このところ私自身があまり走れていないのが理由の一つだ。夏場はいつも走る距離がガクンと落ちるのだが、今年はかなり長めの旅行に出かけていたこともあり、さらにサボり体質になっている。フルマラソン復帰どころか10Kも走れそうにない…。
出場選手の名前をほとんど知らないってのも一因だ。男子は佐藤敦之選手だけだったかな、名前と顔が一致する人。北京オリンピックの際、最下位でゴールしたあと、トラックに向かって深々と頭を下げたのがすごく印象的だった。あの日があったからこそ今回の入賞があったのだと思う。おめでとうございます(といってもゴールシーンは見ていなくて、後で知った)。
女性陣は渋井陽子選手が欠場してしまったので知らない人ばかり。それだけ選手層に厚みが増したってことなんだろう。事前に全然騒がれていない選手が2位に入ってしまったのは爽快だ。でも、こちらはゴールシーンを見ていたので、中国の白雪選手に追い抜かれたのが残念でならない。あと少しだったのに。
でも、マラソン競技にくぎ付けになれなかった最大の理由は他のところにありそう。ちまちましたコースだ。1周10キロの周回コースを4周ちょっと。同じ眺めがしょっちゅう出てくる。飽きた。ブランデンブルク門も最初と最後だけにした方が感動できそう。
テレビを見ている人たちにベルリンをPRするつもりで、ぐるっと大周りコースにしていろんなところ見せてくれればいいのに。夫に「クーダムは絶対出てくるよ」なんて話していたら大外れだった。
あのコースは交通規制区間や警備範囲を狭くできるメリットはあるんだろうけれど、テレビを見ている人へのサービス精神が感じられなかったな。
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