わったのは27日の深夜から28日の早朝だろうか? 音楽はラヴェルのボレロをアレンジしたものだ。

 今回のは雪景色が多くていかにも冬らしく、やっと季節に追いついてくれた。どうも季節を後取り(なんて言葉はあるのか…)しているようだ。2カ月くらい遅いんじゃないかな。春バージョンは是非とも3月1日に切り替わって欲しい。ひょっとして、春になってから春バージョンを制作するのかな? それだとまた2カ月遅れでGWの頃になりそうだ。
   
posted by らくだ at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする

有楽町西武も…

 有楽町西武が12月25日で閉店すると聞いて、改めて時代は変わっているのだと実感した。マリオンができてから銀座・有楽町はずいぶん変わった。銀座周辺の人の流れが北上し、有楽町駅周辺にあった零細商店が次々に消えていった。

 振り返れば有楽町西武で買い物をした記憶ってそんなにない。洋服を2、3着買ったかな〜という程度。待ち合わせまでの時間つぶしにウロウロするだけの場所だった。池袋西武に比べて1フロアが狭く、その割には人が多くて買い物しにくかったというのが大きい。

 お隣の阪急は閉店するとかいう話が出ていないので、マリオンはそのままだとして、西武のあとには何が入るんだろう? 有楽町そごうがビックカメラになったことから想像すると、やっぱりヤマダ電機か…。そんな風に連想しちゃうのもご時世なんだろうな。
     
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2010年01月26日

Amazonの包装その後

 久しぶりにAmazonで買い物した。昨年11月のヤフーニュースでAmazonが簡易包装を始めたとことを見ていたので(2009年11月6日付の記事「ヤフーの威力」を参照)、包装がどんなに変わったのかと期待していたのだが…。

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 届いた箱。いつもはペリカン便で届くのに、お急ぎ便を指定したからかクロネコで届いた。箱を持ちあげると中身が入っているのか心配になるほど軽い。

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 箱を開けたところ。上にチラシ類が数枚のっている。

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 チラシを取るとビニールパックされた商品と納品書兼領収書が現れる。

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 商品の箱だけにしたところ。やはりスカスカだ…。簡易包装にしたのは書籍だけなんだろうか。

OLYMPUS ICレコーダー  Voice-Trek V-62-SLV シルバー
 今回買ったのはICレコーダー。長年仕事用に使っていたレコーダーが壊れていることに気づき、あわてて購入した(それでも池袋のヤマダ電機とビックカメラで価格の比較だけはした。Amazonが一番安かった)。

 今までに使っていたものと比べると断然軽い。電池を入れても50グラム弱。パソコンのUSB接続で充電でき、PCとの間で音声ファイルのやりとり(という表現でいいのか?)ができる。

 そのうちにICレコーダーをUSBに接続するだけで会議やインタビューの録音データを自動で書き起こして文書ファイルに転換してくれる機能が実現するだろう。そうすれば作業がもっとラクになるんだけど…。そしてますます怠惰になっていく私だ。

【過去の関連記事】Amazonの過剰包装が気になる(2007年7月22日)
           
posted by らくだ at 21:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

温泉旅館のインバウンド対応はお粗末だ

 旅行新聞新社のまとめた「プロの選ぶ日本のホテル・旅館100選」が先日発表された。上位10位までの結果は以下の通りなのだが、これら日本を代表する温泉旅館のインバウンド客への対応を調べてみたら(といってもネット上の対応だけだが)かなり手抜き状態だった。

 これじゃ観光庁がいくらインバウンド客1000万人の獲得を目標に掲げても、掛け声倒れになることを確信。かなりガッカリした。
 1位 加賀屋(石川県和倉温泉)×
 2位 稲取銀水荘 (静岡県稲取温泉)×
 3位 日本の宿古窯 (山形県かみのやま温泉)×
 4位 白玉の湯泉慶・華鳳 (新潟県月岡温泉)×
 5位 草津白根観光ホテル櫻井 (群馬県草津温泉)×
 6位 ホテル秀水園 (鹿児島県指宿温泉)×
 7位 水明館 (岐阜県下呂温泉)○
 8位 指宿白水館 (鹿児島県指宿温泉)◎
 9位 あかん遊久の里鶴雅 (北海道阿寒湖温泉)◎
10位 萬国屋 (山形県あつみ温泉)×

末尾の○×評価はらくだによる。
 バツ印を付けたところは英語のサイトが見つからなかったところ。なんと1位から6位まで上位が全滅状態だ。あるいは英語のページを設けているにもかかわらず、公式サイトからのリンクが見つけにくいところにあるのかもしれない。そこまで丹念に探していない。

 1位の加賀屋なんて海外でも知られているし、今年中に台湾で温泉旅館をオープンさせる予定だっていうのに、外国語対応していないというのが不思議だ。サイトの右上にはGLOBALというリンクらしき部分があるのだが、リンクされていない。たとえ一時的にリンク切れになっているにしてもお粗末でガッカリだ。

 英語だけでなく中国語でも対応しているのは指宿白水館とあかん遊久の里鶴雅の2軒だけ。指宿白水館は韓国語にも対応している。場所柄、韓国からの客が多いのだろうか。全国的にはそのうち英語よりも中国語のサイトの方がニーズを集めるような気もする。

 高評価の温泉は外国語のサイトなど作らなくても国内客だけで予約がいっぱいになるのかもしれないが、5年後、10年後を考えて今から動いておいたほうがいいのでは? “YOKOSO JAPAN”と言っているだけじゃ人は集まらない。
   
posted by らくだ at 22:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉・温浴 | 更新情報をチェックする

2010年01月24日

年賀ハガキ当選にまつわる怖い話

 お年玉付年賀ハガキの当選番号が発表になった。珍しく発表当日に確認。私宛で1枚、夫宛てで1枚、夫との連名宛てで1枚、合計3枚の年賀切手シートが当たった。

 お年玉付年賀ハガキといえば、つい先月友人から怖い話を聞いたばかりだ。仮に友人をAさんとしておく。そのAさんは学生時代からの友だちBさんと毎年欠かさず年賀状を交換していた。数年前のお年玉付年賀ハガキの当選番号発表日、Bさんから久しぶりにメールが送られてきたそうだ。その内容は…

 「私があなたに送った年賀ハガキで特産品が当選しました。私の買ったハガキが当選したので、当然私にも受け取る権利があるはずです。直接会って分けるのでは時間も手間もかかるので、商品はすべてあなたにあげますから、現金3000円を以下の私の口座に振り込んでください」

 こわい、あまりにも怖すぎる話だ…。世の中にそんな人がいるんだぁ、と驚愕した。このBさんていう人は、自分が送った年賀状の番号を全部控えていたわけでしょ。それだけでも信じられないのに、自分の送った年賀状なんだから賞品を受け取る権利があるっていうのも私の理解力を超えた発想だ。

 Aさんは当選番号なんてチェックしていなかったので、メールが来るまで当選したことも知らなかったそうだ。それにその賞品の特産品とやらがどんな内容でいかほどの価値があるのかも全く分からなかったそう。怖くなって手紙に「どうぞBさんが受け取ってください」と書いてBさんからの年賀状とともに送り、それきり連絡するのをやめたそうだ。私も多分そうするだろうな。

 Bさんみたいな人ってほかにもいるんだろうか? 年賀切手シートって確か50円と80円とで130円分。送り主が『半額の65円分を返せ!』なんて思っていないといいなぁ。
    
posted by らくだ at 22:50 | Comment(7) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

ヘンな会社

 たとえ仕事とはいえ、変わった会社を相手にするのは大変だ。特に担当者が分かっていない場合。ここ数日、今までになく風変わりな会社を相手にするはめになった。
◆1回目の電話
私 「もしもし… (自己紹介&要件)」
相手「今忙しいんです。夕方掛け直してくださいっ!」(ガチャ切り)
 ガチャ切り程度でめげる私じゃないが、私は振り込め詐欺はもちろん電話セールスをやっているわけじゃなく、スキャンダルを暴こうと電話で探りを入れているのでもない。
◆2回目の電話(言われた通りに夕方にかけ直す)
私 「もしもし…(自己紹介&要件)
相手「あの〜私はアルバイトで何も分かりません…」
私 「担当者ないしこの件についてお分かりになる方はいらっしゃいますか?」
相手「今ここにいるのは下っ端だけです。今日はもう誰もいません。明日なら分かる人が誰かいると思います」
 1回目が気の強そうな女性、2回目は対照的に気の弱そうな女性だった。
◆3回目の電話(言われた通りに翌日かける)
私 「もしもし…昨日もお電話した(自己紹介&要件)
相手「担当者は今席をはずしています」
私 「それでしたら後ほどかけ直しますが、担当されている方のお名前を教えていただけますか?」
相手「担当者はたくさんいるので、いちいち教えていられません」
私 「たくさんいる担当者の方が全員席をはずされているのですか?」
相手「………。そうです。それに担当者は毎日変わります。それが何か?」
私 「それでしたら何時頃かければ今日の担当者の方にとって都合がよろしいでしょうか?」
相手「(午後)6時頃ならいると思います」
 今回出たのは声の細い男性だった。しかし、担当者がたくさんいて全員同時に席をはずしていて、毎日担当者が変わるって何よ?と言いたくなった。詐欺会社じゃ…なんて、こっちが怪しんでしまう。
◆4回目の電話(言われた通りに6時頃かける
私 「先ほどもお電話した…(自己紹介&要件)」
相手「担当者ならもう帰りました」
 時計をみると6時を3分ほどすぎていた。6時3分なら十分6時頃だと思うのだがルーズすぎたのだろうか…。○| ̄|_ 手ごわい会社だ。別に悪い話じゃないし、どちらかといえば喜んでもらってもいい話のはずなんだけど…。実際、ほかの会社には「こんなおいしい話をいただいて…」って喜ばれたんだけどな。
  
   
posted by らくだ at 23:17 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2010年01月20日

陽春の大寒に花粉症の気配

 暦の上では「大寒」だってのに、異様に暖かい1日だった。つい10日ほど前は寒風に縮こまって九州を歩き回っていたし、私が行ったあと鹿児島では雪も降ったというのに。この冬は寒いんだか暖かいんだか分からない。

 クシャミが2回続けて出たら、頭をよぎったのは新型インフルではなく花粉症だ。昨年は症状が軽くて珍しく医者にかからずに済んだ私、夏も冷夏だったので花粉は少ないだろうとすっかり油断していた。例年ならそろそろ第一波症状が出る頃。今年は再び花粉症に悩まされるのだろうか。陽春の暖かさをよそに少し憂鬱になった。

 コートを着ないで外出した。薄手のニットに皮のジャケットで、ちょっと厚着かもという陽気だった。某テレビ局に呼び出されて打ち合わせ。微力ながら協力させていただくことになり、お土産にテレビ局グッズをいただいてきた。
       
posted by らくだ at 21:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

ミスター自民党

 昨年の選挙で民主党が圧勝した際、「不思議なほど感動がない」と書いた理由が分かってきた。本来なら感じると同時に理由も分かっていなくちゃいけないのだろうが、トロい私のことだからしょうがない。

 自民党政権がようやく終わるってことに感慨はあった。しかし、新政権の実質的なリーダーは、古い自民党体質をもっとも引きずっている人物。私が子供の頃から自民党に対して抱いているイメージを一番体現している政治家は今なお小沢サンなのだ。民主党の実質的なリーダーが「ミスター自民党」というのもヘンな話だけれど…。古賀さんはじめほかにも「ミスター自民党」と称される人はいるけれど、小沢サンに比べるとどうしても小粒にみえちゃう。

