確かにシラクやミッテランはジョギングってイメージじゃなかったから、新大統領の趣味に戸惑うのも分からないわけじゃない。でも、国営テレビに哲学者を引っ張りだしてきて、歩くことは敏感で精神的な行為だとか、ソクラテスや詩人のアーサー・ランボーその他の偉大な人物のように「歩く」べきだとか、ジョギングは体の管理というだけで瞑想とは関係ないとか言わせるというのがスゴイ。
記事には書いていないけれど、アメリカ的なものを一段低く見ているというようなところもあるのではないかと個人的には思った。サルコジのお気に入りがNYPDのTシャツだというからなおさら嫌われそうだ。
記事についているコメントをざっと読む限り、「バカバカしい」としてサルコジを応援するものが多いみたい。安心した。日本の政治家で走る人っていえばムネオとか東国原知事とか浅野史郎前知事くらいしか思い浮かばない。