2008年11月05日

祝オバマ当選

 バラク・オバマ上院議員が次期米大統領に当選した。今回は集計のゴタゴタもなく、すっきりとした政権交代になりそうで安心した。民主党支持の私としては素直に嬉しい。

 大統領予備選に黒人が初めて立候補したのは1972年(シャーリー・チゾム下院議員=女性)だから、それから36年かかってようやく黒人大統領が実現したことになる。このチゾムさんは2005年に亡くなったそうで、あと3年長生きしてオバマ当選を見てほしかった。

 ジェシー・ジャクソン師が84年と88年の予備選に立候補したのは私もよく覚えている。彼も話はうまい。同時にどうしようもなく泥臭い。それに比べオバマ氏は半分白人なのだから当然といえば当然ながら、話し方や立ち居振る舞いなど、どこから見てもハイソサエティの人間だ(ジャクソン師がオバマ嫌いといわれるのも何となく分かる)。大統領になったらますます白人ぽくなっていくような予感がする。それでも一生「黒人初」がつきまとうんだろうな。

 そういえば、ここ1年あまりというものブッシュ現大統領の姿をテレビや新聞で見る機会がめっきり減った。健康不安説のある金正日のほうがずっと過去の映像などを目にする機会が多い。マスコミにとっては「レームダックに用はない」んだろうけれど、それにしてもちょっとひどくないですか?
posted by らくだ at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国際ニュース | 更新情報をチェックする