普通なら障害が発生してから緊急メンテナンスを実施しそうなもんで、順番が逆なんて珍しいなぁと他人事のように思っていた。きょう(3日)の昼頃に復旧するとの予告は、3日朝の段階で「4日早朝の復旧を目指します」に書き換えられていた。つまり約48時間にわたってブログの更新も閲覧もできないってわけ。たとえ無料のサービスでも、そこまで酷い状態になったことはこれまでない。
とはいえ、不思議なことに全然イライラしない。1年前だったら、更新できないことに憤慨し、せっかくアクセスしてくれる人にメンテナンス画面を見せることに申し訳なさを感じてイライラを募らせていたと思う。今現在の心境は『自分で解決できるわけじゃなし、ジタバタしたってしょうがない』ってところだ。
ところが、訪問者にしてみれば、不可抗力でおきているトラブルかどうかなんてことは関係なく、私の努力でどうにかできる問題だと思っている人が多い。ブログ自体が閲覧できないからメールアドレスも見られないはずなのに「いつ見られますか?」とか「なぜ閉めちゃったんですか?」というメールが昨日の夜からポツポツ届くようになった。
正直にいう(書く)と、今回のトラブルで過去ログが全部飛んじゃえば、あっちのブログをスパッとやめる決心ができそうだって頭の片隅で考えていた。あっちのブログで自分が書いたものへの執着は特にないから消えてもいいやって思った。
何通かの問い合わせメールを読んで初めて、過去ログが飛んだら多くの人に協力してもらってブログを育てた軌跡も消失してしまうことの重大さに気づいた。このまま消えてしまったら、お礼も挨拶もできないや。私って恐ろしく罰当たりな人間なんだな。