2009年06月09日

ワニ招きの記事

 日曜日に地下鉄の中で週刊ポストの中吊り広告に目がいった。「白人ヌーディスト 群馬の名湯『混浴露天風呂に集結中』」ってやつ。すぐに水上近くにある宝川温泉のことで、先日のトリップアドバイザーの調査(4月2日付の当ブログ記事「外国人注目の日本の観光スポット」を参照)がネタモトになっているって察しがついた。

 見出しだけで大げさな記事だってことは分かっていたけれど、書店でさらっと立ち読み(私も物好きだ…)をしてビックリ仰天した。掲載されているのは海外のどこかのヌーディトビーチらしき写真。しかも、記事内容を読むと週刊ポストの記者は2時間粘ってもお目当ての白人女性は見られなかったという、なんともお粗末な内容。

 どこが「集結」なんだい! こんな記事を書く方も載せる方も恥ずかしくないのかなぁとあきれ返った。トリップアドバイザーの調査を基にして、こんなテキトーな記事を仕上げられるのも才能のひとつなんだろうか。 

 こんな記事が出ると、興味本位で宝川温泉を訪ねる人が絶対に増えるはず。これから宝川温泉に集結するのは「白人」ではなくて「ワニ」だと思う。

(注)混浴風呂で女性を待ち構えて長時間粘る人のことを昨年あたりから「ワニ」とか「ワニ男」とか呼ぶようになった。水辺に潜んで獲物を待ち構えるイメージから? 瞬きせずに女性をガン見するので、ワニを見分けるのは簡単。
posted by らくだ at 18:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 温泉・温浴 | 更新情報をチェックする