2009年10月12日

津軽

3連休は津軽へ。

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朝方の一番風呂に選んだのはココ。至福のひととき。

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道を歩いていてこんなのが見られるのは津軽だけ?

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種類別に分けられていた。もちろん「とった」のは写真だけ。ご安心を。

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テッピーのヘッドマークがあるのは「鉄道の日」が近いから?

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どこから見ても昭和の佇まい。

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自動改札なんてあるはずもない。

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朝方を除くと電車は1時間に1本。おかげで看板のない某温泉を訪ねた帰り道はバスに乗ってしまった。

いや〜、それにしてもよく歩いた。

一カ月あまり前の函館では冷房を入れていたのに、今回は暖房のお世話になっている。テレビの天気予報で「霜注意報」なんて言葉も聞いた。北国では9月から10月にかけて季節が一気に進むんだと実感。10月から11月はさらに加速するのかな。
posted by らくだ at 21:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年10月09日

早過ぎる受賞

 「アメリカのオバマ大統領が今年のノーベル平和賞を…」と聞こえてきた時、もうまったく信じられなくて夫に「今テレビでオバマが何を取ったって言った?」と聞いちゃった。間違いじゃなかった。オバマ米大統領が今年のノーベル平和賞に輝いた。素直に「おめでとうございます」という気になれない。

 今年の1月20日に就任して以降どんな成果をあげたんだっけ。思いだせない。少なくともアフガニスタンは泥沼化しているような印象があるし、六カ国協議だって再開されていない。最近物忘れが激しくて、何か重大な成果を忘れているかもしれないと必死に記憶を探っていたら、テレビで「核廃絶に向けた取り組みが評価された」と言っていた。え??? 

 アメリカ自身が保有している核の廃棄に踏み切るとか踏み切ったなんて話は聞いた記憶がない。要するにかけ声だけの段階なのでは? それなのに今の段階で平和賞が授与されるってことにすっごい違和感がある。

 言ってみれば、これまで劣等生だった子が優等生に生まれ変わると宣言しただけで誉められているようなものかな。もうちょっと乱暴に例えると、ある暴力団不良グループがあって、これまでは下級生の悪ガキに「お前らナイフ持って学校来てるだろ!」なんて言いがかりをつけて一方的にボコボコにしていた(しかも下級生はナイフを持ってきていなかった)のに、リーダーが変わったら急に「これからは刃物のない社会を実現するために頑張ります」なんて言い出し、それだけで「世のため人のために尽力した」と表彰されちゃって、周りの人がポカ〜ンとしているってところ。

 ま、劣等生を優等生のように扱うと本当に優等生になるという話だから、この時期での授賞により「もう後戻りは許されない」という強い圧力をオバマにかけたという意味合いがあるかもしれない(賞の趣旨から離れてしまうが)。

 それとも、このところ健康保険制度改革などを巡って支持率が急低下、シカゴオリンピックの招致にも失敗した若き大統領を支援しようっていう「政治的な力」が働いたんだろうか? 私がこんなことを書いたところで、リオデジャネイロが石原都知事の負け惜しみ発言に激怒したようなことにはなりっこないので安心だ。

 そういえばキッシンジャーもノーベル平和賞受賞者だった。その程度の賞なんだと思えば不思議もないか…。オバマはブッシュJr.よりも100万倍好きなだけに、なんだか複雑な心境だ。
   
posted by らくだ at 21:01 | Comment(4) | TrackBack(1) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする

2009年10月08日

台風18号

 我が家周辺は圧倒的に風台風だった。全国的に見ても雨の被害よりも風の被害の方が大きかったみたいだ。

 朝方起きた際は比較的静かだった。台風がスピードを速めてもう通り過ぎてしまったのかと思ったら、すぐに風がうなり始めた。普段はスムーズに動かない網戸が触ってもいないのにス〜っと右から左に動いた。夜になって窓を閉めている限り、強風の気配は感じられなくなったところだ。

 雨は朝の8時半ころにいったんやみ、また降りだしたかと思ったらすぐにやんだらしく、昼前には道が乾いて強い日差しが照りつけた。ここのところ晴れ間らしい晴れ間を見ていなかったなぁ。

 この台風はしぶとい。10月でもう暑くないのだがら、いったん上陸してしまえばすぐに弱って温帯低気圧になるのだろうと思っていたのだが、未だに台風のままどころか暴風域を伴っているらしい。強風域はむしろ拡大したとテレビで言っていた。これからまだ東北地方が直撃されるとのこと、東北地方の皆さんはご注意を。

