2009年06月30日

消えたサービス

 ガーン。Ask.jpの検索サービスが6月25日で終わっていたことに今気付いた。ブログ検索では一番使っていたのに。

 どうもグーグルのブログ検索は使いにくい。探している記事がピタリと出てこない。テクノラティもイマイチ。ヤフーのブログ検索は使ったこともない。何か新しいのを探さなくちゃ。使えるブログ検索をご存じの方はぜひ教えてください。

 考えてみると、私がAskの検索サービスを使ったところでAsk.jp社に直接お金が入るわけじゃない。広告は多分、1回もクリックしていないし。もちろん他のところで収入はあったはずだが、それを見込んで無料のサービスを提供するのは割に合わないって経営判断だろう。今後は法人向けソリューションに特化するんだそうだ。

 要するに広告収入をあてにしての個人向け無料サービスが立ちいかなくなっているってこと。これも一種の「web2.0のなれの果て」といえなくもない。業界の淘汰はこれからが本番になりそうだ。果たしてAsk.jpに替わるサービスを見つけられるだろうか? これから月末月初のルーティンを片付けるのに苦労しそうだ。
 
posted by らくだ at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする

2009年06月29日

ざまあみろ

 なんて書くと自分の性格の悪さがあからさまになってしまいそうだが、もともとそういうブログだから気にしないで書く。ニュースを見ていて久しぶりに爽快な気分になった。横須賀市長選挙の話だ。

 実をいうと、そんな選挙があったことも知らなかった。しかも自民、公明、民主が現職候補(旧自治省出身で在任36年)を支持!? 小泉さんのおひざ元で民主が自民と同じ候補者を支持とはねぇ。小泉さん自身も応援演説をしたそうだ。民主党はよく「政権交代!」なんて掛け声を上げられるもんだと苦笑した。

 で、その現職が破れて33歳の市議が当選した。どんな人だか知らないし期待できるのかどうかも分からないが、「しがらみの無さ」をアピールしたというところが良い。

 1週間ほど前に始まった東国原擁立騒動以来というもの政界は「小泉劇場」どころか「学芸会」みたいになっている。有権者はそれに踊らされるほどバカじゃないってことが示されてホッとした。

 世論調査の結果だって、消去法的に「麻生サンだったら鳩山サンのほうがマシ」程度だってこと。「何がなんでも鳩山サンを首相にしたい」と思っている有権者がそれほどいるとは思えない。少なくとも私の周りには皆無だ。そのあたりを見誤ると民主党は痛い目を見そうだ。鳩山さんには「友愛」なんていう歯の浮くような言葉だけじゃ、おまんまは食えないんだよ!と言ってあげよう。
 
posted by らくだ at 20:59 | Comment(0) | TrackBack(1) | 国内政治 | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

2人のスター

 一世を風靡した人気者のファラ・フォーセットとマイケル・ジャクソンが相次いで亡くなった。自分の中にある70年代と80年代の思い出が、ほんの少しながらさらさらと音を立てて出て行ったような気がする。しかも出て行くときにチクリとどこかを刺して行った。

 2人とも決して好きなタイプではない。ファラ・フォーセット(私はファラ・フォーセット・メジャーズという名前のほうが馴染みがある)は、お世辞にも演技がうまいとはいえなかったし、わざとらしく口を開けて歯を見せたあの笑顔が好きになれなかった。彼女は結局のところ「ピンナップガール」「チャーリーズエンジェルの人」以上にはなれなかった。

 ファンには怒られそうだが、マイケル・ジャクソンのパフォーマンスに足を踏みならしてブーイングをしたこともある。スリラーが出る少し前のこと、スティービー・ワンダーの武道館公演に行ったら本人は風邪をひいたとかで途中で楽屋に戻り、代役として若かったマイケルが出てきて1、2曲歌い、スティービー・ワンダーの歌を聴きに来ていた私たち観客から大ブーイングを浴びたのだった。

 それからほどなくしてスリラーが爆発的に売れ、私は偉そうに「あの時のブーイングが彼を育てた」なんて解説していた。マイケル・ジャクソンのアルバムで唯一買ったのがスリラーだ。

 彼の音楽はそれほど好きじゃなかったけれど、音楽を「聴くもの」から「見るもの」に変えたという点で彼は歴史を変えたと思う。特にスリラーのプロモーションビデオはとてもよくできていて、何回見ても飽きなかった。ジョン・ランディス監督(ブルースブラザーズ)が手掛けただけのことはあった。

 スリラー以降、彼の顔はどんどん変わり、奇行が報じられるようになり、裁判沙汰になったり、顔を隠したり、訳が分からなくなった。あまりにも早く頂点を極めすぎてしまったんだろうか。アルバム「BAD」の出来も平凡だったし、たまにテレビやネットで見る顔は、新婚時代だってとても幸せには見えなかった。最近の話題は「金欠」とか「顔が溶け始めた」など、ほとんど東スポが扱うようなネタばかりだった。

 一方のファラ・フォーセットは肛門ガンが全身に転移していたそうだ。ほかの人達のガン治療に役立ちたいという思いからガンと戦う自らの姿をTVドキュメンタリー化することを願って実現したと聞いた。チャラチャラしたTVタレントだと思っていたが、最後に気骨を見せてもらった。長年のパートナーだったライアン・オニールに看取られて亡くなった一方、オニールとの間にできた息子は薬物使用で逮捕されて拘置・矯正中。親の最期を見届けられなかったそう。

 2人が人気絶頂だったころ、こんな亡くなり方をするなんて全く予想していなかったよ。2人の早すぎる死に合掌。
 
posted by らくだ at 20:50 | Comment(2) | TrackBack(0) | 書評・芸能など | 更新情報をチェックする

2009年06月24日

キツネとタヌキの…

 東国原知事が自民党から衆院選への出馬を打診されて「次期総裁候補として…」と条件を出したって話、きのうの段階では『ただ断るんじゃ面白みがないからウケを狙っての発言』なのかと思った。そうしたら本人は出る気満々だったらしい。

 マスコミのはしゃぎっぷりが半端じゃない。○○さんがそう言った、××さんはこういってると、細切れ情報がいろいろ出てくるのだが、正直いって私は根本的なところが理解できていない。

 仮に東国原さんが出馬するとして、次期総裁候補として選挙を戦うってどういうことなんだろう? 自民党に入って「次期総裁選に出ます」って宣言するのが候補? それとも推薦人を20人(だったと記憶している)集めた段階で候補といえるのかな? 東国原さんは推薦人集めとその後の票集めの根回しまで要求しているのだろうか? それとも「神の声」ってことで総裁選抜きで総裁に就任するためのコンセンサス作りをおねだり? 

 彼のスゴイところは腰の低さ、謙虚さ。あそこまでいけば敵をつくりにくい。政治家向きといえるんだろう。でも、私にとっては「選挙をお戦いになるおつもりが…」などと不自然な日本語が不気味だし、心の底では何を考えているんだろうと勘ぐってしまう。

 国政への野心はあっても「自民党をどげんかせんといかん」なんて気持ちがあるとは思えない。そんな人が総裁候補ねぇ。しかも、全国知事会のマニフェストを自民党のマニフェストにすべて盛り込むという条件を出したことで、宮崎県知事の職を任期半ばで辞する言い訳もできる。よく考えられているなぁと感心した。

 彼のやり方は東南アジアやアラブの市場での買い物を思い出させる。最初に値段を聞くとすごい吹っかけてくる。それを十分の一くらいに値切るところから始めて、少しずつ譲歩して値段交渉を成立させるわけ。果たして落とし所はどのあたりなんだろう? 一部で報じられているように総務相のポスト? それにしたってうまい取引だ。

 一方の自民党、のどから手が出るほど欲しいのは東国原さんの人気だけ。政策なんて二の次三の次に思える。もちろん知事会のマニュフェストなんてお荷物でしかない。もともと自民党は宮崎県知事選の際に対立候補を応援していたんだし。東国原人気で選挙を乗り切れると読んでいるんだろうか。有権者も舐められたもんだ。今回の騒動で党内の亀裂はさらに各方面に広がっているみたいで、自民党の末期的症状がひどくなっているように思う。

 こんなキツネとタヌキの化かし合いというか茶番劇は、有権者の1人として情けない。
posted by らくだ at 23:17 | Comment(4) | TrackBack(0) | 国内政治 | 更新情報をチェックする

2009年06月22日

ユニクロ・カレンダー



 10日に公開されたユニクロのブログパーツ「ユニクロ・カレンダー」を右サイドバーに加えてみた。写真の右下にマウスを当てると音量調節のバーが出てくるので、音が出ても構わない人は音楽を鳴らしてみてください。音楽が写真とマッチしていて、私はとても気に入っている。すでに頭の中で音楽がエンドレスに流れている状態だ。

 画像は最初、ミニチュアのおもちゃを使っているのかと思った。あ、もちろん、サイドバーの画像を見ているんじゃなくて、ブログパーツをクリックして大きな画像を見てのこと。J−CASTニュースによると、特殊なレンズを使って撮影しているので、そうみえるんだとか。

 これから季節に合わせて風景が変わっていくのかな。ちょっと楽しみではある(大きな写真で見たい人はブログパーツそのものか、この記事1行目のリンクをクリックしてください)。サイズが2種類しかないので、自由に調節できるともっと嬉しいな。

 このブログパーツがどれだけユニクロのビジネスに役立つのか分からないが、企業イメージにとってはプラスになりそうだ。
posted by らくだ at 20:56 | Comment(0) | TrackBack(1) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする

2009年06月21日

Web2.0のなれの果て?

ちょっと前に話題になっていた梅田望夫さんのインタビューをようやく読んだ。それに前後して関連のある本も読んだ。読んだ順番は次の通り。

(1)ウェブはバカと暇人のもの
ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)

(2)ITメディアニュース「日本のWebは『残念』梅田望夫さんに聞く(前編)

(3)ルポ米国発ブログ革命
ルポ 米国発ブログ革命 (集英社新書)

 どれも興味深く読んだ。(1)はタイトルで関心をひくタイプの本といえそうだが、内容も「ネットの世界は気持ち悪すぎる」と言い切っているのは小気味よい。著者がニュースサイトを運営しているとのことなので自虐的な本ともいえそう。「無給で情報をアップする者と、彼らのアップした情報を無料で活用し、カネを得るものが共存する構図」という表現にはわが身を振り返って苦笑させられた。

 「ウェブ進化論」で時代の寵児となった?(2)の梅田さんがネット上でボコボコにされたのは昨年の秋だったっけ…。彼のいわんとすることは何となく分からないでもない。

 私は今年に入ってから英語圏のブログを以前よりもフォローするようになった。ブックマークしていない新規のブログに限れば、日本語よりも英語を見ている方が多いくらい。感じるのは実名&顔写真出しのブログが多いこと、個人の趣味ブログはもちろん、ある程度アクセスの多いブログでもコメント欄で冷静なやり取りが多いことだ。

 たぶん梅田さんの残念感は(3)で紹介されているような動きが日本では見られないことなんだろう。この本はアメリカのメディアと政治におけるブログの話なんだけど、「日本ではしぼんじゃった感のあるWEB2.0という花がアメリカでは見事に咲いたんだ。うらやましいな〜」と思ったもん。

 日本もこんな風に(例えばブロガー主催のオフ会に次期首相候補がそろって出席するなど)なるんだろうか、っていうと全く期待していない。なぜかっていうと、梅田さんがかつて期待していた?日本の「最先端・最高峰の一流の人たち」の多くはネットで発信することに価値を見出していないから。むしろネットは「暇人の遊び」と認識して冷やかなまなざしを送っているのではないかな? こんなことを書くと、また(1)の話に戻ってしまうのだけど。

 私が自覚している「残念感」は梅田さんとは多分ずいぶん違うものだと思う。私が失望したのは一部の「最先端・最高峰の人たち」だ。そういう「上の人」たちが「情報を無料で活用し、カネを得る」だけに飽き足らず、私の想像をはるかに超えた方法でウェブを悪用するのに心底嫌気がさした。私がもう一つのブログをやめた理由はまさにそこにある。どんな立場の人のどんな行動が私を絶望させたかは、そのうち書くつもり。

 とにかく今私はネットの世界に疲れていて、(1)と(2)はタイムリーな内容に感じられてそれぞれ共感できる部分があった。「もう、やってらんね〜」と開き直っていたところへ(3)を読み、喝を入れられた気分だ。

 関心のある方はぜひご一読を。順番は(3)を最後にするのをお勧め。取りあえずネットで読める(2)から読んでみてはいかが? 
posted by らくだ at 18:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評・芸能など | 更新情報をチェックする

2009年06月19日

ビーチでは「ワニに注意」

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 ケアンズ近くのパームコーブ・ビーチで見た看板。安全のためにビーチに立っている2本の旗の間で泳ぐようにと呼びかけている。そして、この海域にいる恐れのある生物が3つ載っている。右の鮫と中央のクラゲは分かる。

 しかし、左側のワニにはビックリした。ワニは沼や川など淡水地域に生息するもんだと思っていた。ワニが波に乗って泳いでいたり、ビーチでゴロ寝したりなんて想像すると、怖いというよりもちょっと楽しくなっちゃう。

 下の写真は遊泳地域から離れたビーチなので、ワニがいてもおかしくないはずなのだが、幸か不幸か海の中にもビーチにもワニはいなかった。ビーチから百メートルも離れていない道路には「カンガルーに注意」の交通標識もあった。さすが動物大国と感心した。

 とはいえ、オーストラリアに行ったにもかかわらず、カンガルーもコアラも見ず、カンガルーとワニの肉を食べただけで帰ってきた。

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posted by らくだ at 00:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

オーストラリア

 このところブログをさぼっていたのは、コンチネンタル航空のアワード(無料航空券)を利用してオーストラリア・ケアンズにいってきたから。

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ユーカリの林。空が異常に青い

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ミラミラという高原の町の近くにある展望台「ミラミラ・ルックアウト」からの眺め

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レーベンスホーという町で日曜日だけ走っている2C2のSLは1925年製

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同車内の様子。ちゃんとした古い客車も連結されている

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レーベンスホーの近くにあるイノット温泉。川底から温泉がわいている。60度以上ある。これは朝方撮ったもので日中は湯気はそれほど目立たない。なもんで無防備に踏み込んで「あっちっち〜」と飛び上がったら、家族連れのお父さん(この上の写真で緑色の帽子をかぶっている人)に大爆笑されてしまった。この野湯のほか宿泊施設内に屋外プールと室内プールあり

425キロ走って最後の最後、空港まであと3キロのGSでベコった…○| ̄|_
posted by らくだ at 22:29 | Comment(5) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2009年06月16日

2度目の破産

 温泉関係のことはなるべくこのブログには書くのをやめようと思っていたのにまた書いてしまう。ちょっと特別なニュースがあった。かねてより注目していた札幌のスーパー銭湯「ワンディ・スパ」が破産した(6月16日付北海道新聞)。経営がかなりヤバイ状態にあることは昨年の初めから知っていた(参考)から、個人的には『予想よりも長持ちしたなぁ』という印象だ。

 札幌地裁が破産手続きの開始を決定した今日(6月16日)、いきなり営業を打ち切ったそうで、閉館を知らずに訪れた入浴客もいたとか(札幌テレビ放送)。6月16日夜の段階で公式サイトにはなんの告知もない。知らない人がいてもおかしくない。回数券などは利用できなくなる見込みだという。

 私の知る限り、温浴業界ってのはこういう回数券の不良債権化がかなりある。回数券を「有効期限なし」とうたって大幅安売りしておいて、前触れもなく閉館したところもあった。業界団体もないに等しいから消費者を救済する制度もない。回数券を持っている施設がいきなり閉館したら泣き寝入りするしかない。かなりいい加減な業界といえるんじゃないだろうか。

 その中でもワンディ・スパの破たんは感慨深い。ワンディ・スパ社長の父親は北海道拓殖銀行の破たんの一因ともなったソフィアグループの創設者。美容室の「ソフィア中村」といえば聞いたことがある人もいるのではないだろうか。