 鳩山サンにしても小沢サンにしても、億単位の金銭スキャンダルは庶民感覚からあまりにもかけ離れていて別世界の話のようだ。早くまともな感覚を持ったリーダーが出てきて本物の「チェンジ」を果たしてもらいたいものだけれど、有権者の間にも「政治家はカネに汚い人、清廉潔白な政治家なんていない」という諦めに似た認識ができているようにも思う。

 自民党政権が続いていたらJALの破たんはもっと先送りされていただろうし、政権交代した意味はそれなりにあったと思うべきだろうか。
    
posted by らくだ at 22:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

なぜ遅い?ハイチ大地震対応


 ハイチで地震が起きたのは13日早朝(現地時間12日午後)で、日本の医療チームが出発したのが16日、今日にも現地入りと聞いて『なんでそんなに遅いのだろう?』と不思議に思った。これまでの海外の大震災ではもっと早く対応していたのではないだろうか?

 遠く離れたカリブ海の国という要因はあるかもしれないが、中国の救助チームがいち早く現地入りしていることを考えれば、言い訳にはなりにくい。日本の対応が際立って遅れているように感じてしまう。地震大国の日本に住む1人として歯がゆい。

 ブログ界隈をみると、グーグルが提供しているブログサービス「Blogger」では13日から寄付を呼びかける国際赤十字のバナーをブログのサイドバーに設置することができるようになった。作業も簡単でサイズを選ぶだけ(初期設定のままにするとサイドバーの一番上に設置される)。対応の早さには驚いた。

 私の利用しているこのSeesaaブログでもそういうサービスをやってくれればいいのに。他のブログサービスもやっていないみたい(すべてを確認したわけじゃないけれど)だし、そういう動きの鈍さが日本的と言ってしまえばそれまでだけど。そんなわけで自分でユニセフ日本赤十字のサイトを検索して寄付先の情報を調べている。
    
posted by らくだ at 09:35 | Comment(2) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2010年01月16日

1日半後の惨事

konohana.jpg 別府で大火があったことを知ったのは半日以上たってから。まさか自分が歩き回った1日半後に27棟が全焼する火事があの一帯で起きるなんて夢にも思っていなかった。写真は在りし日の此花温泉(2008年1月撮影)。

 12日の日中に別府をうろうろしながら、『この1本東側の道に此花温泉があったはず。寄って行こうかな?』と一瞬迷った。結局は寄らずに通り過ぎてしまったけれど、報道を見る限りでは私の歩いていたところも火の海になってしまったみたいだ。死亡された方や依然として行方不明の方もいるし、この寒波の中で被災者が55人もいると知って愕然としている。

 別府は湯も人も大好きなところ。道端で見かけた人に共同浴場への道を尋ねたらなぜか立ち話になり、さらに家に招かれてお茶とお菓子をごちそうになったこともある。そんなお世話になっている人たちに何ができるだろうと別府市の公式サイトを見ても現段階では義援金金の受付などしていない様子。何回でもまた別府に出向くことが私にできる最大のお見舞いみたいだ。

 とりあえず自分にできることは、今回の旅でお世話になった人たちで住所の分かる人にお礼状を送ることなので、これからハガキを書こう。
   
posted by らくだ at 10:24 | Comment(8) | TrackBack(0) | 温泉・温浴 | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

一発屋ブロガー卒業?

 ちょっと遅くなってしまったけれど、2009年分の当ブログのアクセス統計をまとめてみた。訪問者が一番多かった記事の上位10位は下記の通り。自分としてはかなり意外な結果だった。
 1位 CPU使用率100%の危機(2008年4月26日)
 2位 席を譲らなかった若者(2005年4月24日)
 3位 Amazonの過剰包装が気になる(2007年7月22日)
 4位 「無料不用品改修」に注意(2005年11月18日)
 5位 営業メールの達人(2006年12月23日)
 6位 中国に初のヌーディストビーチ(2004年8月8日)
 7位 「男の隠れ家」の末路(2008年12月17日)
 8位 分が悪いルートイン(2009年7月3日)
 9位 絶景世界遺産ランキング(2006年7月24日)
10位 「剣岳 点の記」(2009年7月11日)
 まさかトップに「CPU使用率100%の危機」が入るとは思ってもいなかった。それだけ同じトラブルに見舞われる人が多いのだろうが、自分どころか家族のトラブルでオタオタしたことを綴っているだけなので大して役に立ちそうもなく申し訳ない。

 2位の「席を譲らなかった若者」は昨年の1位から後退。自分としてはやっと解放されたって気分だ。この記事のおかげで友人から「一発屋芸人ならぬ一発屋ブロガーだね」なんて揶揄されていたし…。今にしてやっとわかった。この記事がいくら広く読まれようと、私にとっては失敗作だってことが。雑誌や新聞からの取材協力依頼やナントカ団体からの講演依頼はぜ〜んぶ「車内マナーについて」とか「他人への思いやり」という観点だった。でも、私はそんなことを書いたつもりはなく、世代間の断絶が絶望的なまでに広がっているのに気付いたってことを書いたつもりだ。自分が表現したつもりの内容が伝わらなかったのは、書き手としての私の力不足にほかならない(依頼は全て断った)。

 3位の「Amazon過剰包装」は、ヤフーのニュースページからリンクされて瞬間的にアクセスが爆発した(2009年11月6日の「ヤフーの威力」を参照)。個人的にはこの記事か「席を譲らなかった…」のどちらかが昨年のトップじゃないかと予想していた。

 それにしてもAmazonときたら、昨年11月4日までだった「配送料無料」期間を11月30日、今年の1月7日と次々に延長し、いよいよ3月31日まで延長して配送料無料の対象も全品に拡大ときた。もう、配送料を復活させるのは難しいのではないだろうか。

 4位、5位、6位、9位はそれぞれ2008年版のランキングにも入っている定番の(?)人気記事。7位の「男の隠れ家」はいったん廃刊になってから別の版元で復活したので検索した人が多かったのかな? 

 8位の「ルートイン」は、たまたま改定前の新規開業予定一覧を記録していたので改定前、改定後を比較対象することができ、おまけに債権者側の方がコメント欄に実態を書き込んでくれたので、多くの人が読んでくれたみたいだ。本来ならこういうのが理想的なブログのあり方なんだろう。

 10位の「剣岳 点の記」は映画評としては中途半端な文章で、なぜ入ったのか不明。たまたま検索結果で上位表示されたなどの理由だと思う。

 今回のランキングも当該年に書いた記事は8位と10位の2本しかランクインしなかった。3本以上のランクインを目指すと書いたのに目標は達成できず残念だ。

【参考】2008年の人気記事ランキング
   
posted by らくだ at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする

2010年01月09日

避寒のつもりで

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 こんなところに来てみたら、東京よりも寒かった。菜の花って最低気温2度、最高気温7度の寒さにも耐えられるんだと知った1月の鹿児島。

 でも人はあったかくて、温泉で一緒になった女性が「次にあんたが行くところはあたしも行ったことがないけど、歩いていくのは大変だろ?」と、車に乗せてくれた上にあちこちで道を尋ねて送り届けてくれた。別のところでは、温泉施設の人が「どうせほかの客なんて誰も来ないから駅まで連れて行ってやるよ」と車を出してくれた(しかも、車を出そうとしたそのときに客が5人もやってきたのに「お金はそこらへんに置いといて」と太っ腹っだった)。
    
posted by らくだ at 19:15 | Comment(7) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2010年01月03日

新デジカメに悪戦苦闘中

 今日も池袋に出没。昨日買ったデジカメ用に液晶保護シートやカメラケースなどを買いに行く。どうせなら昨日一緒に購入してさらに値下げ交渉すればいいんだろうけれど、どうも詰めが甘い。

 パワーショットS90の困った点はボディがつるっとしていること。そそっかしい私のことだから落っことしてしまうのが怖い。ビックカメラで相談したら、「特に対策になるようなアクセサリーは置いていません。皆さん100円ショップで滑りどめテープやシートを買って貼っているみたいですよ」と教えてくれた。早速100円ショップに行って滑りどめを買い、帰宅して工作した。

 大きな問題は、カメラを使いこなすのが難しいってことだ。フィルムカメラの時は一眼レフを使っていて、デジカメを買ってからも最初は旅行に出かけるときは両方持ち歩いていた。コンデジ一本に絞ったのはここ6、7年だろうか。

 つまり、過去6、7年は押せば写るカメラを使っていたわけで、すっかり感覚が鈍ってしまったみたい。町中でいろいろ設定を変えて撮ってみようと思ったのだが、シャッタースピードや露出の調整でオロオロしてしまった。いつもは露出補正とISOしかいじっていないのに、機能があまりにも多すぎてあたふた。もうずっとマニュアル車を運転していない人が久しぶりにマニュアル車を運転してみた感じ?

 昨日のブログにも書いた「被写体に人物が目をつぶっていると認識して警告してくれる」機能を試そうと、その機能をオンにして夫に目をつぶってもらったのだが警告は出ず、普通に写真が撮れてしまった。こんなことで使いこなせるんだろうか? ちょっと不安になってきた。
    
posted by らくだ at 23:18 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2010年01月02日

大漁豊作(新年のお買い物)

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 新年早々、家庭内貿易収支で大幅な黒字を計上してしまった。お互いにクリスマスプレゼントをまだ買っていないので、新年の買い物に出かけた。正月の三が日に買い物に出かけるのなんて数十年ぶりかもしれない。繁華街は福袋を持った人でにぎわっていた。

 欲しいのもを聞かれ、ダメ元で「一番欲しいのは新しいデジカメ」と返事した。「じゃ、デジカメを買いに行こう」という流れは嬉しいけれどヤバイ。私は一体何を買うことになるんだろうと警戒していたら、夫は「取りあえず今思いつくのはユニクロのヒートテック下着一式」と言う。

 このプレゼント格差にさすがの私もちょっとひるんでしまった。とりあえず『欲しい物を後日思いついたら追加で買ってあげる』ということにして、まずユニクロへ。一式といってもアンダーシャツとタイツしかない。1枚ずつ選び、傍らにあったフリースの帽子も入れて合計2780円。

 それからヤマダ電機の池袋総本店へ。私の欲しかったキヤノンのパワーショットS90は4万1200円でポイントが23%以上付くとの表示。店員に尋ねたらポイントは24%だった。差し引きの実質価格は3万1312円になる。

 次いでビックカメラ池袋本店へ。4万1200円の価格表示は同じながらポイントは20%しか付かない。「ヤマダ電機では24%ポイントをつけてくれるって言われました」と伝えたところ、いったん引っ込んだ店員が「現金でこの場で購入する場合に限りポイントを25%付けます」と言うので妥協した。実質価格は3万900円。価格.comの口コミを見ると、ビックカメラの池袋本店で実質3万円割れ(しかもSDカード付き)で購入できた方もいるようなので、これから買う方はもう少し頑張ってみるといいかも。

 これまでFinePix(富士フイルム)、DiMage(旧ミノルタ)、Lumix(パナソニック)と使ってきてこれが4代目デジカメ。デジカメ以前のフィルムカメラ時代にEOS630を使っていたので、約10年ぶりにキヤノンのカメラを使うことになる。

 今度のカメラは3年半前に買った先代カメラに比べかなり性能が上がったので、これを使いこなせれば今までよりもキレイな写真が撮れるはず。取り扱い説明書をパラパラと読んだところ、被写体の人物が目をつぶっていると警告してくれるなんて機能もあってビックリした。

 (上の写真には買ったばかりのカメラが写っているので、もちろん古いカメラで撮っています。右上は東急ハンズで買ったドイツ製のらくだの模型)
     
posted by らくだ at 17:30 | Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする