小湯山はSARSが流行ったときに専門病院が作られてたことで有名になったが、古くから知られている温泉地でもある。中でも有名なのはこの九華山荘。あたり一面全部温泉。もちろん水着が必要だ。
入浴料は一番安いコースで151元(2200円)もする。日本だったら絶対に使わない金額だ。しかも同じ路線バスに乗っていたちりちりパーマにヨレヨレの紙袋を持ったおばさん(どうみても富裕層に見えなかった)が来ていたりする。なんだかよくわからない。さすが中国だけあって敷地は広く、この自家用モノレールで1周するのに10分余りかかった。モノレールは無料。
もっと高い温泉にも行ったし、温泉関連のハードカバーの本も買ったし、旅行中に誕生日を迎えた夫に全聚徳の北京ダックをごちそうしたし、かなり散財したことにあとで気付いた。
同じ小湯山にあるこの小湯山村浴池はぐっと庶民的。それでも貸切風呂が1時間で30元(450円)というのは高いと思った。ちゃんと料金表が掲示されており、ぼられているわけじゃない。最初に50元払い、退出時に20元の返金があった。
北京の胡同を歩いていてたまたま見つけた「大衆浴場」。要するに銭湯だ。入浴料は8元(120円)。地下鉄が一律2元(30元)だから、この程度なら私の許容範囲内かな。サウナは無料。真ん中の6元は何だろう? 午前8時から午後11時まで営業。どんなところか入ってみたかったのだがタオルなどを持ち歩いていなかったし、時間もなかったので諦めた。