 天気予報によると東京は明日からは晴れが続く。ようやく夏物をしまえそうだ。
 
posted by らくだ at 20:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年10月07日

Gメールの天気表示

 おとといあたりからGメールのインターフェースで天気が表示されるようになった。例えば受信トレイの画面にすると、上部の背景は灰色の画面で雨が斜めに降っている。きのうの夜はどん曇りの画面だった。

 自分では天気表示をするように設定を変えたつもりはない。どんな設定になっているんだっけ、と思って確認する。「設定」→「テーマ」と開けていくと各種あるスキンの中から「草原」を利用していた。一番下には「地域は東京に設定されています」とある。やはり東京の天気がリアルタイムでインターフェースに表示されているのだ。

 ほかのスキンでも表示されるのかと思っていくつか試してみた。どれも天気は出てこない。どうも「草原」だけみたい。ネット上でも話題になっているのを見つけられなかったから、「草原」を利用している人はごくわずかなんだろう。

 グーグルらしいサービスではあるのだが、なんせ気付いてからずっと雨か曇り。外で雨が降っているのに家の中も雨ですか…と、ちょっとブルーな気分になっている。これで台風が近づくと「雨」から「嵐」に変わるのか、晴れているときはどんな画面になるのか見たいので、しばらくは「草原」のままにしておこう。
 
posted by らくだ at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

富士通のパソコンはもう買わない

 富士通のパソコンのサポート体制が改悪されていた。今日気付いた。偶然サポート関連のページを開いて「電話相談サポート内容の変更について」というお知らせを見つけた。お知らせは4月から出ていたらしいのだが全然知らなかった。

 24時間体制だった電話サポートの受付は9時から21時になった。また、パソコン1台につき10件まで無料だったのも近く有料化される。現在は移行期間中だから何回でも無料(無料期間は機種により異なり、2010年5月末までと2011年3月末までの2種類)なのはありがたいのだが、無料期間が終わると1件につき2000円もかかるという。眼が飛び出るかと思った。

 ちなみに新規でパソコンを購入すると、最初に電源を入れてから1年間は無料で、2年目からは1件2000円かかるという。

 私がメインに使っているパソコンは3台連続で富士通(サブはエイサーとアスース)。そのうち2台分が1アカウントで登録されており、無料サポートは16、7回分残っているはず。つまり、2台のパソコンで利用した電話サポートは3、4回っていうところ。夫はもっと多いと思う。それほどサポートを使っているわけじゃないんだけど、24時間電話で対応してもらえるというのはありがたかった。

 もともと日本の大手メーカーのパソコンは不要なバンドルソフトがてんこ盛りで、以前から無駄だな〜と思ってきた。今年の1月に再び富士通のパソコンに買い替えたのは、夫と義母ともに富士通のパソコンを使っていて『3人とも慣れているし、従来のパソコンの無料電話サポート件数を引き継げるから』と思ったからだ。

 義母にも常々「24時間電話で相談できるし、きっと私よりも分かりやすく説明してくれます。無料サポートの件数はまだ十分残っているので、分からないことがあったら遠慮しないで電話してみてください。」と言っていた。

 メールサポートは今現在もこれからも無料なのだが、かゆいところに手が届かないというか1回のメールでは用件が済まず、結局「この通りに操作しても変わらない場合は、電話サポートをご利用ください」とメールが来ておしまいなんてことも何回かあった。

 私たちのパソコンの無料サポートが2011年3月末で終わってしまうってことは、次に買い替える時は富士通以外のパソコンになることはほぼ100%確実だ。
 
posted by らくだ at 20:50 | Comment(4) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2009年10月05日

1人旅と2人旅

 10日以上前の話になるが、インドネシアのバリ島で日本女性が殺害されたというニュースはすごくショックだった。犠牲者の冥福をお祈りする。

 事件については断片的に報道を見たり読んだりしただけで全貌を詳細に知っているわけじゃない。場当たり的な犯行だし手口もずさんでどうにかして悲劇を防げたんじゃないかと思う一方、私が彼女の立場だったら、同じ目に遭っていたかもしれないと思った。

 というのも、言葉が満足に通じない海外で「あなたの友人がトラブルがあった」と言われれば大抵の人はパニクる。深夜でも、相手が私服警官を名乗りパトカーじゃなくてオートバイで1人やってきても、怪しむ余裕もなく言いなりになって出かけて行くに違いない。

 私は1人旅だったら絶対に部屋のドアを開けない。あるいはドアチェーンをはずさない。これまでも、滞在先のホテルで深夜に部屋のドアをノックされたことがある。

 ホンジュラスでは「ポリスだがコカインの所有をチェックする」と言われた時には「深夜に取り調べを受けるような重大な容疑があるのだったら、真夜中に構わらずサイレン鳴らしたパトカーで来てくれる? さもなかったら日本大使館を通して明日来て」って追い返した。パキスタンでも宿の兄ちゃんが深夜2時すぎに「この部屋を使いたい客がいるので、別の部屋に替わってくれないか?」と来た。ドア越しに「NO!」でおしまい。翌日チェックアウトして別の宿に移った。

 ソウルでは夫と2人でツインルームに泊まっていて、途中で夫が1泊だけ別の都市に泊まりに行った日の深夜、ドアをコンコンとノックされた。窓から外を見ても火事などの非常事態とは思えない。ノックの音がいかにも「なるべく周りに聞こえないように」といった密やかな感じだったこともあって無視した。なんだか気持ち悪くて、その宿にはそれ以来泊まっていない。

 日中に街中でニセ警官に呼び止められ、結果としてこちらが警官に暴力を振るう形になったこともあった(このページのボリビア・ポトシの項を参照)。

 上記のいずれの場合も、おとなしく言うことを聞いていたら何らかのトラブルに巻き込まれていた可能性が大きいと思う。でも、「あなたの友人が…」と言われ、別の部屋に泊まっているはずの友人が深夜にもかかわらず部屋に戻っていなかったら冷静な判断ができるかどうか疑問だ。

 少なくとも私の場合、2人旅よりも1人旅の方が安全なのかもしれない。自分の心配だけしてりゃいいんだから。2人だと相手に頼って油断しちゃうというのもある。

 それにしても、最初に被害に遭った友人女性の件で警察がもっと早く対応していれば、最悪の事態は免れることができたはず。通報が遅れたのか、警察の対応が遅かったのか、表に出ていない事情があるのか知らないが、なんともやりきれない。
 
posted by らくだ at 21:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年10月03日

オリンピック精神はいずこ?

 2016年のオリンピック開催地決定をめぐる大騒ぎをみていて不思議に思った。一体いつからこんな騒ぎになったんだろう? 大阪が立候補したときはこんな大騒ぎじゃなかったよね?

 そもそも大統領・首相・国王といった人たちが開催地決定の場にそろって乗り込むなんて、以前はなかったんじゃないだろうか。しかも、鳩山サンなんてスピーチの中で「オリンピック精神」に触れていた。国のリーダーが開催地決定の場でスピーチしたり、オリンピック精神について語ったりすること自体、オリンピック精神に反すると思うのだが。オリンピックは政治や国益とは無縁であるべきだ。

 オバマ大統領が"I urge you to choose Chicago"と直接的な言葉で投票を求めているのを聞き、なんだかちょっと高圧的に思えて不愉快になった。夫人もちょっと押しつけがましかったよね。英語圏の人にはスッキリくるのかもしれないけれど、アジア圏やほかの地域には私にみたいに感じた人もいたのだろう。シカゴは最初の投票で最下位だった。

 日本についても鳩山サンが金色の勝負ネクタイをして乗りこんでいく場所は他にあるでしょうに…と冷ややかな眼差しを送ってしまった私だ。「コンパクトな大会」を売り込むのにあまりにも「ビッグな招致活動」だったようにも思う。

 オリンピックのああいうプレゼンテーションは、政治家やプロアスリートを排し、縁の下の力持ち的な無名の人たちがやるべきだ。もし私がIOC委員だったら、政治や商業ベースから最も遠いプレゼンをやった国に投票する。

 で、今回は4カ国横並びだったとして(リオとマドリードについては報道を見ていないのでプレゼン内容は全く知らないのだが)、リオが選ばれるのは当然だと思う。ブラジルはおろか南米全体でもオリンピックが開催されたことがないのだから。3年前から私はリオを支持してきた(2006年8月30日付の「東京でオリンピック?」を参照)。ごく公平な決定で納得できた。

 リオデジャネイロの皆さんだけでなくブラジルの皆さん、ひいては南米の皆さん、オリンピック開催決定おめでとうございます。
 
posted by らくだ at 10:49 | Comment(3) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2009年10月01日

