今日は7歳の誕生日だ。なんて書くと「らくださんたら頭大丈夫?」と心配されてしまうかもしれない。“らくだ”を名乗ってネット上に自分の居場所を作って今日でちょうど7年、“らくだ”として7歳の誕生日ということだ。
とても短かったような気がするのだが、初期のころにネパールやパキスタンで1人で元気に山登りをしていた父が入院して退院、しばらく元気にしていたと思ったら再び入院して死去、もうすぐ一周忌だということを考えると、随分長いことやってきたんだな、と思う。それだけの変化があった間に自分はどれだけ成長できたんだろう?
サイト運営を通じて会ったこともなく名前も知らない人たちにいろんなことを教えてもらってきた。そういう意味では少しは賢くなったのかな。皆さん、どうもありがとうございます。
7歳とはいえドッグイヤーのネット上ではもう十分に中年? 匿名の個人がやっている趣味サイトでも長く続ければそれなりに信用に結びつくらしい。「継続的に更新しながら長くホームページを運営してきた人だから」という理由で見ず知らずの人が信用してくれたり、こちらからのお願いごとが簡単に進んだこともあったっけ。
このブログ右側の「過去ログ」を94年2月の開設から全部載せることにしたのも、「長く続けていることが分かった方が絶対にいい」と友人に勧められたから。従来は直近の2年分とか1年半分だけ載せていた。
ホームページとブログを長く続けるコツは違うかもしれない。私の場合、ホームページは楽しいことを最優先、ブログはなるべく思い込みを排除しながら正直に書くってことかな。両方に共通するのは、自分の身の丈以上の人気サイトに育てないのと、訳の分からないコト/ヒトにはなるべく関わらないってこと。7年間で学んだのがこれだけって、やっぱり成長していない気がしてきた…。
当面の課題は英語の世界。梅田望夫氏が「
日本のwebは残念」と述べているが、それじゃ「アメリカのwebは残念じゃないのか」どうかを自分で確認したい。以前よりも真剣に英語ネット界のウォッチを始めたところだ。今のところ残念な人は「欧米とか日本にかかわらず残念」ということが分かった。ひょっとすると、自己主張が強くて個人主義が発達しているだけに日本よりも手に負えないかもしれない。一方、すぐれている人の優秀さは日本よりも上なのかもしれないが、自分にはそれを見極められる力がない。
あと世界中のいろんな国に「日本のすべてが好き!」と言ってくれる日本ファンの人たちが少なからずいるってことが分かった。その理由が分からず不思議でしょうがない。そういう知り合いが何人かできたので、そのうち理由が探れるんじゃないかと期待している。