2008年11月24日

「テロなら断じて許せない」

 元厚生事務次官とその家族の連続殺傷事件はもちろん卑劣な犯行であったことはいうまでもない。しかし、政治家が「テロなら断じて許せない」などと発言していたのはどことなく違和感があった。

 ふと思い出したのは先日の2件のひき逃げ事件だ。酔っ払った運転手が被害者を引きずったまま数キロ走って逃走、被害者が死亡した痛ましい事件。あれが「テロ」だなんていう人は誰もいないけれど、私にとっては同じように「断じて許せない」事件だった。庶民感覚では宅配便を装った人間に刺される可能性よりも、道端でひき逃げされる可能性の方が大きいってのもある。

 連続殺傷事件の犯人は昨日自首、これまで伝えられているところによると、年金テロではなくて何十年も前にペットを保健所に殺されたことを逆恨みしての犯行だという。それじゃ、年金テロじゃなかったから少しは救いがあるのかというと、そんなもんでもないだろう。特に被害者の家族・遺族にとっては、どんな事件であろうとも「断じて許せない」はず。

 結局のところ、政治家や官僚が対象になった殺人事件は庶民対象の事件よりも重大で許せないっていう意味だよね。そんなの当たり前と言ってしまえばそれまでだけど。ここ数日バタバタしていてニュースを見る暇もないのだが、「テロなら断じて許せない」などと言っていた人たちが、犯人の逮捕後に何て言っているのか知りたいもんだ。
posted by らくだ at 23:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | 国内ニュース | 更新情報をチェックする

無題

 3連休中は朝から晩までずっとバタバタしていた。電話が鳴るたびにギクッとする。父の容体の悪さをハッキリと認識したのは、連休明けにならないと出勤しないと聞いていた主治医がきのう、きょうと出勤して診てくれたからだ。

 きのうまではチューブで鼻から酸素を入れていたのが、今朝からは酸素吸入マスクになった。本人はいたってしっかりしていて、マスクをこじ開けてのど飴を口に入れ、「マスクの形が顔に合わなくて痛い」と看護師さんを呼んだかと思うと、テレビのチャンネルを水戸黄門に替えて見入っている。酸素吸入マスクや点滴、尿管などを付けていなければ、いつものようにスタスタ歩き出しそうな勢いだ。

 先生に言わせると、これだけの低酸素状態でこんなにしっかりしている患者は見たことがないそうだ。定年退職してからネパールやパキスタンに計20回ほど遠征して5000〜6000メートル級の山々をあちこち歩き回ってきたので体が低酸素に慣れているらしく、先生も「驚異的」と言っている。

 そんなハードな山歩きはできなくなったけれど、来年は一緒に南米アンデスの山を見に行けたら、と思っていた。私に今できることは、現在のステロイド治療の効果が出ることを祈ることぐらいしかない。
posted by らくだ at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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