2008年08月30日

姫ご乱心

 民主党ってのは笑える人材を集めることにかけては文句なく第一党だ。姫井由美子議員が「やめるのやめた」ニュースには私の想像を超えたものがあった。

 おかしいと思ったんだよね。改革クラブの面子を見ると、なぜか姫だけ意外感がある。きっと政党要件を満たす人数の5人目が見つからず、な〜んにも考えていなさそうな姫をおだてれば乗ってくるだろうと白羽の矢が立ったに違いない。

 前日まで「記者会見でお話します」って言ってた姫は、その記者会見を無断ですっぽかした。そんなの前代未聞だ。記者会見のためにスタイリストだか美容師まで呼んでいたというのが笑えた。

 あとになってから別の記者会見にボサボサ頭で現れて「やめるのやめます」だもんね。有権者への裏切り行為だと指摘されたことを理由に挙げていたけれど、そんなこといちいち指摘されなくちゃ分からないのかな。

 改革クラブへの参加をやめれば、それはそれで4人への裏切りにもなることは理解しているのだろうか。政治家とかいう前に人間として終わっているとしか思えない。

 民主党もこんな人を慰留するリスクを考えなかったんだろうか。どうも「改革クラブを4人にして政党交付金や企業献金を受け取れなくする」っていう目先の意地悪な考えを最優先したように思えてしょうがない。

 肝心の姫が「私って改革クラブにも誘われるし、民主党幹部からは直々に慰留されるし、人気者で困っちゃうわ♪」と勘違いしていないことを祈る。どうせ次の選挙では落ちるだろうから、今のうちにさらに常識はずれの“ご活躍”をすることを密かに期待している。

 こんなことを書くと誤解を招くかもしれないけれど、この姫とか山本モナとか、自分の立場を省みず他人への配慮も一切抜きで好き勝手なことをできる人って、ある意味すごく羨ましい。
posted by らくだ at 22:01 | TrackBack(1) | 国内ニュース | 更新情報をチェックする