2006年11月04日

バレーボールは恥ずかしい…

 テレビでバレーボールを見ても全然楽しめなくなった。年のせいだろうか。中学や高校の時は結構好きで、代々木体育館まで見に行ったこともあったのに。

 何がダメかって、一生懸命にやっている選手には悪いけど、あの一方的な応援がえげつない。会場ではマイクとスピーカーを使って(何を言っているのかまでは聞き取れないけど)、会場全体で一体化した応援を呼びかけている様子だ。

 正しいスポーツ観戦のあり方とは思えない。テレビで見ているだけで、なぜか恥ずかしくなってきて5分と見ていられない。あれなら勝って当たり前って気がしちゃう。対戦相手から抗議はないんだろうか。

 何年か前にサッカー日本代表が中東のどこかの国で試合をしたとき、やはり相手側の応援はスピーカーを使って音楽を流して応援していて、日本サイドの実況は、言葉は覚えていないけど「ずるい」と批判していたと記憶している。

 なんであそこまでして盛り上げなくちゃいけないんだろう。テレビ中継が盛り上がれば盛り上がるほど、こっちは反比例するかのようにさめていく。それに日本チームの実力もジリ貧になっているような気がする。逆にいうと実力の低下を補うためにテレビ局が別のところで必死に頑張っているって感じ。

 番宣に監督以下選手一同が駆り出されているのも疑問だ。なんで芸能人みたいなことをするのかな。選手にしてみたら、引退後の芸能界入りを念頭にして今からコネを作っておこうなんて計算が働いているんだろうか。

 サンスポのコラム「亀田の次は女子バレーボール」を読んで、同じように感じている人もいるんだと思った次第。
posted by らくだ at 23:01 | Comment(4) | TrackBack(0) | スポーツ | 更新情報をチェックする