そんな我が家も1月にパソコンを買い替え、内蔵チューナーで地デジが見られるようになった。前のパソコンでもモニター上に小さくテレビ画面を出して作業をしていることがあり、新しいパソコンもそんな風に使っていた。以前に比べると確かに画像はキレイだと思っていた。
それがある日、プツリとテレビが見られなくなった。「テレビ信号がありません」とエラーメッセージが出てくる。次いで「アンテナの接続を確かめてください」という。短めのアンテナを無理やりつないでいたのがいけなかったのかと思って新しいのを買ってきたけれどダメだった。
しばらく忙しくてそのままにしていたのだが、GW前に富士通のカスタマーサポートにメールを送って解決方法を尋ねてみた。返信メールの指示に従ってテレビチューナドライバの更新をしたのだが、状況は一向に改善しない。
メールの指示に従ってもダメなら電話しろ、というので電話サポートを依頼する。言われた通りに1時間以上かけて設定を数通りやり直したのだが、エラーメッセージは変わらない。いざとなったらリカバリも視野に入れて…という話になり、ふと受信契約の話になった。
えっ、そんなの全然考えていなかった。アンテナを刺せば見られるんじゃないの? 第一、リビングのアナログテレビはちゃんと映るんだし…。しかし、一抹の不安を感じ、「マンション全体の地デジ対応がどうなっているか調べてみます」と返事をし、北京旅行を挟んで次回は16日に電話をもらうことになっていた。
そこで、今日、マンションの管理人さんに聞いてみた。
らくだ:「新しく買ったパソコンでテレビを見ていたのに、急に見られなくなっちゃったんですけど、テレビ受信のことって誰に伺えばいいんでしょう?」というわけで、なんとも恥ずかしい話だった。あわてて富士通のカスタマーサポートにメールを送って事情を説明し謝罪、16日の電話サポートの予約をキャンセルしてもらった。折り返し「ご繁忙のおり、ご丁寧に結果をご連絡いただき、ありがとうございます」と丁寧なメールが来て恐縮している。
管理人:「普通のテレビ? 地デジ? あ、うちのマンション、まだ地デジに対応してないのよ。あと2年くらいあるでしょ。J−COMに入っている人は見られるけど、ケーブルテレビ入ってないとまだなの」
らくだ:「え〜っ、地デジはアンテナ刺すだけじゃ見られないんですか? 3カ月くらい見れたのに、あれは何だったんだろう?」
管理人:「きっとJ−COMが、最初見せてやったのにいつまでたっても契約しない、って見切りをつけたんじゃないの? ヒャハハ…」
らくだ:「えっ、J−COMのお情けで見せてもらっていたのかぁ…」
わざわざJ−COMに加入する気にもなれず、マンションが地デジ対応になるまで「ながら仕事」はできそうにない。