2008年12月31日

「休」と「廃」

「休業」と「廃業」、「休止」と「廃止」、「休刊」と「廃刊」、それぞれを比べると、やはり「廃」の字を使ったほうがインパクトが大きい。なんでこんなことにこだわるかっていうと、3年3カ月続けてきたもう一つのブログをやめることにしたからだ。挨拶に何て書くか迷ってしまった。

 過去ログを残すから「閉鎖」じゃないし、ブログを「廃止」って表現も馴染まない。「休止」と「停止」で迷った末に「休止」にした。どちらもなんとなく再開への含みが感じられるズルイ言葉だ。

 いつもは雑誌が休刊するなんていうニュースを見ると「休刊なんて都合のいい言葉使っていないで廃刊て書け!ったく…」と思うのに、いざわが身になってみると、このありさまだ。自分で自分を笑うしかない。アハハ…。

 言い訳はできる。商業的な定期刊行物はいったん発表したら決定を翻すのは難しい。私の場合「やめるのやめた」と言えばそれまでだもんね(でも、その可能性は限りなく小さそうだ)。

 思いついて始めるのは簡単、惰性で続けるのもどうにかできる。やめるのは始める時よりもずっとエネルギーが必要だった。ここ数日間というものメールを書き続けているのにまだ終わらない。ブログに寄せられるコメントとトラックバックの受付を停止するのに、2400余りもある記事の設定を一つ一つ変える必要があった。気が遠くなるほど時間がかかった。

 この面倒な作業が終わったら、ようやく新しい自分になれそうな気がする。2009年はそこまで来ている。
posted by らくだ at 18:00 | Comment(0) | TrackBack(1) | 話題 | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

キリン堂薬局

20081230.jpg

池袋西口、サンシャイン通り近く。
閉店してからしばらくたつ。
以前はシャッターが半分開いていることもあった。
今日は年末だからか、それとも取り壊しが近いのか
人の気配もなく、ビルの間でひっそりと居心地悪そうだった。

posted by らくだ at 21:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2008年12月25日

今どきのパソコン

 家電量販店でちょっと恥ずかしい思いをした。義母と夫と私の使うパソコン3台を一斉に買い換えようという話が持ち上がっている。トラブル対応をする際に同じパソコンを使っていれば話が分かりやすくていいだろうというのが理由だ。

 それで久しぶりにデスクトップパソコンを見に行った。デスクトップでもテレビ機能を重視したやつは結構大型、パソコンを前面に押し出しているのは結構コンパクトだ。「最近のはキーボードもマウスもワイヤレスなんだね」と話していて、ふとハードディスクがないのに気づいた。

「あれ、ハードディスクはどこに置いてあるんですか?」と聞いたら、最近の機種はモニターの裏側にハードディスクが入っているのが多いという。え〜っ! 知らない間にそんなに仕様が変わっていたなんて…。そんな浦島太郎な人は私たちだけだろうか?  

 それにしても薄い。ここがハードディスクだと聞いても信じられないくらいだ。技術ってそんなに進歩を続けているのだと感心した。

 今使っているパソコンのハードディスクは夏場なんてかなり熱を持つのに、モニターとの一体型で大丈夫なんだろうか。ちょっと不安ながら省スペースを図れるのは魅力的だ。これから検討して来年の早いうちに新しいパソコンを買うことになりそうだ。
posted by らくだ at 23:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2008年12月24日

おでんクリスマス

 独身者の夢を壊すようで申し訳ない。我が家のクリスマスイブディナーは、昨日仕込んだ「おでん」だった。要するに普段のメニューだ。待てよ、昨年の冬は一回もおでんを作っていないし足掛け2日も煮込んでいるのだから、ある意味ではご馳走と言ってもよさそうだ。

 クリスマスケーキもなく、食後のデザートは夫の大好物のシュークリームにした。健康診断で夫の中性脂肪が基準を大きく超えたので、秋からずっと禁止令を出していた。先日の再検査で正常値まで戻ったのと、今日はクリスマスイブだからということで、数カ月ぶりにシュークリームを買ってきた。

 振り返れば、一緒になったころはそれなりに頑張ってビーフシチューとかパエリアとか作っていたんだけどね。きょうだって夫が料理当番だったら(当番は1日交代制)、それらしい料理を作ってくれたのかもしれない。はい、私はズボラ妻です。
posted by らくだ at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2008年12月20日

空き巣気分

 父が突然入院したと思ったら4日目に死去し、葬儀が終わって一段落したところまでは書いた。やっと一息つけると思っていたら、大変だったのは葬儀のあとだった(以下は12月1日に書いた「一段落」の続きであり、今日の日記というわけではありません)。

 父は長いこと1人暮らしをしていて、私は実家の細かいことはサッパリといっていいほど分からない。お隣さんの方が詳しいくらいだ。入院直後に父が「通帳と印鑑は…」と隠し場所を言い始めた時は、看護師さんが「あまり話しちゃだめですよ」とやさしくさえぎった。肺の酸素吸引力が弱っているので、なるべく会話を控えるようにということだった。

 こっちも、そんなに早く逝くとは思っていなかったので「そんなのあとでいいよ〜」なんてのんきなことを言っていた。それに「えっ、どこにあるの?」なんて根掘り葉掘り聞いたら、いかにも『もう危ない』って言うのと同じじゃない? 

 本人も遺言というよりも入院費を心配して話しておこうと思ったに違いない。どうも危ないと分かったときには既に込み入った会話はできない状態だった。こんな展開はドリフのコントの中だけの話だと思っていた。

 せめて貴重品と植物だけでも我が家に持ってきておこうと実家に行く(これはもう何日も前の話)。勝手が分からない家で引き出しを開けて中をあさるってのは、自分の家に空き巣に入ったかのような感覚だ。貴重品は父の部屋にあるはずとしらみつぶしに探し回り、碁盤の下から通帳、碁石の中と髭剃りの袋の中から印鑑を見つけ、そのほかの重要そうな書類と一緒に持ち帰った。

 そもそも都営墓地を利用するのだって、使用許可書がないと相手にしてもらえない。霊園の管理事務所に電話を掛けたらチンプンカンプンであせった。今年分の霊園使用料の領収証でもいいと言ってくれたが、そんなものがどこにあるのかも皆目見当がつかない。幸い持ち帰った書類の中に使用許可書があった。

 持ち帰った通帳には定期的に年金が振り込まれていたので、振込みを停止するように実家のある市役所に電話したところ、我が家の最寄りの社会保険事務所に問い合わせるように言われた。父の住まいの近くではなくて我が家の近くで手続きする仕組みとは知らなかった。

 電話してみると、10月と11月分の年金は受け取る権利があるという。私が「父の年金が欲しいわけじゃなくて、今後、振込みを停止して欲しいだけです」って言っているのに、代理人として受け取る手続きについて長々と説明してくれた。

 本当は金銭的な支援関係がないと受け取れない様子。私が「金銭的な支援・被支援関係は原則的にありませんでした」と言ったら「それでしたら病院の人か近所の人にでも、あなたがお父さんの入院などの面倒を見ていたという証明を文書の形でしてもらってください」という。しかも父の除籍謄本、私の戸籍謄本ほかいろいろな書類を提出しないといけない。

 だから、そんな面倒な手続きをしたくないし、10月分と11月分の年金も振込みを止めてもらってもいいと説明したら、既に振り込みは止められないという。なんだ、自動で振り込まれるんだったら、代理受け取りの手続きなんてしないでそのままにしておけばいいじゃない。電話の人は「キチンと手続きをしていただかないと困ります…」と言っていたが、そのままにしておくつもりだ。

 電話をかけた本来の目的である支給停止については、父の基礎年金番号を電話で告げるだけ。電話の向こうでカチャカチャとキーボードを叩く音がしたと思ったら「はい、これで来年2月の振込みはありません」と言われてあっけなく終わった。こっちの手続きこそ、届出用紙が必要なんじゃ…。この手続きのアンバランスさには面食らった。

 それを知った夫は「払う方よりも、もらう方を先に止めるなんて信じられない」と呆れ顔。そういうもんかな。私としては後になってから社会保険庁が「払いすぎた年金返せ〜」なんて言ってきたら嫌だな〜思ったから止めたんだけど。夫は早速NHKに電話して受信契約の解除を申し込んでいた。

 これを読んでいる皆さん、元気なうちに貴重品の場所や取り扱いを家族に告げておきましょう。まさかの事態が起きたときに家族が時間を無駄にしないで済みます。

 葬儀で利用した外資系葬儀会社の話題はそのうち。順番が逆になってしまった。
posted by らくだ at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

障害のお詫び

 事後報告です。12月19日の12時35分から20日の2時までの半日近く、当ブログの閲覧ができなくなっていました。データセンターにおける設備障害(電源設備からの発煙及び電源供給障害)が原因だそうです。上記時間帯にアクセスを試みた皆様、どうも申し訳ありません。
posted by らくだ at 08:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ、訂正など | 更新情報をチェックする

2008年12月18日

車窓の富士山

車窓の富士山

 日帰り出張?で西へ。福山雅治は空と海(海と空だっけ?)の青さの違いに泣いたりするそうだが、私は富士山の西側斜面に泣いたりした。あの曲線が美しすぎて涙が出てきた。いままであまり気をつけて見ていなかったのだが、きょうは心に染みた。こんな美しい山、世界中探したってそうそうないだろうと、ちょっと誇らしい気持ちにもなった。

 走行中の東海道線の車窓から撮ったのでちょっとブレ気味。
posted by らくだ at 23:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2008年12月17日

「男の隠れ家」の末路

 雑誌「男の隠れ家」などを出版していた(株)あいであらいふがつぶれた(帝国データバンクの倒産速報)。「頭で儲ける時代」なんて雑誌を出しながら、24億6000万円もの負債を抱えてつぶれたってんだから皮肉な話だ。

 しかし、細々と雑誌を出しているような零細出版社の負債が25億円近くにも達するんだろうか。それとも裏に何かあるんだろうか。訳の分からない話ではある。しかも、上記リンク先の倒産速報には「『男の隠れ家』が販売部数を伸ばした2007年9月期には年売上高約6億3000万円を計上していた」と、まるでつい最近まで売り上げが好調だったかのような記載がある。ますます分からない。

 昔からこのブログを読んでいる人だったら、あるいは覚えているかもしれない。私が以前、「男の隠れ家」にひどい目に遭ったことを。ある特集ページに協力したら、掲載誌を送ってこないのはもちろん、貸した資料や紙焼きの写真も返却してくれない。取材を受けたのは編集部の人じゃなくてフリーライターの人からで、彼女にメールや電話で資料などの返却をお願いしたら着信拒否に遭った。

 仕方なく編集部に相談したものの「もう郵便で返送したと言っているから数日中に届く」とか「郵送したのだが、そちらの住所を間違えて書いて送り主のライターに返送されてしまった」とか「ライターが離婚して引っ越した。円満離婚ではないから前の家に写真を取りに帰れない」とか、問い合わせるたびにいろいろな言い訳を言ってきた。夫がブチ切れて電話で怒鳴り込んだら、小出しにしながら全て戻ってきた。全部で数カ月かかったっけ。

 そんなことがあったので、「男の隠れ家」の発行元が倒産したと聞いても、『あぁ、やっぱりね。いい加減なところだもんね』としか思えなかった。ただ、最後に対応してくれた編集長(今も同じ人かどうかは不明)は、少なくとも私にはまともな人に思えた。あの人の無事を祈りたい。

 つぶれて欲しい出版社というか、つぶれるべき悪徳出版社はほかにもある。ネットリテラシーの欠片もない腐った人間のいる出版社はつぶれるしかないと思う。あと何年かすれば、実現するような気がしてきた。

【追記】男の隠れ家は新たな版元により、2009年5月末発売号で復活した。書店で見つけてビックリ(2009年6月2日追記)

【過去の関連記事】「男の隠れ家」が来た! (2005年4月14日)
posted by らくだ at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | 更新情報をチェックする

2008年12月13日

テスト

新規投稿がトップページに反映されない様子なのでテスト。
再構築が不要になったのは嬉しいのだが、
こういう時には再構築をしたい。
posted by らくだ at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ、訂正など | 更新情報をチェックする

アウトプットが足りない



 ベストセラー「脳を生かす仕事術」(茂木健一郎)を衝動的に買って読んだ。数時間でさらっと読める本ながら、教えられることは多かった。

 特に気になったのは「感覚系」と「運動系」を均衡させる話。「感覚系」というのは五感で情報を入力して理解すること、「運動系」というのはそれを実践することで、要するにインプットとアウトプットの関係だ。

 インターネットなどメディアの発展が進んだ現在は自然にインプットが多くなっているので、意識的にアウトプットをしてバランスをとることで仕事の能力が鍛えられるという。

 なるほど〜と深くうなずいた。私にとってこのブログはアウトプットの場のひとつ。それでも目いっぱい出力しているかっていうと、絶対にそんなことはない。『あ、こんなことを書いたらおもしろいかも』と思いつつ、闇に葬ってきたネタは数しれない。言い訳はたくさんある。『いい加減なことは書けないからもっと調べなくちゃ』とか『こんな日非難めいたことを書くとコメント欄が荒れるんじゃないか』とか『別に書いたって何が変わるわけじゃないし、書かなくたって同じだ』といった具合。こうして文字にしてみると、どうしようもない低レベルの言い訳だ。

 とりあえずアウトプットをすることが大切だと著者はいう。そのうえで少しずつ修正を重ねて完成に近づけていけばいいのだと。インプットはテレビやパソコンの前にいれば無意識のうちにできるけれど、アウトプットは意識的にする習慣をつけなくては満足に身につかないのだから。インとアウトのサイクルがうまく回ることで、仕事の能力向上にもつながるという。痛いところをつかれた。

 この本を買ったのは、最寄り駅前の小さな本屋に平積みで誇らしげに5冊ほど置いてあったから。以前この店で働いていた人(もう辞めたらしい)が「話題の本はみんな大型書店に行っちゃって、うちみたいに小さな本屋にはなかなか回ってこないんですよ」とぼやいていたのを思い出し、ちょっと嬉しくなって買ってしまった。内容が気になったのではなく、ベストセラーが零細書店にあったという事実に喜んで買った本はこれが初めてだ。

 著者の茂木健一郎については「テレビに出ているもじゃ頭のおっさん」くらいの認識しかなかった(す、すみません)。ビジネス書のベストセラーを買うのってなんだか気恥ずかしいのだが、ベストセラーになるにはそれなりの理由があるのだと納得した。

 しかし、こんなことを書くとブログの更新をさぼりにくくなりそうで、自分で自分の首を絞めているような気がする。

【参考】茂木健一郎氏のブログ「クオリア日記」
posted by らくだ at 15:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書評・芸能など | 更新情報をチェックする

2008年12月12日

アジアの注目旅行地ランキング

 世界最大級の旅行クチコミサイト・トリップアドバイザーが「これから注目されるアジアの観光地」ベスト20を発表した。ランキングの内容は以下の通り。
1 位 バンドン(Bandung)、インドネシア
2 位 バタンガス(Batangas)、フィリピン
3 位 タガイタイ(Tagaytay)、フィリピン
4 位 ラオアグ(Laoag)、フィリピン
5 位 ジョグジャカルタ(Yogyakarta)、インドネシア
6 位 黄山(Huangshan)、中国
7 位 シアヌークビル(Sihanoukville)、カンボジア
8 位 ヴィエンチャン(Viang Chan)、ラオス
9 位 函館、日本
10 位 コーヒョン(Kaohsiung)、台湾=高雄のこと?
11 位 スービック(Subic)、フィリピン
12 位 クアラトレンガヌ(Kuala Terengganu)、マレーシア
13 位 エル ニド(El Nido)、フィリピン
14 位 長野、日本
15 位 メルシン(Mersing)、マレーシア
16 位 ダグパン(Dagupan)、フィリピン
17 位 ウナワトゥナ(Unawatuna)、スリランカ
18 位 パトン(Patong)、タイ
19 位 ジャカルタ(Jakarta)、インドネシア
20 位 高山、日本
 偶然にも1位のバンドン、19位のジャカルタ、20位の高山は今年訪ねた。しかし、バンドンねぇ。私は周辺の温泉を回るのが目的だったからいいとして、バンドン自体は交通渋滞が激しくて空気の悪い町っていう印象しかなかった。バンドンを出るときなんてバスで30キロ進むのに1時間以上かかった。バンドン訪問を目的に日本からわざわざ行くところとも思えなかったので1位は意外だ。

 フィリピンが6カ所も入っているのもビックリ。スービックといえば、観光地というよりもかつての海軍基地のイメージが大きい。こういうときに自分の年を感じる…。学生時代に行ったバタンガスとダグパンも、それほどの観光地とは思えなかった。バタンガスはミンドロ島に渡るのに通り過ぎただけだ。久しぶりにフィリピンのビーチにで行って、のんびりと海をながめたくなった。

 日本の函館、長野、高山はなんとなく納得できる顔ぶれ。「これから注目される」ってところで京都・奈良・広島あたりは圏外なんだろう。10月半ばに行った高山は外国人の観光客がやたら多かったな。ドル円はまだ103円台だったから、今は客足が減っているんだろうか。
 
 中国やタイは1カ所のみ、韓国やインド、ベトナムは1カ所も入っていないという、ちょっと不思議なランキングではあった。今回が初集計だそうで、来年以降定期的に実施するのかどうか不明だ。

【参考】トリップアドバイザーのプレスリリース(PDFファイル)
posted by らくだ at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする

2008年12月11日

2009年の手帳

手帳2009

 11月下旬から何かとあわただしくて、やっと来年の手帳を買った。高橋書店の手帳はこれで6冊目と愛用している(写真左が今年の、右が買ってきた来年用)。

 気分的には使ったことのない緑系、それも鮮やかな黄緑色の手帳が欲しかった。残念ながら緑系のはなく、これまた使ったことのないピンクにした。大きさも一回り大きくなった。今年の手帳が872円、新しいのが945円。大きさだけじゃなく厚さも違う。新しいのは11月から始まっていた。去年のは12月24日から。11月分なんていらないから薄く&軽くしてくれればいいのに。

 ネット上のグーグル・カレンダーで各種予定を色分けして管理するようになったここ1、2年、私の手帳依存度はかなり低下している。それでもグーグル・カレンダーはオフラインでは使えない(フリーソフトのSunbirdを使えばローカルでも更新できるらしいが、まだ試していない)ので、手帳はやはり大切だ。

 手帳を替えるだけで古い自分を脱ぎ捨てて新しく生まれ変わったような気分になる。あたしって単純だ。手帳だけじゃなく、来年は心機一転の年にしなくちゃ。
posted by らくだ at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2008年12月09日

12月9日の雑感

■米トリビューン倒産
 トリビューンがチャプター11の適用を申請した。LAタイムズは良質な新聞だと思っているし、サイトも結構頻繁にチェックしている(シカゴ・トリビューンは知らない)。いくら良質な紙面を作っていても、それで儲かるっていうと話は別ということを改めて思い知らされた。

 新聞記者は「社会の木鐸」なんていわれても結局のところはサラリーマンだし、報道は商業活動なのだ。考えてみると、趣味ブロガーの方がある意味報道に対して純粋といえるかもしれない。

■リストラの嵐
 数年前に見たテレビをふと思い出した。非正規雇用の2人が交替して1人分の仕事をする「ワークシェアリング」を紹介していた。オランダの話だったかな。日本でも推進すれば子育て中の女性らがパートタイムで働きやすくなるという内容だった。そのときは『ふ〜ん、いい話じゃない』とバラ色に思えたのだが…。

 今にしてみると、非正規雇用が増えた結果企業が首切りをしやすくなっただけにも思える。非正規雇用でコスト削減がはかれた一面はあるんだろうけれど、正規雇用を絞って人材育成がおろそかになり、将来の担い手がいなくてお先真っ暗なんて話はないのか気になってしょうがない。

■文は人なり?
 もう1つのブログでお世話になった人たちを訪ねて挨拶して回っている。何回もメールを交換(本名も書いて)した人に会って「えっ、女性だったんですか!? いや〜男の人だとばかり思っていました」と驚かれることが続いて苦笑した。

 どうも自分の文章の書き方がいけないらしい。確かに最初の頃はもうちょっとくだけた文体だった。今みたいに素っ気ない文体にしたのはアクセスが増えちゃったからだ。揚げ足取りなど訳もなく絡んでくる人たちを防ぐため、なるべくシンプルに書く癖がついた。

 さすがにコメント欄は1対1のやりとりだし、少しは親しみをこめている(つもり)。女性だってことは一目瞭然のはず。コメント欄を読んだ上で私のことを「オネエ系」だと思っている人もいるのか、ちょっと興味がある。今度「女の人だったんですか!」と驚く人がいたら、コメント欄を読んだことがあるかどうかきいてみよう。

 まったく別の文体で別人になりきって別ブログってのもおもしろいかも。何通りか書き分けられる自信はある。

■プリンターと布団の関係
 義母が使っているプリンターが使えなくなったという。エプソンの複合機で印刷もコピーもできないそうだ。この季節にプリンターが使えないと数百枚の年賀状の宛名を手書きしなくてはならない。

 我が家ではエプソンのプリンターを使っていない。勝手が分からないながらに「使えなくなる前と環境は何も変わっていないんですか?」と聞いてみた。義母は一瞬考えて「布団の上げ下ろしをした…」という。悪いけれどどうにも我慢できず涙が出るまで笑ってしまった(どうもすみません)。笑いすぎて涙が出たのは久しぶりだ。あとになって考えてみると布団の上げ下ろしで埃が詰まったのが原因なんてことがあるかもしれず、バカ笑いして大変失礼なことをしてしまった。反省している。
posted by らくだ at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(1) | 話題 | 更新情報をチェックする

2008年12月08日

内閣支持率

 麻生内閣の支持率が出揃った。こんなに一斉に出てくるなんて不思議でしょうがないのはおいておくとして、だいたい21−25%の範囲に落ち着いた。水準としてはすごい低さだとは思う。それでも2つの投げ出し内閣の後で就任時からパッとしたところが一切なかったから、正直言って大して驚かなかった。自民党はNo We Can'tといいながら静かに終わりつつあるのだ。

 私は麻生サンをまったく支持していない。ハッキリいって嫌いだ。それでも、ま、ちょっと可哀想だなと思うところはある。マスコミの間ではちょっと前から麻生サンを「漢字が読めない」と叩くのが流行っている。そんなに頻繁に間違えているのか情けないと思ったら、数カ月前の誤読が今になって注目されている例もある。いったん「漢字が読めない」とレッテルを貼られると、重箱の隅をつつくようにそれに合う事例ばかり穿り返されるのは他人事ながら怖い。

 あと時期的にも麻生サンは不運だった。消費マインドが急速に落ち込んでいるのは、アメリカから始まった金融恐慌の影響も大きい。麻生サンじゃなくたって景気は悪くなっていたのだ。景気対策(二次補正予算案)が遅れているとか給付金が笑いモノになっているっていうのは麻生内閣の問題だけど、それじゃ小沢サンに交代すれば景気が回復するかっていうと、そんなにうまくいくはずない。

 前にも書いたと思う。人にはベストポジションがある。私に言わせれば安倍サンは幹事長、福田サンは官房長官。麻生サンはちょっと思いつかないのよね。強いていえば「ナンバー2集団の1人」ってところ。「首相の顔」をしている人が思い浮かばない。世論調査で首相にしたい人を尋ねるといまだに小泉サンて答える人が多いのもそういうことなんだろう。

 野党を見渡すと、個人的には小沢サンよりも志位サンにやらせてみたい。深い根拠はない。なんとなくの話。
posted by らくだ at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内政治 | 更新情報をチェックする

2008年12月05日

ソフトバンク携帯がサービス改悪を撤回

 11月8日に書いた「ソフトバンク携帯のサービス改悪」の続き。来年の2月から「Yahoo! ケータイ」のトップページにアクセスするだけで課金されることに憤慨していたのだが、ソフトバンクモバイルが有料化の計画を撤回した(12月3日のプレスリリース)。

 プレスリリースには有料化を見送った理由は書いていないものの、ITmediaには「お客様から多数の意見をいただいたため」と理由が記されている。直接ショップに行く時間がなくて電話で「携帯電話でネットを閲覧することはないので、『戻る』ボタンを1回多く押してもyahoo!ケータイのトップページにつながらないようにしてほしい」と要望を寄せておいた。同じような人が多かったんだろう。これで2月以降も安心してケータイを使うことができる。

 有料化するんだったら、「戻る」ボタンを1回多く押すだけでyahoo! ケータイのトップページにつながっちゃうのを遮断するのが先決問題。
posted by らくだ at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 話題 | 更新情報をチェックする