夢やぶれて夢かなう

 48歳のシンデレラ、スーザン・ボイルさんが久しぶりに話題になっている(彼女については当ブログ4月20日付の「おばさんシンデレラ」を参照)。

 コンテストの準決勝はユーチューブで見た。ミュージカル「キャッツ」のメモリーを歌っていたけれど、声に伸びやかさがなかった。ちょっと音を外しているんじゃ、って思った場面もあった。それでも決勝に進み、もういちど最初に話題になったレ・ミゼラブルの「夢破れて」を歌ったものの、若者グループのDiversityに負けて番組からデビューすることはできなかった。

 まさに夢やぶれた彼女なのだが、今度CDデビューすることが決まったそうだ。日本でも11月25日に発売だそう(情報源はBARKS)。しかも、CDのタイトルは「夢やぶれて」。番組からプロデビューするという夢がやぶれた彼女が「夢やぶれて」で夢をかなえる−−なんだか複雑だ。

 収録曲にはマドンナやローリング・ストーンズのカバーも入っているそうで興味深い。アマゾンを調べたら、既に輸入版については予約を受け付けているみたい。でも、下記の画像を見る限り、アルバムタイトルは本人の名前に見えるのだが、本当に「夢やぶれて」なんだろうか?

 彼女のCDはぜひ聞きたい。ある意味で彼女はビジュアル系(!)でもあるから、ぜひ動画もみたいな。垢ぬけた姿を見せて世界中のおばさんを勇気づける「おばさんの星」になってもらいたい。


Susan Boyle
posted by らくだ at 20:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評・芸能など | 更新情報をチェックする

7歳になりました

 今日は7歳の誕生日だ。なんて書くと「らくださんたら頭大丈夫?」と心配されてしまうかもしれない。“らくだ”を名乗ってネット上に自分の居場所を作って今日でちょうど7年、“らくだ”として7歳の誕生日ということだ。

 とても短かったような気がするのだが、初期のころにネパールやパキスタンで1人で元気に山登りをしていた父が入院して退院、しばらく元気にしていたと思ったら再び入院して死去、もうすぐ一周忌だということを考えると、随分長いことやってきたんだな、と思う。それだけの変化があった間に自分はどれだけ成長できたんだろう? 

 サイト運営を通じて会ったこともなく名前も知らない人たちにいろんなことを教えてもらってきた。そういう意味では少しは賢くなったのかな。皆さん、どうもありがとうございます。

 7歳とはいえドッグイヤーのネット上ではもう十分に中年? 匿名の個人がやっている趣味サイトでも長く続ければそれなりに信用に結びつくらしい。「継続的に更新しながら長くホームページを運営してきた人だから」という理由で見ず知らずの人が信用してくれたり、こちらからのお願いごとが簡単に進んだこともあったっけ。

 このブログ右側の「過去ログ」を94年2月の開設から全部載せることにしたのも、「長く続けていることが分かった方が絶対にいい」と友人に勧められたから。従来は直近の2年分とか1年半分だけ載せていた。

 ホームページとブログを長く続けるコツは違うかもしれない。私の場合、ホームページは楽しいことを最優先、ブログはなるべく思い込みを排除しながら正直に書くってことかな。両方に共通するのは、自分の身の丈以上の人気サイトに育てないのと、訳の分からないコト/ヒトにはなるべく関わらないってこと。7年間で学んだのがこれだけって、やっぱり成長していない気がしてきた…。

 当面の課題は英語の世界。梅田望夫氏が「日本のwebは残念」と述べているが、それじゃ「アメリカのwebは残念じゃないのか」どうかを自分で確認したい。以前よりも真剣に英語ネット界のウォッチを始めたところだ。今のところ残念な人は「欧米とか日本にかかわらず残念」ということが分かった。ひょっとすると、自己主張が強くて個人主義が発達しているだけに日本よりも手に負えないかもしれない。一方、すぐれている人の優秀さは日本よりも上なのかもしれないが、自分にはそれを見極められる力がない。

 あと世界中のいろんな国に「日本のすべてが好き!」と言ってくれる日本ファンの人たちが少なからずいるってことが分かった。その理由が分からず不思議でしょうがない。そういう知り合いが何人かできたので、そのうち理由が探れるんじゃないかと期待している。
  
posted by らくだ at 01:00 | Comment(7) | TrackBack(1) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする