2008年07月08日

若者の海外旅行離れ

 朝日新聞に若者の海外旅行離れが進んでいるという記事が出ていた。これは私もひしひしと実感している。

 自分が海外旅行をしても、以前に比べて日本人の若者に会わなくなった。飛行機の中をみても個人旅行をしていそうな若者が少なく、熟年を中心とする団体客が目に付く(全体的な傾向として日本人が減って外国人が増えた)。バックパッカーをあまり見かけなくなった。

 私が海外旅行を始めた学生のころとは確かに時代が違う。インターネットで海外の新聞や雑誌の内容も読めるし、観光地の写真だって検索すれば好きなだけ見られる。世界中の知らない人とチャットやテレビ電話だって楽しめる。わざわざ海外に出かける必要はない、面倒くさい、と思うのも分からないでもない。

 でも、バーチャルはバーチャルだし、何もテレビや写真で何回も見た観光名所を見物することだけが旅ってわけでもない。私にとって旅の醍醐味は、観光名所見物よりもそこに行くまでの過程であったり、その国に住む人々の生活を垣間見ることにあったりする。知らない国で地下鉄やバスに乗って移動し、スーパーに入って商品を見たり物価を比べたり、レストランで食べたことのないものに挑戦する。町によって感じる匂いや音もある。実際に行ってみないと分からないことはたくさんある。

 もちろんそれらは中年になったって高齢者になったって海外に行けば経験できるのだが、若者の感受性ってのは全然違うはず。数十年後の自分と日本のために海外にどんどん出かけてほしい。「書を捨てよ、町へ出よう」じゃなくて「携帯を捨てよ、海外へ出よう」ってところだ。

【続報】若者の海外旅行離れ−その2(2009年7月21日)
 
posted by らくだ at 23:23 | Comment(10) | TrackBack(0) | 旅日記ほか旅関連 | 更新情報をチェックする
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