 旧拓銀から巨額の融資を受けて温浴事業に参入、1988年に「札幌テルメ」を開業するが経営はうまくいかず、旧拓銀から追加融資を受けて大型ホテルを開業しテコ入れをはかったが経営は苦しくなる一方。札幌テルメは98年に自己破産して営業停止した(現在では山梨の洋菓子メーカー、シャトレーゼ傘下でガトーキングダム・サッポロの「スパ&リゾート フェアリー・フォンテーヌ」として営業している)。

 そのソフィアグループが2000年3月に設立したのがワンディ・スパだ。しかし、運営施設は3、4年ほど前には札幌市内に少なくとも3カ所はあったと記憶しているのだが、現在は1カ所のみ。北海道の三笠市と大阪のりんくうタウンへの進出計画も、工事半ばで資金難のため撤退。これまでの経緯をみると、このグループというか中村一族はどうも温浴事業には向いていないように思えるのだが、3度目の挑戦はあるのだろうか?
posted by らくだ at 22:54 | Comment(3) | TrackBack(0) | 温泉・温浴 | 更新情報をチェックする

2009年06月09日

ワニ招きの記事

 日曜日に地下鉄の中で週刊ポストの中吊り広告に目がいった。「白人ヌーディスト 群馬の名湯『混浴露天風呂に集結中』」ってやつ。すぐに水上近くにある宝川温泉のことで、先日のトリップアドバイザーの調査(4月2日付の当ブログ記事「外国人注目の日本の観光スポット」を参照)がネタモトになっているって察しがついた。

 見出しだけで大げさな記事だってことは分かっていたけれど、書店でさらっと立ち読み(私も物好きだ…)をしてビックリ仰天した。掲載されているのは海外のどこかのヌーディトビーチらしき写真。しかも、記事内容を読むと週刊ポストの記者は2時間粘ってもお目当ての白人女性は見られなかったという、なんともお粗末な内容。

 どこが「集結」なんだい! こんな記事を書く方も載せる方も恥ずかしくないのかなぁとあきれ返った。トリップアドバイザーの調査を基にして、こんなテキトーな記事を仕上げられるのも才能のひとつなんだろうか。 

 こんな記事が出ると、興味本位で宝川温泉を訪ねる人が絶対に増えるはず。これから宝川温泉に集結するのは「白人」ではなくて「ワニ」だと思う。

(注)混浴風呂で女性を待ち構えて長時間粘る人のことを昨年あたりから「ワニ」とか「ワニ男」とか呼ぶようになった。水辺に潜んで獲物を待ち構えるイメージから? 瞬きせずに女性をガン見するので、ワニを見分けるのは簡単。
posted by らくだ at 18:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 温泉・温浴 | 更新情報をチェックする

2009年06月08日

緑茶フレーバーのコーラ

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 新しく発売された緑茶フレーバーのコーラを見つけて買ってみた。別にコーラが好きなわけじゃない。ペットボトル入りのコーラなんて何年も買っていない。単なる好奇心と、「カロリーゼロ」「カテキン入り」の文字にひかれたわけ。

 何日も前から話題になっていたと思っていたのに、正式な発売日は今日だそうで、初物を手に入れたことになる。スーパーで84円。ほかのコーラ類と同じだった。

 お味の方は、最初『あれ、普通のコーラと同じような…』と感じた次の瞬間、舌が渋みを感知した。これがカテキンの緑茶フレーバーってやつですか。この微妙な渋みが好みの人もいるだろう。私は普通のコーラの方がいいな。1度でいいや。
posted by らくだ at 23:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする

2009年06月06日

江ノ電

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 4、5年ぶりに会う友人2人と一緒に、鎌倉の友人(これまた4、5年ぶり)をお見舞いした。しばらく会っていない人たち、しかも2人とも過去に1回しか会っていないので、待ち合わせ場所で顔が分かるドキドキ。1人が携帯を忘れ、1人が待ち合わせ場所を間違え、一時はハラハラしたものの、無事に集合できた。
 
 ご近所名物「栗まん」を持参したのに、食べ物の持ち込みは厳しく制限されている様子。残念ながら持ち帰ってきた。本やお花を持参していた2人に比べ、なんて気がきかないんだろうとちょっと自己嫌悪に陥った。
 
 帰り道に江ノ電に乗って稲村ケ崎の温泉へ。江ノ電に乗るのは何年ぶりだろう? 少なくとも過去10年は乗っていないはず。昔と変わらない木の床の車両があってなんだか嬉しかった。

 温泉は海岸近くながらレストランの裏手で、露天風呂は山側にあるのがちょっと残念だった。お湯は良質ということで3人の意見が一致した。
posted by らくだ at 23:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2009年06月04日

懐かしのヒーロー

 朝方開いたヤフーのトップ画面。かなりふっくらした顔の男性の顔写真が載っていて、その下に「ウアルカイシ」の名前を見つけて一瞬固まってしまった。20年前のヒーロー(という言葉は安っぽいけれど)だった。

 なんて懐かしい名前なんだろう。20年前も丸顔だったけれど、それにしても随分太って変わってしまったな。「あの人は今」というニュースなのかと思ったら、天安門事件から20年のこの時期に亡命先の台湾からマカオ経由で中国への入国を図ったと知り、体が震える思いだった。

 私は20年前に香港に住んでいた。天安門広場での民主化運動の高まりを背景にジョルダーノ(ユニクロみたいな店)が民主化運動のリーダーの顔写真を入れたTシャツを売り出し、私はこのウアルカイシのTシャツを買った。王丹のは売り切れていて、ウアルカイシのLLサイズのTシャツだけ売れ残っていたのだ。ワンピースみたいな長さのTシャツを着て歩いていたっけ。こう書くとみっともなくて恥ずかしいと思うのだが、当時はそのTシャツを着ていることが誇らしかった。

 過去20年で自分はいろいろと変わってしまった。仕事、住まい、友達、家族、変わっていないものはごくわずか。それなのに、この人は何一つ変わらず中国の民主化に人生を捧げている。天安門事件から20周年を機会に中国入りを目指すなんて、自らを犠牲にしたアピールとも思える。

 ウアルカイシらはいち早く海外に逃れていたことで、天安門事件以降は「自分だけ逃げて学生を見殺しにした」などと容赦ない批判を浴びせられた。「私腹を肥やした」なんていう話もあったように記憶している。今になってみると、やはりリーダーというのは凡人とは違うのだと思う。自分だったらとっくに易きに流されている。

 マカオでの入国は拒否されたとのこと。中国に入っていたらそのまま行方不明なんてことがあるかもしれず、彼の身を考えれば入国拒否にあったのはよかった。けれど、祖国に戻らせて家族に会せてあげたいし、天安門広場に行かせてあげたい。

 5月に行った北京、なんとなく自分の肌に合わない感じがしたのは、去勢されちゃったというと表現が悪いかもしれないが、どことなくおとなしくて「中国人民のあふれるエネルギー」みたいなものが伝わってこなかったから。もう、20年前のようなパワーに満ちた民主化運動は起きないのだろうか?
posted by らくだ at 21:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

音無しケータイ

 毎日天気が悪くてカビが生えそうだ。今日は一瞬晴れるのかと思ったのに、フェイントをかけられた。こんな天気だと、どんよりとした気分になってしまう。

 湿気が関係しているとも思えないが、携帯電話が壊れているのに気付いた。音が全然出なくなった。そういえば、メール着信音を昨日あたりから聞いていない。今朝になって通話の着信時に音が鳴らなかったのに気付いて確認したら、通話、メール、アラームだけじゃなく、写真撮影時のシャッター音も切れている。どこをどういじっても復活しない。

 ソフトバンクのスパボ分割がやっと終わったと思ったらこれだ。夫の携帯も1カ月余り前に壊れたばかり。こっちはまったく電源が入らなくなった。2年くらいで壊れるようにできているのかな?

 幸いにして(?)私の携帯は音が出ない以外の機能はやられていない様子。これから夏にかけて出費が続くこともあり、ずっとマナーモードにしたままで使い続けるつもりだ。いちおうショップに持って行ってみるか。
 
posted by らくだ at 22:25 | Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする