長野・飯山の仏壇通りにある展示試作館「奥信濃」には「極楽金箔トイレ」なるものがあった。ネットで知り合った友人に温泉めぐりのついでに案内してもらって個人的にはかなりウケた。
写真のようにあたり一面金箔が張られているのだが、トイレ自体はごく普通のシャワートイレ。ほかにもどこかで「黄金トイレ」を見た記憶がある(あるいは写真かテレビで見ただけかもしれない)。確か便器を含めて全体的に高級感の漂う造りになっていた。
ここのはどうみても普通のトイレにあとから金箔を張りつけてみましたって感じ。普通のシャワートイレと金箔とのチグハグ感というか、「徹し切れませんでした」という敗北感というか、「このぐらいで、ま、いっか」という適当さ(なんて書いたら悪いかな?)というかが絶妙で笑いを誘った。
ほんの数回会っただけで、私のツボにピタリとはまるものを分かっちゃう友人もすごいもんだ。そういえば初対面で分かっている人もいたっけ。こうしてみると、ネット上で駄文を垂れ流すのも意味がある行動なんだな。