2009年09月29日

リンク集

 既にお気づきの方もいるかもしれない。数年間も放置状態だったこのブログのリンク集をリニューアルした(このページ右側の下部、Blog Peopleの項目にリンク集があります)。最初のころは律義に(って自分で書くのもヘンだが)相互リンクしていたのだが、段々と面倒くさくなって放置していた。

 過去1年間に1回も訪問していないブログへのリンクを外し、お友達や参考にさせていただいたブログへのリンクを新しく張った。もちろん日々楽しみに見ているブログへのリンクはそのままで変わらない。まだ入れ忘れているブログがあるような気がする。

 迷った末にリンクしなかったのもある。例えば、多数の人が押し掛けたら迷惑になりそうな温泉の情報が満載のブログなど。

 リンクしたら迷惑になる恐れがある人には事前に打診したつもり。それでも「リンクされるのは迷惑」という方、あるいは「私のブログがリンクされていないのはけしからん!」という方は、どうぞご一報ください。
 
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2009年09月27日

奥多摩

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今日の風呂

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今日の猫(ショーウインドー内にいます)

ブログは相変わらず重いっていうのに最近写真を貼りすぎ?
 
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「男の人とかが使うカメラ」

 最近コンデジを買い替えてくてしょうがない。ちょっと前から書いている通り、狙っているのはマニュアル操作できるコンデジだ。次々に新製品が出てくるので、どうもターゲットが絞りきれない。

 ついつい家電量販店に足が向いてあれこれいじったり値段をチェックしたりしている。今日も出かけた帰りに、いつもと違う家電量販店に行ってみた。

 しばらく見ていたら女性の店員が「何かお探しですか?」とにこやかに近づいてきた。(1)3年ほど前に買ったルミックスを買い替えたい(2)コンデジでマニュアル操作できるものを探している(3)ルミックスのLX3はちょっとハイスペックすぎる(4)半面、FX550はモニターのタッチパネルでシャッタースピードを動かすのが面倒そう−−なので他のメーカーで同じような機能で使いやすいカメラを探していると話したたところ、「そういうのは男の人とかが使うカメラなので操作が難しいんです」ってあっさり言われた。

 「男の人が使うカメラ」ならまだ分かるんだけど、「男の人とかが使うカメラ」ってどんなカメラ? どう考えても、その「とか」の中には私は入っていないってことなんだろうなぁ。ちょっと悲しい。

 私に向いているのはシンプル操作のカメラだそうで、2万円強の商品を強力にお勧めしてきた。う〜ん、これだったら今使っているのと大して変わらない。このカメラの在庫処分ノルマでもあるのかな? 

 今のところ最有力候補は10月中旬に出てくるキヤノンのS90。でも、触ってみないことには分からない。
 
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2009年09月25日

25%減らせますか?

 鳩山首相が国連の会合で温室効果ガスの25%削減を明言したことが海外で評価されているという。私のところにも海外の友人から「今度の首相は環境問題を真剣に考えているみたいで良さそうじゃない」というメールが舞い込んだ。しかし、正直言って25%削減という目標は他人事というか画餅というか、現段階ではとても現実的なものに感じられない。

 90年比での25%削減だから現在と比べれば3〜4割減、下手すれば半減になってしまうという議論とか、どんな活動がどれだけ温室効果ガスの排出に結びついているかなんていう難しい話を抜きにして、単に今現在の日々のエネルギー使用量として考えてみる。自分の日々の生活の中でエネルギー使用量を25%削減するというのは、かなり非現実的に思える。

 例えば、15年以上前に買った冷蔵庫を2年ほど前に買い替えて消費電力がずいぶん小さくなったはずなのだが、月々の支払いには全く違いが出なかった。また、毎日お風呂を沸かしていたのを昨年からエコ生活を心がけようと夏場は1日おきにシャワーにしたのだが、ガス代・水道代ともに変化を確認できなくてガッカリした。この分じゃ、各部屋のエアコンを省エネタイプのものに買い替えても、あまり期待できそうにない。

 技術革新に期待するだけじゃ無責任だよな。でも、もともと車は持っていないし、タクシーにもほとんど乗らない。それに、家の電気をこまめに消すとか、白熱灯を蛍光灯に換えるとか、1人1台ずつ持っているプリンターを1台にする程度じゃほとんど何も変わらないだろう。そのうち冬場はお風呂に毎日入るのをやめて1日おきにしなくちゃいけないかな〜と漠然と考えている。それくらいしか削るところが思い浮かばない。ほかの人はどんなところで省エネを図っているのだろう?

 お風呂といえば、私の好きな温泉。先日も北海道で熱い温泉が垂れ流し状態になって川にそそいでいるところを少なくとも3カ所見かけた。こういう地熱エネルギーをなんとか有効に使えないものだろうか。というのも今年訪ねた北京とアイスランドは地熱利用にかなり力を入れているのが印象的だったからだ。

 アイスランドはもともと想像していたけれど、北京はかなり意外だった。「石炭に代わるクリーンエネルギー」ということで、従来石炭ボイラーを使っていた集合住宅が地熱利用のマンションに建て替えられたりしていた。オリンピックでバドミントン会場として使われた体育館は地熱エネルギーで冷暖房を賄っているそうだ。その分、温浴利用は日本ほど盛んじゃない様子だけど、温泉開発については日本が異常だと思っている。

 日本では青森県の浅虫温泉が温泉熱利用のモデルケースになる(9月25日付河北新報)そうで、各地にこうした動きが広がることに期待したい。逆にいえば、源泉を加熱利用するとか源泉から出るメタンガス(二酸化炭素以上の温室効果があるそう)を大気中に放出するなど温暖化に貢献している施設は、何らかの対策を自発的に講じてうまく広報活動をすれば話題になるだろう。

 政策的にはエコ施設とそうでないところの税体系を変えるなんてどうだろう。その前にシエスパの爆発を受けて改正した温泉法を再び改正して可燃性ガス(メタンガス)の大気放出を規制してくれないかな。安易な温泉開発&経営が下火になって一石二鳥に期待できると思うのだけど、そんなにうまくいかないかな?
posted by らくだ at 19:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2009年09月22日

鰊みがき弁当+α

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 食べる話題が続いて申し訳ない。完全に「食欲の秋」モードでお腹がすいてしょうがない。鉄道の旅に出かけても駅弁を食べることは最近ではほとんどないのだが北海道だけは別。今回はこれまでも何回か食べて大好物の森のイカ飯と長万部のカニ飯に加え、初めて函館で「鰊みがき弁当」を買ってみた。840円。

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 ニシンと数の子が3切れずつ載っている。沢庵の周りの微妙な空白が気になる。ひょっとして昔はニシンが4切れ入っていたのだろうか? 濃いめの味付けで駅弁にピッタリ。

 夫が「家でも作って」と言い出した。これまでも島原の具雑煮とか昆明のクレイポットライスとか、いろんな料理の再現リクエストにこたえてきたが、正直な話、ニシンなんてこれまで料理したことない。我が家最寄りのスーパーでニシンなんて見たことないよな〜と思い、軽い気持ちで「じゃ、材料買ってきてくれたらね」と受け流したのだが甘かった。夫は1.5キロほど離れた生鮮食品のディスカウントストアまで行ってニシンだけじゃなく数の子(細かく崩れた安物)まで買って帰ってきた。

 しかもニシンは250グラム入りの一夜干しが140円だという。安い! 最寄りスーパーで一尾83円のサンマ買うよりもお得じゃない!と喜んだのもつかの間、ネットで調理方法を検索して唖然とする。米のとぎ汁で似て柔らかくしてからお茶で煮て匂いを消すなんて面倒くさいことが書いてある。パックの上から押してみるとすでに柔らかかったので一部省略。お茶で煮るところから始める。

P1140008.jpg 夫は「数の子はパックから出すだけでいいんでしょ?」なんて暢気なことを言っている。気楽でいいねぇ。数の子は塩抜きしてから味をつけるから、ニシンを料理するよりも時間がかかって大変なんだともったいぶって説明しておいた。

 圧力鍋のない我が家、ニシンは2時間ほどかかって骨まで食べられる状態になった。味は「極めて駅弁に近く再現できている」と合格点が出てホッとした。しかし、写真を比べると本家本元とは全然違ってガッカリ。

 作っている間に子供のころの記憶がかすかに甦った。むか〜し昔その昔、親がニシンの甘露煮を作っていたことを。私が随分小さな時だったと思う。少なくとも小学校2、3年以降は食べていない。多分、あまりにも時間がかかって面倒くさいということで作らなくなってしまったのだろう。

 理由はともかく、我が家のレシピは親から子へ引き継がれなかった。ほかのお宅ではニシン料理のレシピが親から子へ伝えられているのだろうか。
 
posted by らくだ at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年09月20日

500円丼

 函館駅すぐ近くの朝市に「500円丼」なるものがあるというのを知り、半信半疑で行ってみた。朝市には以前も行ったことがある。完全に観光客向けで物価も観光客向けだったような記憶があるのだが、500円丼は本当にあった。

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 五目丼。瓶詰めの鮭フレークらしきものが載っているとはいえ、これで500円には見えないでしょう。イチオシ。

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 イクラ丼。2000円前後で食べさせている他の店に比べるとイクラの量が少ない。でも、他の店の4分の1の量ってことはない。

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 最後に食べたカニ丼。もちろんカニカマじゃないよ。

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 この駅二(えきに)市場二階で食べた。すっかり気に入って夫と2回、1人で1回行った。なぜかいつも結構すいていたのが不思議だ。お茶とお水はセルフサービス。みそ汁とお漬物付。500円丼はほかにチンギスカン丼と鮭親子丼がある。営業は6時半から14時半(ラストオーダー)。
 
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2009年09月19日

函館−お約束の景色

 ちょっと遅くなってしまったけれど、先日行って来た函館の写真。Seesaaブログがサーバ障害でダウンしたばかりだってのに、こんなに写真をアップして大丈夫だろうか? まずはお約束の景色から。
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午後5時少し前の函館山からの眺め。この時間帯はまだロープウェイも混んでいなかった。夕方なのでどうしても山の影が写ってしまう。

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午後6時半前。風が強いので建物内で一休みしているうちに展望台の柵の前には二重三重に観光客が並び、写真を撮るのも一苦労した。海外からの観光客もちらほら。津軽海峡方面はイカ釣り漁船の灯りが見えた。

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午後6時半すぎ。私のコンデジではやはりつらい。三脚も持参しなかったし。帰りはロープウェイで往復するよりも安いバスにしたら、超満員の押しくら饅頭状態。

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八幡坂。観光客がたくさんいた。坂の下を路面電車が通るタイミングで撮ろうと思ったけれど、なかなかうまくいかない。路面電車って乗っているとノロノロ走っている印象なのに、街中で見かけると結構速く感じるのはなぜ?

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八幡坂のすぐ近く。観光パンフレットで見た景色を探してたどり着いた。ここは観光客は誰もいなくて、男性が一人静かに水彩画を描いていた。

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五稜郭タワーからの眺め。私のカメラでは五稜郭の全景がとらえきれない。ガラスは斜めになっているので反射が写りこまないのは嬉しい。新幹線の新函館駅ができるのは山のふもとあたり?
 
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障害のお知らせ&お詫び

 今朝になってから「ブログが削除されている」、「閲覧できない」というメールが何通か寄せられています。自分自身でも当ブログを開けたりエラーメッセージがかえってきたりと、極めて不安定になっています。

 サービス運営元のSeesaaからの公式な告知は19日の9時すぎ現在の段階で何もなく、原因や復旧の見通しなど一切分かりません。ご迷惑をかけて申し訳ありませんが、ご了承ください。といっても、この投稿自体アップできるかどうか分からない状態です。
 
posted by らくだ at 09:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ、訂正など | 更新情報をチェックする

2009年09月17日

メディアリンチ

 テレビをつけたら酒井法子が保釈された、記者会見をした、入院したと大騒ぎになっていて、いい加減ウンザリした。こんなに逐一報道しなくちゃいけない大ニュースじゃないでしょ、どう考えても。しかも、もう何週間もず〜っと騒ぎが続いている。いい加減にしてよ。

 そりゃ、覚せい剤の所持と使用は犯罪だ。だけど、彼女のせいで危害を加えられた人とか損害を被った人がどれだけいるんだろう? 所属事務所とかレコード会社とか、仕事のつながりがある人たちとか身近な人を別にすれば、ほとんど何も被害はないはず。

 それなのに、なんかこう「さぁ、みんなで悪人を裁きましょう!」モードになっているのが気味悪い。相手(のりピー)は100%悪くてまったく反論できない立場。それをいいことに『今のうちに叩けるだけ叩いちゃお!』なんていう雰囲気を感じる。

 執行猶予がつくことが確実な犯罪で、ここまでバカ騒ぎすんなよ! これじゃ「犯罪報道」を隠れ蓑にした「メディアによる弱いものイジメ」だ。私は別にのりピーのファンでもなく、彼女が廃人になっても一向に構わないけれど、こんなメディアリンチは非常に不愉快だ。
 
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2009年09月16日

高齢内閣

 総選挙当日よりも「政権交代」を実感できた。しかし、新閣僚の平均年齢が60歳を超えるとは予想していなかった。フレッシュな顔ぶれになるもんだとばかり思っていたのに。なんかこう「ドラマチックに変わった!」という感動はなかったな。

 はっきりいってどんな人なのか知らない人が多い。なので適任かどうかの意見もない。意外感といえば亀井サンぐらいかな。郵政やるのは理解できても金融担当ってちょっと畑違いなんじゃ?と思った。長妻サンは年金やらずして何をやる?ってのが一般的な認識だろうし妥当な人事。前原さんの国交相就任も『そっか、鉄ちゃんだし…』と納得した。

 鳩山サンは記者会見で「脱官僚依存」と明言していた。閣僚の顔ぶれをみると『あまり変わり映えしないんじゃ…』という不安感もあるのだが、ようやくここまで来たのだから変革に期待するしかない。きのうよりも良い未来へ。
posted by らくだ at 23:46 | Comment(6) | TrackBack(0) | 国内政治 | 更新情報をチェックする

2009年09月14日

「金融大崩壊」

 リーマン・ショックから明日で1年になるから、というわけじゃないのだが、たまたま書店で目についたNHK出版の新書を買って読んだ。昨年12月に出た本なので内容はやや古いながら、平易な言葉で昨年来の金融危機が解説されていて、とても読みやすかった。

 アメリカを金融帝国に造り上げたルービン元財務長官とグリーンスパン前FRB議長の責任を指摘、アメリカ中心、ドルが基軸通貨の時代は終わってEUが世界の中心になっていくと予想し、日本については公共投資を実施しても景気のテコ入れにはならず、需要回復の活路は海外の新興国にあると指摘している。

 サブプライムローン・ビジネスの仕組みについては「返済の可能性が低い人に融資をつける。それを証券化して転売していけば、自分のところにリスクは残らない。残るのは儲けだけ」とスッキリ説明されている。

 昨年来の金融危機とは何ぞや? そして日本にとってどんな影響があるのかを知りたいと思っている人にはお勧めできる。ただし、全く予備知識がないと難しいかも。後半はちょっとダレ気味にも感じた(自分の知識不足のせいかもしれない)。

 著者の水野和夫さんには一度だけお目にかかったことがある(当然ながら向こうは覚えていないだろう)。当時は国際証券(現三菱UFJ証券)のエコノミストで、持論を理路整然と説明してくれたのがとても印象的だった。

 国際証券と言えば中堅証券会社。当時は野村、大和、日興、そしてあの山一が四大証券会社と称され、中堅どころとは随分格差を感じ、ひそかに『こんな優秀な人がなぜ大手証券にいないんだろう』と思ったものだった。こうして頻繁にメディアに登場する有名人になったのもいわば当然。あと何年かしたら、政府に招かれて経済政策を担当しているんじゃないかと予想しておく。

金融大崩壊―「アメリカ金融帝国」の終焉 (生活人新書)

 
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2009年09月07日

業務連絡

 今回、8月中旬に新規契約したケータイだけ持ってきてしまい、これまで使ってきたケータイを家に置いてきてしまいました。私への連絡はPCのメールアドレス宛にお願いします(ケータイに転送されます)。

 私に緊急連絡の必要がある人はこのブログの存在を知っている人ばかりだと思うのでここに書いておけば大丈夫だとは思いますが、私にメールを送っても返事が来ないと困っている人を知っていたら、その旨伝えてください。どうもすみません、よろしくお願いします。
posted by らくだ at 09:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ、訂正など | 更新情報をチェックする

現地集合

 この夏は夫の顔をロクに見ていないような気がする。私がアイスランドに出発した時は東北に出かけていたし、帰ってきたら関西に行っていた。その後も数回は旅に出ていると思う。

 つい「しばらく見ないうちに、ひょっとしてハゲた?」なんてポロッと言ってしまった。夫の顔(というか頭)を忘れていたようだ。(><)

 9月に入ってようやく2人に予定が調整でき、出かけることになった。しかし、計画を立てだすといろいろと問題が浮上、そもそも2人の使う切符が違う。そこで現地集合、現地解散になった。しかも現地で一緒に観光するのはどうやら半日だけ。そんなわけで私は今、1人で弘前にいる。夜に合流するはずの夫は山梨の大月に向かっている。
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2009年09月02日

IMF!?からの笑えるメール

 スパムメールフォルダをチェックしていて面白い英文メールを見つけた。差出人はIMF(国際通貨基金)国際決済部のスミス・リー氏になっている。

 しかし、このメールによると、IMFの国際決済部があるのはなぜか中国・広東省の東莞だし、リー氏のメールアドレスはIMFのドメインじゃなくてヤフー・チャイナのフリーメール。それにもかかわらず、なり切りぶりが徹底していて楽しく読んだ♪ 内容はだいたい以下の通り。

 私が何かの手続きを不完全なまま放置しているため、受け取れるはずのお金が銀行口座に振り込まれないままになっている。私たち(IMF)は関連金融機関の合意に基づき、あなたにこのメールを送っている。私たちがあなたに送るキャッシュカードを使えば、これまで受け取れなかったお金を世界中のどこでも引き出すことができるので、ぜひ以下の情報を返信メールにて送るべし−−だって。

 それで求められているのは(1)氏名(2)電話&FAX番号(3)現住所(4)年齢と職業。これだけで詐欺に遭うとは考えにくいのだが、個人情報を悪用されることはほぼ100%確実だろう。

 最後には「あなたが滞りなく支払いを受け取れるよう、他の個人や企業にはこの話を伝えてはいけません」とか「あなたの問題についての問い合わせコードはATM-3914なので、カードセンターに問い合わせる際にはこのコードを伝えて下さい」なんてもっともらしいことが書いてあるのだけど、こんなバカらしいメールに引っかかる人はいるのかな? かなり笑えた。
  
posted by らくだ at 22:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年09月01日

生かさず殺さず

 選挙結果を受けて群馬県に建設される八ッ場ダムの問題がクローズアップされている。民主党のマニュフェスト通りに建設は中止されるんだろうか? 川原湯温泉に何回か足を運んでいる私にしては複雑な胸中だ。

 もともと大型公共事業には否定的な私、八ッ場ダムを建設する物理的な必要性はないという話をどこかで読んだこともあって、八ッ場ダム問題についてほとんど知らないなりに建設には反対の立場だった。住みなれた土地を追われる川原湯温泉の人たちも当然反対なんだろうと思っていた。

 ところが、現地でたまたま会って話をした高齢者の方はまったく違っていた。いわく「50年以上も前から建設計画が持ち上がっていて、自分自身だって反対運動にも参加した。しかし、それをすべて乗り越えた上でダムを建設して自分たちが移転することに合意したんだから、それがすべて。いまさら反対なんて言っているのは都会に住んでいる部外者だけ」と言われ、自分の単純思考を恥じた。

 その方は、覚悟ができたからには早く新天地での生活を始めたいのに、一向に計画が進まないことにいらだっていた。ポツリと漏れた「自分たちは何をしたわけでもないのに、何十年も生かさず殺さずの状態に置かれている」という言葉にギクリとした。

 川原湯温泉観光協会の公式サイトにも8月31日の項に「僕たちは、新しく街を造る事を国と約束しダム建設に泣く泣く合意した。それを、政党が変わったからと言っていきなり中止と言うのは許される事ではない」「58年間かけた『すごろく』でもう少しで上がる処まで来て振り出しになるなんて受け入れられない」という部分があり、ずっしりとした重みを感じる。

 何年も前に耳にした「生かさず殺さず」の期間が、民主党の勝利によってさらに長くなってしまうなんてあんまりだ。結局のところ、政権交代で翻弄され、一番の負担を強いられるのは弱者だ。
 
posted by らくだ at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(2) | 国内政治 | 更新情報をチェックする