選挙が終わってしばらくしてから「さくらパパ」のスキャンダルが出てきた時に『ほ〜らね。私の思った通りになったでしょ♪』と思ったのだが、そこから先の追求が与党・マスコミとも盛り上がらない。おかしいなぁと思っているうちに「虎退治をした姫」のスキャンダルまで出てきたから、『よ〜し、この調子だ』と思ったのに、こっちもダメ。おっと、ここまで書いて私は反自民だったことを思い出した。だから喜ぶべきかな。でも、自分の中ではどうもしっくりこない。
おまけに内閣改造をして臨時国会が始まったところで、お坊ちゃまが「もうやめる」と言い出した。何これ? 選挙直後ならまだしも、今この段階でそんなこと言い出すなんて、私のシナリオにはなかったぞ。テレビで「健康状態が悪い」と報道されているのを聞いて、「どこが悪いんだろう?」と言ったら、夫がすかさず「頭」と答えたので妙に納得した。
お坊ちゃまに期待していたことがあるとしたら、拉致問題の解決とは言わないまでも何らかの前進だった。相手のあることだから難しいのは分かっているとはいえ、就任時の期待(があったとして)はどこへやら。
そういえば、最近は拉致被害者家族をテレビで見る機会も減ったような気がする。水面下で何か前進があったのならいいのだが、目に見える解決への動きがないままのバトンタッチは残念。