2009年07月20日

100歳以上のアメリカ人のネット利用統計

 100歳以上のアメリカ人の3%がツイッターを使っているというロイター電の記事を見て興味を持った。どうもネットをつかいこなしているスーパー100歳が多いらしい。この記事だとサンプル数が分からないので調査結果の原文(PDFファイル)を調べてみた。

 インターネットを使っている人は21%だから5人に1人以上いることになる。週に1回以上メールを送っている人は10%。音楽のダウンロードをしている人は4%いた。私が使っていないサービスでは、写真共有サイトの利用者が12%、ツイッターは最初に書いた通り3%。

 健康のために運動をしている人も多い。ウォーキング&ハイキングが50%、自転車8%、ランニング3%、ヨガ&太極拳9%。ボランティア活動をしている人が3分の1もいる。アメリカ人の"never too late"精神をこの調査に見たような気がする。100歳になってもなお好奇心を失わない素敵な高齢者に敬意を表したい。

 サンプルは99歳以上の健康な高齢者105人で調査は4月13日から22日にかけて。それほどサンプル数が多いとは言えないけれど傾向は明らかだ。日本で同じような調査をやったら、多分ネットやメールの利用率は携帯電話を含めてもずっと低いのではないだろうか。人間はどうやって好奇心を失っていくのだろうと考えさせられた。
 
posted by らくだ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする