2007年05月22日

名乗る自由、名乗らない自由

 最近ネット仲間の間で個人情報を明らかにするのがはやっているのだろうか。ここ2、3カ月というもの、本名と思われる署名入りのメールがなぜかたくさん届く。別に業務のメールじゃない。

 本名だろうとハンドルネームだろうと、受け取る私にしてみれば同じこと。返事を書くとき、本名宛てなら「○○○○様」ハンドルネームなら「○○○○さん」と書くのをマイルールにしている程度の違いしかない。ハンドルネームだから失礼なんて思ったことはもちろんない。

 ところが本名を名乗る人たちの中に、自分の個人情報をさらして私にも同じことを求める人が出てきた。先方からのメールにはその人の名前だけじゃなく、自宅住所、電話番号、携帯電話番号、携帯メールアドレス、勤務先住所、電話番号などが署名の形で記載されている。

 それだけでもちょっとひるむのだが、ここのところ数人から「こちらは本名も電話番号も教えているのだから、信用できる人間だって分かったでしょう。あなたのも教えてください。教えないなんて失礼だと思いませんか?」というようなメールが届いた。見なかったことにしてサクッと削除した。なんか怖い。

 私は「私にメールを送るなら本名や電話番号を書いてください」なんてお願いしたことは一切ない。名乗るのはその人たちの自由だけど、こちらにだって名乗らない自由があってもよさそうなもんだ。

 そもそも先方が教えてくる名前や連絡先が正しいかどうかだって分かったものじゃない。なんていったら疑りすぎだろうか。

 私がネット上で知り合った人に名前や住所を教えるのは、こちらから何か頼んで情報提供をしてもらうときか、あるいはネット上の知り合いと直接会うときだけだ。ネット活用の先輩からは「直接会うからって初対面で名前や住所を教えるなんて警戒心がなさすぎる」って怒られている。

 世の中いろんな人がいて、ネットの世界を気持ちよく泳ぐのはなかなか難しい。メールなんて1往復とはいわなくても3往復もすれば信用しても大丈夫か見極める自信があったのだが、最近その自信がちょっと揺らいでいる。
posted by らくだ at 23:57 | Comment(3) | TrackBack(0) | Web&ブログ | 更新情報をチェックする
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